ドアをノックする音で目を覚ます。ナージャ先生だった。あわてて下のレストランで朝食。サーカス学校組は、昨日と同じように8時45分に出発。ジュロは自転車で会場に行くというので、自分は徒歩で向かう。完璧二日酔い。酔い醒ましに散歩。結構歩く。途中佐々木幹郎さんとばったり。今日東京に戻るという。湯の川温泉駅前の古本屋で本を物色。なかなかいい本屋だった。11時すぎに会場へ戻る。芝生で横になって少し寝る。目を覚ますとジュロが、フラフープをあげる装置をチェック中。なかなかうまくあがらないようだ。弁当を食べて、芝生の木陰で、もってきたバイコフの本を読みはじめる。またうとうと眠くなり、そのまま横になる。芝生がやわらかいので寝やすい。
14時すぎから、コンサートのサウンドチェック。今日はかなり入念におこなわれている。途中友部正人さんの奥さんとちょっと話しをする。優しそうな感じの人だ。奥さんから、学生時代によく通っていた、友部さんの「にんじん」のジャケットの写真にもなっている阿佐ヶ谷のおでんやのおやじがなくなるまえに、友部さんが奄美に連れて行ったという話しを聞かせてもらえる。いい話しだなあ。友部さんの温かさを感じさせるエピソードだ。17時すぎ空模様があやしくなる。17時10分ジュロの演技がはじまる直前についにぽつりと雨が。ジュロは最初の簡単なアクトでミス。雨が心配だったが、なんとかもつ。ただビデオを撮っている途中にバッテリーが切れる。ああ、またやってしまった。演技を終えたジュロは、自分の失敗に腹をたてていた。おかしかったのは友部さんの奥さんが、ジュロのショーをずっと見ていたのだが、終わってからしばらくして「ずっとどきどきしていたのだけど、やっとおさまったわ」と語っていたこと。純粋な人なのだろう。
ジュロと一緒にサーカス学校の公演をみる。まりちゃんの笑顔、まだ無理があるが、きっとこうしてお客さんの拍手や歓声を感じることによって、自然に笑顔が出てくるようになるのだろうと思う。やはり舞台をなんども踏むことで、こうしたことはマスターされていくのだろう。
いよいよサーカスのあと、今回の中也祭りで一番楽しみだったおおたか静流さんと友部さんのコンサート。いいなあ、おおたかさんは。歌声も素敵だし、童歌や子守歌など選んでいる歌がいい、バイオリンもよかった。友部さんの歌を生で聞くのは、きっと30年ぶりぐらいになると思うのだけど、温かさがにじみでてくる。ふたりの掛け合いもたくさんやってくれたが、楽しげにやっている様子がよく伝わる。テントを打つ雨音がはげしくなる。20時半前に終演。車でホテルに戻り、そのまま夕食。今日はドライデー。部屋に戻り、横になってテレビを見ながら、23時すぎに就寝。
14時すぎから、コンサートのサウンドチェック。今日はかなり入念におこなわれている。途中友部正人さんの奥さんとちょっと話しをする。優しそうな感じの人だ。奥さんから、学生時代によく通っていた、友部さんの「にんじん」のジャケットの写真にもなっている阿佐ヶ谷のおでんやのおやじがなくなるまえに、友部さんが奄美に連れて行ったという話しを聞かせてもらえる。いい話しだなあ。友部さんの温かさを感じさせるエピソードだ。17時すぎ空模様があやしくなる。17時10分ジュロの演技がはじまる直前についにぽつりと雨が。ジュロは最初の簡単なアクトでミス。雨が心配だったが、なんとかもつ。ただビデオを撮っている途中にバッテリーが切れる。ああ、またやってしまった。演技を終えたジュロは、自分の失敗に腹をたてていた。おかしかったのは友部さんの奥さんが、ジュロのショーをずっと見ていたのだが、終わってからしばらくして「ずっとどきどきしていたのだけど、やっとおさまったわ」と語っていたこと。純粋な人なのだろう。
ジュロと一緒にサーカス学校の公演をみる。まりちゃんの笑顔、まだ無理があるが、きっとこうしてお客さんの拍手や歓声を感じることによって、自然に笑顔が出てくるようになるのだろうと思う。やはり舞台をなんども踏むことで、こうしたことはマスターされていくのだろう。
いよいよサーカスのあと、今回の中也祭りで一番楽しみだったおおたか静流さんと友部さんのコンサート。いいなあ、おおたかさんは。歌声も素敵だし、童歌や子守歌など選んでいる歌がいい、バイオリンもよかった。友部さんの歌を生で聞くのは、きっと30年ぶりぐらいになると思うのだけど、温かさがにじみでてくる。ふたりの掛け合いもたくさんやってくれたが、楽しげにやっている様子がよく伝わる。テントを打つ雨音がはげしくなる。20時半前に終演。車でホテルに戻り、そのまま夕食。今日はドライデー。部屋に戻り、横になってテレビを見ながら、23時すぎに就寝。