デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

ボリショイサーカス横浜

2012-07-31 10:30:45 | お仕事日誌
午前中にリトルの担当の方が来社。ちょっと打ち合わせ。
急いで弁当を食べて、会社を出る。
13時半前に横浜文化体育館に到着。アリシェールを呼び出してチケットをもらう。
会場は7割ぐらいの入りかな。静岡の大道芸によく来ているイボイボの綱渡り、前にNGKに入れたサッカー玉乗りジャグリング、それになんとなんとシマダの血をひくイスマルが猫のショーで出ていた。こじんまりとした感じだが、よくまとまったショーになっていた。
去年中国で足を切断していたアリシェールのブランコチームのセカンドキャッチャーが、義足をしてウィンチの操作をしていた。
公演後フライングのアムチョムのおやじのアナトリーと、アリシェールと3人で李さんの台所へ。とても喜んでくれた。
よく片足を切断したメンバーを見捨てずに、よく残しておいたなという話しをしたら、何を言うんだばかりに、当然のことだと言う。やはりシェリポフ家の血が流れているのだろう、男気のある男だ。
万里の餃子が食べたいというので、金曜日にまた会うことにする。
かなり飲んだみたいで、どうやって家に戻ったか不明。お気に入りの帽子もどこかになくしてしまったみたい。
とほほ・・・


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ジョリーとは・・・

2012-07-30 10:21:00 | お仕事日誌
土日はほんとうに久しぶりに家でゴロゴロ休養できた。昼飯食べて二階で昼寝、こんことを毎日やりたいもんである。オリンピック、柔道、なんだあれっという感じで、海老沼の三位決定戦は見る気もせず。ジョリーってなんなの、審判いらないじゃん。
そういえば、もちろん外来語だけど、ロシア語でジョリーは審判というか、審査員。この前参加したヤクーツクのフェスティバルで自分もジョリーをしていた。
相変わらず余計なお世話のデラシネ通信号外で、「東京五人男」の放映を告知。
6時すぎに最近は走っているのだが、この時間でも日差しは強く、結構暑い。9キロ近く走ったが、水飲み場で3回水補給、これだけ水飲み場があるというのはありがたい限り。
10時出社。久々に全員がそろったので打ち合わせ。いよいよリトルのエチオピアサーカスご一行が来日、そしてカンボジアサーカスのメンバーも来日する。自分は担当ではないが、今年の夏はいろいろある。そういえば日曜日のイッテQでカンボジアサーカス学校が紹介されていた。
柔道部の先輩から神田でオリンピックの柔道の問題点を協議しようというお誘いが来たので、17時半に会社を出て、神田の居酒屋へ。すでに先に来ていた先輩ふたりは熱い論議。審判が柔道やったことのないやつばかりだから問題だとかはいいが、そのうちにいまの柔道はダメで、本来の柔術に戻るべきだという暴論がで、さらには塚田真希を地獄固めで抑えてみたいとかわけのわからない話しになり、お開き。
今日はしんどいので、オリンピックは見ずに、23時だろ就寝。

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オリンピックが始まった

2012-07-28 09:26:22 | お休み日記
昨日は早く寝たので、5時過ぎに目が覚める。ストレッチをやりながらオリンピックの開会式を途中から見る。ギリシアの入場するところで走りに出かける。今日はいつもより長めに10キロ以上走ったのだが、まだ入場行進は続いていた。1時間半ぐらいやっていたのでは。ということでオリンピックが始まってしまった。
猛暑が続いているが、我が家は去年同様冷房は使っていない。二階の寝室には風も入るので、なんとかなっている。昼飯をひとりで食べて、そのあと録画しておいた角幡という雪男を追いかけたノンフィクションを書いた若い作家がロシアンルート1を自転車で走るというドキュメンタリーを見る。モスクワと地方都市の落差、断絶に焦点をあわせていたその視点は平板だったが、角幡という人はなかなか面白い男だと思った。
このあとサンダル履きで首に手拭いまいて黄金町のジャック&ベティへ。ピナ・バウシュの夢の教室という映画を見る。まったく予備知識なしに見たのだが、何度か涙がとまらなくなってしまった。ダンスを知らなかった若者たちが、確実にダンスということを通して表現、感情表現も含めてだが、それを学んでいく、その過程がとてもよく描かれていた。いい映画だった。
夕食後は結局はオリンピック観覧三昧。柔道の平岡は立派。ベスト8の試合で先にポイントをとられて、それから死に物狂いでポイントを終了間際で取り返し同点にしたのは、北京で一回戦で負けたという悔しい思いがあったからだろう。決勝で負けたが、立派な銀。それに対して福見の敗北は、見ていてて気の毒。そういえばピナの映画のなかで、ラストで確かピナがこんなことを言っていたのを思い出した。みんな素晴らしい、出来不出来は関係ない、その過程で努力したということが大事なの、そんなことを言っていたのではないかと思う。アストリートの世界は、そういかない、結果が全てということになるのか。でもそうじゃなくてやはり過程の努力はやはり大事であり、それを結果だけで判断してはいけない、と思う。だから福見も恥じることはない。
こんな感じでオリンピックが始まった。やばいな・・・・

