デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

総会

2015-02-28 13:55:39 | お休み日記
久々に七北田川あたりを走る。田んぼは真白。鳩小屋がたくさんあったあのごちゃごちゃのところがずいぶんすっきりしてしまった。思えばこのあたりを走るは3カ月ぶりぐらいになるかも。
ちょっと早めに総会の会場へ。会計の大野と加藤さんがもう来ていた。12時半から総会。20人ぐらい集まったかな。講師の佐藤さんから電話が入る。ちょっと迷ったみたいだったが、無事到着。総会のあとただちに講演会の準備。問題は佐藤さんが持ってきたCDは会場備えつけの器材では再生できず、念のために持ってきたMacでなんとか対応できることはわかったが、接続やらなんやらでふだん使ったことがないMacなので悪戦苦闘。こういう時の切り札は大野。なんとか講演ができるまでやってもらう。漂流民たちが鬼ケ島だと思っていたマルケサスの島が、佐藤さんにとっては天国だったということがなかなかおかしかった。
無事3時過ぎに終了。なんとか終わったかな・・・。4時半前から懇親会。
会長夫妻と飲み直し。日本酒の美味しいところだった。ここまでは良かったのだが、帰るときにまたやってしまう。家の近くまでタクシーで来たのだが、着いたところで迷ってしまう。だんだん酔いが覚めてきて、焦らず一番わかりやすいところに出たのが良かった。なんとか家に到着。

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雪の仙台へ

2015-02-27 13:41:54 | お休み日記
途中友部に寄ってから17時前に仙台駅へ。小雪が舞っている。今日は電車の中でずっと読みたかった「サーカスの夜に」を読みふける。バスで実家へ。
酒が残っているのかと思ったら、そんなに残っておらず、今日は軽めの晩酌となった。「サーカスの夜に」の余韻が残っていたせいもあって、ずっと前から借りていた「ダレンシャン」のDVDを見る。途中うとうとしながら見ていたようだ。23時前には就寝。


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文化座の誕生日

2015-02-26 13:06:33 | お仕事日誌
雨の一日。
15時から川崎で打ち合わせ。帰りはいつものように駅前のあおい書店に寄る。目的は船戸与一さんの満洲国演義の9巻目が出たというので、それを見ること。出ていた、出ていた。あれだけの本がやっと完結したことはなによりうれしい。アートタイムズで満洲特集を組んだとき、仕事場に行って取材をさせてもらった。取材の最中にふと遠くを見るように「完結できるのかな」とつぶやいていたのが忘れられない。でもこうして完結させたこと、すごいなあ・・・・拍手である。荷物が重いので今日は買わずにおく。そのまま田端に向かい、文化座へ。20分ぐらい前に入ったのだが、すでに満員。「稲葉小僧」という三好十郎の芝居。「強い血」という表現に胸を打たれる。いつものように駒込のおでんやで一杯やってから帰ろうかと思ったら、愛さんにつかまり、軽く一杯やるからと打ち上げに参加することに。今日は文化座の73回目の誕生日ということもあるので、いつも一緒に見る人も誘って参加。この前ほうろうで小出の会をやった時に愛さんも見に来てくれたので、その話しがでたら、「あの話しほんとうに感動した、火照ってしまって家まで歩いた」とのこと。うれしい。今日の芝居について話しになったら、創始者の佐々木さんと三好十郎が戦後の日本の姿にあきれてこの芝居をつくったという。あの「俺にも強い血が流れている」という言葉のもつ直截性は、そういうことなんだなと思う。この時代にこの芝居をあえてもってきたところに文化座のスピリットを感じる。
とてもいい気分で駒込まで歩く。何故か品川駅で降りて、久しぶりにかきあげそばを食べる。美味かった。

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やっと・・・

2015-02-25 11:05:19 | お仕事日誌
朝メールをチェックすると、このところずっと気になっていたところから連絡。やっとフェデックスの書類が届いたという。祝日に入る前に送れることも可能だったことは悔いが残るが、ちょっと安心。
また自宅のPCと会社のPCを交換することになり、荷物がまた重くなる。サーカス学校の先生来日の件で娘に電話。今日自分宛にスカイプで連絡するように依頼。来週末にはメンバーが来日。今回はこっちがイニシアチブをとってショウをつくらないといけいないので、そのための音集めやチェック。
いよいよだな。
デラシネの号外用の原稿をつくり、帰宅してから配信。

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松田美緒トーク&ライブ

2015-02-24 11:20:59 | 観覧雑記帳
松田美緒『クレオール・ニッポン』発売記念トーク&ライヴ
日時:2月23日(月) 19:00開演(21:00終演)
会場:古書ほうろう

まったく何の予備知識を持たずに聞いたライブだったが、なにか自分に近いという匂いのようなものを感じた。旅をする人たち、さらには海を渡った人たちへの共感がにじみでているのが、なによりも心に響いた。彼女が今度発売したCDブックス「クレオール日本」は、日本各地に残っている歌を拾い上げながら、その歌が歌われた土地に実際に行って感じ取ったことを歌にこめ、さらには言葉にしたものだった。今回ここで歌われたのはこのプロジェクトの出発点となった秋田鹿角の山子歌(秋田県・)
はじまり、徳島の祖谷、キリスタンの文化がいまだに残る伊王島の歌、ブラジルの移民節、ハワイの労働歌、小笠原、そして福岡行橋のトコハイ節、ブラジルで移民の人たちがアレンジして歌った五木の子守歌と歌ってくれた。そのひとつひとつの歌に、歌が生まれたところの風土、そこで生きた人間の息づかいが、じっくりとあぶりだされてくる。なによりそれが感動的だった。伴奏した渡辺さんのパーカッションというか、さまざまな楽器の演奏も歌をひき出すものでとても好感がもてた。彼女のこのプロジェクトに関わっていくなかでの、取材姿勢にもとても共感を覚えた。それは彼女のトークのなかで明らかにされたものだが、最初に秋田の資料館にいっぱいあったという日本各地の歌を集めたカセットを片っ端から聞きまくり、そこで一番気に入った曲のふるさとである徳島を訪ね、そこでこの歌に関わった人たちの話を聞き、そこの風土にどっぷ、り浸かり、その中で何か発酵するのを待つ。そうした中からいにしえの歌は彼女のものになっていく。その流れで感動的だったのは、ブラジルの移民節をつくった佐々木さんのふるさとが宮城県古川だと知って、古川に行って、何のあてもなく(古川のどのへんに住んでいるかということだけを手がかりに)佐々木さんの縁者をという人をいきなり訪ねたというトークである。この移民節がよみがえったということはブラジルで大きなニュースになったというが、移民した人たちがこのような歌をつくった想いが松田という歌手によって、また伝えられるということ、この意義はとてつもなく大きいと思う。
でき得ればロシアに漂流した東北の人たちが向こうで歌い続けた盆踊り歌などを歌ってもらいたいものだと思う。

http://www.miomatsuda.com/blog/news.html

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