デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

雪化粧の仙台

2023-01-27 06:17:28 | デラシネ日誌
日本列島を今年最大の寒波が覆っているということで、あちこち大変なようだが、横浜はそうでもない。昨日よりは寒くないのでは。冨岡公園までウォーキング。
12時の新幹線で仙台に向かうことにして、桑野塾まであまり時間ないので、号外を配信するほか、雑用を片づける。
東京駅地下で弁当購入、まいせんのごまだれカツ丼。680円という地下では最安値の弁当なのだが、なかなかいけた。
大宮と小山の間の架線にビニール袋がひっかかっているというので、新幹線は停まっていた。結局40分近く遅れて発車。別に今日はただ行くだけなので、どうってことはない。
14時過ぎに仙台着。そんな積もってはいないが、すっかり雪化粧。寒い。これじゃ雪は溶けないだろう。エスパルのカフェでコーヒーを飲んで、ひといきしてから、頼まれた日本酒を買って、バスで実家に向かう。
バス停から家までは坂道なので、転ばないようにゆっくり歩く。
16時過ぎに到着。ふたりともお変わりはないようでなにより。
夕飯はすきやき。今日は弟が鍋奉行をしてくれた。
猪木の特番を見たこともあり、新日のプロレスを見てしまう。二試合見たが、ずいぶん練られた構成にはしてあるが、やはり猪木のストロングスタイルとは違うな。そして猪木の柔らかさをあらためて感じる。柔道でも同じだが、柔らかいと受けることができる。いまのプロレトは攻め合いだけで、猪木のような受ける柔らかさというか、しなやかさに欠ける気がする。猪木の偉大さはそんなところにもあったんだろうな。
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仙台へは明日に

2023-01-26 05:52:08 | デラシネ日誌
冨岡公園までウォーキング。今日も寒い。浜空碑のまわりがとてもきれいになっている。またどなたかが掃除してくれたのだろうか?
寒波到来で、あちこち大変なことになっているようだが、春は確実に近づいているようだ。灯台もと暗しで、いままで気づかなかったが、庭の蝋梅がすっかり満開になっていた。そして梅の木もなんとなく桃色ずいてきたような・・

弟からライン、やはり今日の上京はやめるとのこと。楽しみにしていたのに・・それにともない自分も今日ではなく明日仙台入りすることにする。
やることはいろいろある。
来月のスケジュールをいろいろ埋めていたら、なにかとんでもないことになっている。例によって自分の首を絞めるようなことをやっている。先日提案したクラウンパレードの件がどうやら動き出そうな気配。たぶん明日には正式決定されるとのこと。これが動き出すとますます大変なことになりそうだが、自分がやりたくて進めた話、腕がなるというか、喜んで取り組みたい。
ただ原稿書きの方がいろいろ大変になるだろうな、いままでのように締め切りに合わせてではなく、先々早め早めに書いていかないと。
そういうことで、今日は原稿書きに集中。
ACC時代に一緒に仕事をしていたハンガリー人からメール、アーティストとしても、エージェントとしても働いてもらったが、会社をやめて5年にもなるのに、何の用事もなくても、こうして思い出してくれるというのはうれしいもんである。
2月の桑野塾の案内を出す。

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寒波の影響

2023-01-25 05:54:30 | デラシネ日誌
朝起きておそるおそる窓から外を見る、も雪は積もっていないようだ。ふだんよりは少し厚着してウォーキングにでかける。船溜池の朝日チェックポイントからなかなかいい光景が。

運河沿いで鳥の声が聞こえたので見上げると、わりと大きめの鳥がなにか誘うように啼いていた。

今日は採血。朝飯をつくってから病院へ。昨日よりは寒くないんじゃないかなと思ったが、最低気温の日となったようだ。
弟からメール、仙台はかなりの雪が降り、明日からの上京は見合わせるとのこと。写真も見たがそこそこ積もっていた。雪かきが大変だろう。上京にあわせて、仙台に行くことになっていたが、もしそうであれば一日ずらし行くことにしようかと思うが、弟には明朝の様子を見て、判断したらとラインしておく。
午前中にいつものように昨日撮ったコピーを整理、サーカス学会入会希望者へ返信、漂流民の会の名簿の訂正、サーカス学ゼミの案内などなど雑用。
昼飯を食べてからソファーで昼寝してから、先週見た猪木の特集の後半を見る。ラストマッチのあとの猪木のスピーチを聞き、そのあと藤原の回想コメントを聞いていたら、涙が出てきた。胡散臭いところもあったし、政治家になったり、紆余曲折、かなりブレもあったが、レスラーとしてはやはりすごかった。新日をたちあげて、佐山、前田、高田、藤原、橋本、蝶野、長州といったレスラーを育て、さらに外人レスラーが招聘できない時は、シンのような悪役をスターまでのしあげ、いまの格闘技につながる異種格闘戦を闘い抜き、それを自らの身体を武器にドラマをつくってきた。あれだけ自分を含め熱狂させたのだから。
早稲田の授業のレポートが到着。今年は10名。読むのが楽しみ。夕飯は鮭の粕汁。しばらくぶりで食べたな。こういう寒い日はぴったり。日本酒が美味かった。