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クレージホース

2012-07-26 12:15:10 | 観覧雑記帳
作品名 『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』
監督 Frederick Wiseman
制作年 2011  France/USA / 134min
観覧日 2012年7月24日
劇場 ル・シネマ

パリの名門ナイトクラブ「クレージーホース」を舞台にしたドキュメンタリー映画。もう少し焦点を絞ったほうがよかったのではという気がしないでもなかったが、非常に興味ぶかい内容の映画だった。
ドゥクフレが、「クレージホース」のために新作プログラム「デザイヤー」をつくるということで、その制作過程が見られるのは一番の見どころといってもいい。ダンサーや制作の人間との打ち合わせのシーンが何度か撮られているが、噂通り、ワンマンではなく民主的にものをつくっていく人なんだなという気はした。自分の方針を命令するのではなく、こんな風にできないかとか、どう思うとか実にソフトである。これが面白かった。それとライティングへの細かい指示、これは照明やっている人たちなんか見たらかなり面白いのではないだろうか。
ただ冒頭でドゥクフレが、世界で一番いいヌードショーをつくるぞと言っているが、つくられた作品の断片を見ても、まったくエロスが感じられないというのはなぜなんだろう。店の女性支配人がマスコミのインタビューに答えながら、この「デザイヤー」が、創始者が見たら泣いて喜ぶだろう、エロスの究極であると断言しているが、そこでエロスの究極、それが言葉はちがっていたかもしれないが、「じらし」であるようなことを言っていた。ドゥフクレが作ったのは、このじらしともほど遠いものであった。ダンサーの美しい裸体は、彼にとってオブジェでしかなかったのではないか。そんな感じがした。だから照明が映し出すシルエットをさかんに気にしていた。
リハでも楽屋でもほとんど裸で舞台裏の歩くダンサーたちの日常をもう少し描いたらもっと面白かったのではないかと思う。最後近くオーデションの場面があって、その中でロシア人は何人いるのという質問があったぐらい、ダンサーの多くはロシア系がいるのだと思う。彼女たちはフランス語で話しはしていたので、流れ流れてというわけではなさそうだが、どんな生き方をしてきたのか、そっちの方に的をしぼってくれたほうが自分には面白かった。楽屋の鏡になにげに留められている子どもの写真とか、気になったな。最後の最後にダンサーが歌った歌は、ロシア語、なかなかせつない歌詞だった。
裸の女性が主人公なのだが、無表情のタップダンサーのデュオ、エンドマーク前に登場した影絵の三人の男性パフォーマーがとても気になった。
8月10日まで渋谷のル・シネマで上映中。カバレットファン、ドゥクフレが気になる人たちは必見の作品であることはまちがいない。

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歴史的な一日

2012-07-26 10:18:19 | お仕事日誌
走っているときに、若い夫婦が自転車に3人のこどもを乗せているのに何度か出会うことがある。朝6時半すぎ、近くの保育園に子どもさんを預けるのだろう。一生懸命に自転車をこぐ姿がとても印象に残っている。久しぶりに会ったのだが、いつもはぐったりと寝ている子どもたちが今日は、キャッキャッしていた。なんかがんばれよと言いたくなる。
しばらく出張のため行けなかった採血のために新宿の病院へ。なんとなく血糖値下がっているんじゃないかなという予感はしていたが、なんと食後2時間で130代という、まさに驚異的な数値に、思わず看護婦さんにいい感じですよねと声をかけてしまう。いつもは200以上当たり前、200割ったとしても190、それが130、歴史的な数値である。
会社に戻り、雑用をしてから澤田さんの事務所に出かけ、打合せ。興行にどうしたら客を集めることができるのか、いろいろな実験をしているが、さっぱり見えない。この言葉に火をつけられる。自分なりに集客のためのプランを練ることに。
なんとか時間ができたのでワタリウム美術館で開催中の「ひんくりかえる展」を見に行く。知り合いから一昨日メールが来て、見た方がいいということだったのだが、かなり強烈なそして刺激をうける展示会だった。ロシアのヴァイナという制作集団の作品が圧倒的。とにかく体当たりで権力に立ち向かうその姿勢に共感。来て良かった!
装丁の西山さんと表参道で会って、暑気払い。またしても映画の話しで盛り上がる。話しを聞いて見たくなった映画が何本か出てきた。
いい気持ちで帰宅。五輪サッカーのスペイン戦に間に合う。日本のイレブンは素晴らしかった。特に永井、この選手あんまり好きじゃなかったけど、この試合では素晴らしい攻撃的なディフエンスに果敢に挑んで行った。見事なプレーだった。そしてなんとあのスペインに勝つという歴史的な勝利さえつかんだ。
見ながらハイボールをグイグイいって、試合が終わったときにはかなりできあがっていた。

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