数学が苦手であるということで、文系。そうでなければ理系、みたいな振り分けがされて、文系は、劣等感を持ちつつも、理系は単純すぎて、とか、デリカシーが足りない、などと言ったりする。しかし、できうる限り、数学など理系の学問について、努力を継続すべきで、放棄するのは、人生を味わうに、エライ機会損失をもたらすと思う。すこしずつ諦めずに努力するならば、着実に新しい発見があり、その視野は広がり、そうした姿勢が、世の中を良くする原動力となり、また、ヘンテコ詐欺師たちを、駆逐することにつながる。また、理系の連中も、文系分野を軽視するならば、とんでもない思い込みの世界に陥る危険性があり、それは、過去幾多の事件の発生が、それを実証している。バランス良く、人生を味わい生きて戴きたいものである。かく言う私は、因数分解で、あたかも物質の化学反応に見られる触媒のような「解答技法」のあることを知って、コーフンしているレベルであることを告白しておきたい。