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クラウンパレード始動

2023-01-24 05:52:17 | デラシネ日誌
10時過ぎに家を出て、まずは黄金町のコピー屋で、本2冊コピー。150ページ近くになる。こんなことをいつまでやっているのかと思うが、仕方がない。40分ぐらいかかる。これでだいぶ消耗してしまったかな。歩いて図書館へ。本を返却したあと、先日見た文化座の芝居「炎の人」の戯曲が読みたくなり、貸し出し。山下公園近くまで歩く。寒波が来ると大騒ぎしているが、今日は暖かい。急いで歩くと厚着してきたぶん汗ばんでしまう。前に入ったことがある立ち食いそば屋できつねそば。こんな高かったかな・・・美味いんだけど。
山下公園近くの喫茶店で、クラウンパレードについて説明、なにかできないかと打診。動き出すのは遅かったが、いよいよこれからだ。どうなるかはわからないが、感触は良かったのではと思うのだが・・
一緒に何かできるかどうかは、今週末には方向性が出てくるのではないかと思う。
帰り道ユーラシア文化会館で江上波夫コレクション展をやっていたので、観覧。先日の加耶展で見た馬具と、中央アジアの馬具がかなり違うのがなかなか面白かった。ウズベキスタンの絵画展もやっていたが、懐かしかった。

帰りも歩いて日ノ出町まで。吉田町のところにこんな看板が。いつのまにかにこんな通り名になったのだろう。

購入していた金沢区内でつかえる商品券が今月一杯なので、酒屋に寄って日本酒を購入。5000円ごとに1000円おまけになるので、割り得だったと思う。
17時すぎに帰宅。
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ブラッドランド上・下

2023-01-23 21:24:10 | 買った本・読んだ本
書名 「ブラッドランド  ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実」上・下
著者  ティモシー・スナイダー 布施由起子訳
出版社 筑摩書房  出版年 2015

桑野塾忘年会で武隈氏がとりあげた一冊。武隈氏はロシアのウクライナ侵攻が始まってから、ずっとこの問題にジャーナリストとして取り組むことになった。ロシア語ができ、ロシア事情に精通しているので、侵攻以降テレビ朝日の貴重な情報源となってきた。その彼がこの本をとりあげたので、読まなくてはと思った。
正直読むのがかなり辛かった。とにかくヒトラーとスターリンたちが行った虐殺の数々を読む中で、まじめに何度も吐き気に襲われた。このふたりはどれだけの人を殺せば気がすむのか、各地で行われた虐殺で亡くなった人たちの数が何千とかではなく、何百万という単位で出てくると神経がおかしくなるようだった。ウクライナ映画の「DAU」の凄惨なラストシーンがフィードバックしてきた。ヒトラーとスターリンが、著者がブラッドランド(流血地帯)名づけたロシア西南部、ウクライナ、ベラルーシ、ポーランド、バルト諸国で殺戮された人間が1400万人にのぼるという。何度も何度も読むのをやめようと思って本を閉じかけながらも、これは読まなくてはならないと思ったのは、やはり現在のロシアによるウクライナ侵攻の根っこの部分はここにあると思ったからに他ならない。何故プーチンがウクライナがロシアの属国で、それがNATOなどに靡いている、とんでもないことだ、それ自体がナチ化だという、どうしても我々には理解不能なことを、無理やりやろうとしていること、そしてそれを支持する人たちがいるということ、その原点はここにあるからだ。目をそむけば、この歴史がいま繰り返されようとしていることを黙視することになる。
「死者は記憶されるが、死者は覚えていない。ほかの人間が力を持ち、彼らの死に方を決めた。後世もやはりほかの者が彼らの死の原因を決めている。殺害から意味を引き出さなければ、さらなる殺害がさらなる意味を生み出す危険性が出てくる」
先日新聞の映画評で「ヒトラーのための虐殺会議」という映画が取り上げられていたが、その内容を見て、この本を読むと、そういう恐ろしいことを人間が、やってきた、そしてそれもそんな昔のことではないはいうことを知って、愕然としてしまう。
いま我々が直視しなければならないことが、この一冊には込められている。
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