デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

アートタイムス到着

2010-07-31 11:39:54 | お休み日記
3週間ぶりぐらいの休み。ゆっくり起きて朝飯を食べ終わった頃、クロネコで宅急便が到着。待ちに待ったアートタイムス最新号が着いた。今回は500部刷ったのだが、60頁とまた厚くなったので、段ボール6箱になった。さっそく開けて一冊手にする。今回は恥ずかしながら自分の本棚があちこちに出てくる。写真もいい具合だし、またいいものになったのではないだろうか。まずはすでに申し込んでいただいている方々に送る準備、それと同時に執筆者の皆さんにも送る手配。10部となるとメール便では無理、かみさんが調べてくれてゆーぱっく持ち込みだと安いということだったので、まずは三原さん、大塚さんのふたりの執筆者と古書ほうろうにユーパックで送るため駅前のサンクスへ。そのあと申し込んでいただいた方にはメール便で送るために、セブンイレブンへ。汗だくになっての発送作業が一段落したあと、冷房を効かした部屋でスクラップの整理。ルスツ、カザフ出張で2週間分の新聞の中から選んでおいたものを読みながら、台紙に貼る。大江健三郎の井上ひさしさんについてのエッセイ、自分の青春であった南沙織さんの「17才」についてのうたの旅人の記事が印象に残った。
しかし玄関前には段ボールがドーンと鎮座し、通れない。これに明日は漂流民の会の会報が来ることになっている。どんどん場所が、それもかなり勢いでなくなっている。売らないといけんねえ。
休みなのになんか疲れてしまう。



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聖なる手病院

2010-07-30 08:29:55 | お仕事日誌
およそ1週間ぶりにジョグ。気持ちいいねえ。雨でびしょ濡れになったが、それでも気持ちいい。デラシネのデスク大野からメール、いよいよアートタイムスが出来上がり、明日着くとのこと。出来上がりが楽しみ。
カザフで撮影した40周年記念公演のビデオをDVDに落す作業。その前にルスツのサーカスの本番の映像を見る。イリュージョンのテンポがいまひとつかな。ただこれは回数を重ねることでよくなっていくだろう。
セルゲイのお兄さんに電話、奥さんがでる。セルゲイの話しでは入院している病院名がわからなかったのだが、奥さんに聞いてみると「スベャターヤ・ルカー」とロシア語名で返事がええってきた。訳すると「聖なる手」。フーン、そんな病院あったけと、しばし考えるもわからず。いつも通訳してもらっているKさんに電話。「聖路加病院」じゃないですかとのこと。なるほど、銀座の近くと言っていたのでそれだ。まもなく今度はお兄さん本人から電話、セルゲイの話では話もできないのではないかと思うくらい重症のような感じだったが、全然明るい声だったし、声にも張りがある。いつ来れるとのことだったので、月曜日と答えると、じゃあ昼飯でも一緒に食べようということに。まじ、重病なの? 病院名を聞いたらやはり聖路加病院だった。
プーク劇場に寄り、カザフの人形劇団の件で相談。そのまま直帰。雨もやみ、暑くなってきた。
アートタイムス発送の準備にかかる。執筆者の一人三原さんから、アメリカからアートタイムスの申込みがあったとの知らせ。凄いよなあ、アートタイムス初の海外購読者誕生だ。

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二週間ぶりに出社

2010-07-29 11:25:11 | お仕事日誌
6時前に目が覚め、久しぶりに走ろうかと思ったら、外は強い雨。走るのを断念。テレビのスイッチをつけたら、ロシアのサーカスの虎が出てくる。アムール虎の絶滅の危機がテーマだったようだ。そういえばカザフにいた時に、ローマから恐ろしい話を聞いたことを思い出した。日本のあるテーマパークから虎のショーができないか照会を受け、ローマに聞いたことがあった。中国にいるはずだということで、連絡したらなんとそこの虎は全部爪も牙も抜かれた状態でいるという、なのでどんな経験のない若い人間でも調教できるというのだ。こんな虎を海外に出したらまさに動物愛護団体の餌食になるので、この話はなかったことにしたという。
10時出社。今日は雨が降り、気温もずいぶんと下がっている。2週間ぶりに出社したことになるので、軽く打ち合わせ。
精算をして、持ってきた名刺の整理、メルアドを打ち込んでおく。バフロムがメールもできるようになったので、今度はメールで連絡を、なんて言ってたけど名刺にアドレスはない、あるのはFAXの番号だけ。あいつメールとFAX間違えていたのかもしれない。
8月はわりと暇になるかと思ったのだが、結構なんやかんや入ってきた。
18時半退社。


