デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

少女椿

2016-05-30 13:12:54 | デラシネ日誌
予報通り朝から雨。
久しぶりに全員そろっての打ち合わせ。
早稲田の図書館に電話、デジカメは保管されていないとのこと。どこに落としたものやら。
先週末からずっと気になっていた秋のプレゼンの結果連絡が入る。連絡がなかったのでどうなるかと思ったのだが、無事に通ってなによりである。
17時に会社を出て、新宿シネマートへ「少女椿」を見る。先週も来たのだが2の小さな劇場での上映ということもあって、時間前に完売になり見れなかった。
サーカスが舞台ということだけで、他は何も期待せずに見たのだが、サーカス的なところはほとんどない、まあ見なくてもいい映画ではあった。サーカスというよりは見世物一座。ただひとつだけ良かったところは超能力を持つマジシャンが、集中力を欠いてしまい芸ができなくなったとき、騒ぎだした観客に向かって、どなるシーン。それに対して客のひとりが「お前なんか化け物の仲間じゃないか」と言ったことで、まさにぶちきれてしまうのだが、そのあとのおぞましいシーンはちょっと見るに耐えなかったが、見世物に対する一般といわれる観客の関係がはっきりと浮き彫りされていた。


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失せ物探しの一日

2016-05-30 10:30:50 | デラシネ日誌
お借りしていたものを返却しなくてはと思って、探し始めたら、ないではないか。ついに本格的に机の上と中を全部あけて家捜しが始まる。午前中一杯探しても見当たらず。そのうちにファイルケースの中の書類を見始め、これもきちんと整理しないということになり、昼飯食べてから今度はそっちの整理も。夕方まで探すも、結局見つからず。そして昨日リックの中に入れていたデジカメもないことに気づく。もしかしたら昨日早稲田の図書館のロッカーの中に忘れたかもしれない。まったく、なんという日なんだろう。おかげでファイルケースの中はかなり整理されたが・・・・
先日インタビューした大和優雅監督の「つるしびな」という映画のDVDを見る。最後の方で泣いてしまった。しっかりとした内容でいい映画だった。脚本がしっかりしているのと、故郷涌谷への思いがしっかり伝わっているのがいい。
明日は朝から雨らしい。ならばということでハイボールを飲みながら、頼まれていた原稿のラフを書き上げる。珍しく1時過ぎまで起きていた。

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やけあと闇市と野毛の陽だまり

2016-05-29 19:26:41 | 買った本・読んだ本
書名 「やけあと闇市と野毛の陽だまり」
著者 伊奈正司  出版社 ハーベスト社 出版年 2015

朝日新聞横浜版で太田記者が大きくとりあげた記事で知り、すぐに購入した。闇市が立っていたころの野毛の都橋交番で勤務していた警察官の回想。野毛が一番活気があったころの話しが、著者自ら描いたスケッチとともに綴られる。昭和23年頃花咲街丁目を描いた一枚のスケッチが、印象に残る。カストリ横町、オジヤの屋台、石炭ビルを蠢く人、人、人。このスケッチを見れば、いかにこの時代の野毛が活気に満ちていたかがわかる。闇市があるところに集まる悪い奴らに浮浪児に、売人たちや風太郎たちを相手にする新米警察のなんとも間抜けで心情あふれる姿が微笑ましい。闇市と言えば、「仁義ない闘い」の広島や新宿や新橋などが思い出されるが、野毛がちょっとそこらと違うのはこの間抜けなところなのかもしれない。ヤクザもいれば、縄張り争いもあったのだろうが、なんとなく間抜けな人たちが集まっていたのだろう。これはいまでも綿々と野毛に伝わっている。
若い女性の死体があるからと現場に行ってみると、この死体ノーパン、死体を調べようとしたらおしっこをかけられた警官の話しが出てくるが、これが野毛らしい。どこか間抜けなのである。
野毛の闇市、楽しかっただろうな・・・・
新聞記事の写真を見ると、この90歳になる著者の元警察官、どこかで見たような気がしてしようがない。いまでもこうして70年ぐらい前のことを生き生きと書いているのだから、ほんとうにいい思い出になっているのだろう。
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桑野塾

2016-05-28 19:09:06 | デラシネ日誌
ベイサイドまで走ったあと、午前中は例によって片づけ。
11時前に家を出て、早稲田へ。久しぶりに「えぞ菊」で味噌ラーメン。また値上がりしたようだ。800円はちょっと高いんじゃないかな。チャーシューは厚くなった気がするが・・・・
図書館で調べ物。ちょっとした発見があり、楽しくなる。
14時半桑野塾会場へ。今日はほとんどやることがない。今日は若手の発表ということもあり、若い院生たちが多かった。ガガーリンとシクロフスキイの話しだったが、なかなか興味深い報告であった。こうした若い研究者の人たちの発表と桑野塾ならではの鈴木さんとか沼辺さんのような報告がであったときいろんな面白いことがおきるんじゃないかな。懇親会もなかなかの賑わいであった。「金の鈴」は珍しく他の客もいたので大繁盛となっていた。


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鳥の渡りを調べてみたら

2016-05-27 05:30:50 | 買った本・読んだ本
書名 「鳥の渡りを調べてみたら」
著者 ポール・ケリンガー(丸武志訳) 出版社 文一総合出版 出版年 2000年

このところ渡り鳥のことが気になってしかたがない。なぜ渡るのか、まとまって渡るのか、どのくらいかけて渡るのか、どこへ行くのかなどなどである。そんなときに古本屋でこの本に出会い購入してしまった。イラストがとてもきれいで、さまざまな渡りの謎にひとつひとつ答えていこうという、本の作り方としては熱意を感じる。ただアメリカが舞台になっているので、取り上げられている鳥や渡る場所になじみがあまりないというのがちょっときつかった。さまざまな調査方法で渡りの謎を解明しようとしている(発信機をつけたり、レダーによる調査)が、その謎は依然として謎のままというのがちょっと残念でもあり、それはそれでいいなあという思いもある。渡りのメカニズムを分析することが、何かの役に立つということでもないだろう、そうなるとどこかの機関が研究を支援していくということにならない。そうなると渡りの不思議が気になる研究者たちが自力で調べていくしかない。この本で渡りの謎にある答えを出していくのは、多くのバードウォチャーである。
「ワタリ」という映画があったが、この本はあの映画の前に書かれたものなのだろうか、ちょっと気になった。
渡り鳥は体内にコンパスを内蔵しているから自分たちの行くべきところがわかるということだが、一番気になるのは燕たちがまた同じ場所に戻ってくるということだ。そのコンパスがDHNとして代々伝えられていくのだろうか。気になる。一度燕が南に下る旅立ちの朝を見たことがあるが、鳥たちだ一斉に旅立つところをこの目で見てみたいものである。

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