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帰国

2010-07-28 11:42:19 | お仕事日誌
うつらうつらしたことはしたが、じっくり寝たという気にはまったくならないまま、起こされ、朝飯を食べさせられる。8時に仁川空港に着陸。
乗り継ぎの手続きをして、待合ロビーでメールのチェックだけしておく。10時前に搭乗。また飯を食べさせられる。
アシアナなので、美味しいんだけ、ちょっとなあ、これじゃブロイラー状態。12時すぎに成田着。摂氏34度というアナウンスにげんなり。降りて外に出るとやはりムッとする。成田アクセス線という新しくできた経路で、帰宅。シャワーを浴び、ビールを飲んで、いない間の新聞を読む。やっと家に着いたという感じだ。


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カザフ編6 帰国の途へ

2010-07-27 18:38:32 | お仕事日誌
11時に来るとローマは言っていたが、まあそれくらいに来るということだろうということで、ゆっくり構える。なんとなく荷物の整理をしておく。セルゲイが朝飯を一緒にと誘ってきたが、とても食べるような状態でもなく、部屋で帰りの支度。それにしてもなんだろうこの荷物の多さは。帰りより圧倒的に荷物が増えている。そして今回はチョコレートが多い。12時前ローマがやって来て、さあチェックアウトするから荷物をまとめるようと言ってくる。今日はセルゲイがビリ、相変わらずタジキスタンのジャーモは絶好調である。彼は16人の孫をもっているという。年は自分より二歳上の59歳。タジクでは当たり前という。サーカス場に荷物を置いて、近くの中華レストランで食事。正直カザフの肉料理の連続に胃がついていけなかったのでありがたかった。そのあとサーカス場に戻り、雑談しているとハーリックが、ジャーモに飛行機の時間まで2時間ぐらいあるから遊びに行こうと誘う。ハーリック得意の冗談なのだが、ジャーモが反応、じゃ行こうという。これにはローマもびっくり。で結局ふたりはどこかへ遊びに行った。ハデルハーン総裁が戻ってきたので、今後のことなどを打合せ、そのうちに一杯やろうといいだす。彼はほとんど飲まない人なのだが、自分からいいだし、自分でも飲み始めた。飛行機が出るのは23時、21時には空港に行かないといけないということで、2時間ほど時間があったので今度は「すもうさん」という日本ではありえない名前の日本料理屋で軽く食べながら飲む。自分は熱燗、セルゲイとハデルハーンはコニャック。ふたりともいい調子で飲んでいた。でまたアネクドートが始まる。きっといままでの緊張の糸が切れたのだろう。ローマもふだんは飲まないハデルハーンの飲み振りとはしゃぎぶりに驚いていた。そのうちにもう空港に着いているハーリックから電話。ジャーモが乗る予定のタジキスタンエアラインが、今日の便をキャンセル、明後日の便になったという。ジャーモがいつも言っているように、天で神様が見ていて、そういう決断をしたのだろう。自分の乗るアシアナも搭乗手続が始まっているというので、レストランを出て、空港へ。
空港にはしょんぼりとジャーモが待っていた。遊びの方はどうだったと聞くと「良かった、そして悪かった」という答えに我々は大笑い。心配するな、俺たちが面倒見るからとローマ。要は客が少ないからキャンセルしたらしい。ここでお別れ。セルゲイがいい加減飲んでいたということもあったのだろうが、いま日本の病院に入院している兄のことをよろしく頼むと泣き出す。心臓の手術をしたばかりらしい。いい兄なので、死なしたくないという。とにかく帰ったら電話をするからと電話番号を聞く。みんなとはここでお別れ。しかしどうして中央アジアの人たちは、お別れに男同志でも口づけするのだろう。結局ハーリック、ハデルハーン、ジャーモ、中央アジアでないセルゲイまで口づけをするはめに。本当に気持ち悪かった。とはいえ楽しい連中だったので、ほんとうに楽しいいい旅をさせてもらった。
チェックインして、ビールを飲み一息つく。今日はアシアナ航空なので快適。しかも席も混んでなかった。
買ってきたバーボンを少し飲んで就寝。

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