書名 「アドリア海の復讐」上・下
著者 ジュール・ヴェルヌ 訳 金子博 出版社 集英社(集英社文庫) 出版年 1993
今年最後の一冊はヴェルヌ。ヴェルヌ・コレクション12巻の最後の一冊(自分が読んだ)となった。いいですね。血湧き肉躍る冒険譚は。しかも復讐もの、冒頭「モンテクリスト伯」のA・デュマにヴェルヌからのメッセージが掲げられ、それに対する返書も載せられているが、正統派の復讐譚、結果はわかっているのだが、先を読むのがもどかしくなる少年の頃の読書体験が蘇ってくる。
この冒険譚のお決まりの痛快さの他に、楽しませてもらったが舞台となった地中海の都市のかもし出すエキゾチズム。アドリア海の港町トリエステ、シチリア島、マルタ島、後半は北アフリカのセウタ、トリポリなどいままでずっと惹かれてきた町々が次々に登場してくるのも楽しめた。
どれかひとつの町でもいいので、自分の足で歩いてみたいところばかりだ。
そしてなによりも嬉しかったのは、大道芸人のふたり、気が優しい力自慢の太ッちょマティフーと身軽で機転が利く、ペスカードが大活躍してくれることである。特に最後難攻不落の城砦に救出のために、パーチの芸をつかうところには思わず拍手であった。
とりあえずこれで自分にとってヴェルヌ入門編は終了。これが面白かったら次のステップへと思っていたのが、行きたいですね。来年も続けて読んでいきたい。
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著者 ジュール・ヴェルヌ 訳 金子博 出版社 集英社(集英社文庫) 出版年 1993
今年最後の一冊はヴェルヌ。ヴェルヌ・コレクション12巻の最後の一冊(自分が読んだ)となった。いいですね。血湧き肉躍る冒険譚は。しかも復讐もの、冒頭「モンテクリスト伯」のA・デュマにヴェルヌからのメッセージが掲げられ、それに対する返書も載せられているが、正統派の復讐譚、結果はわかっているのだが、先を読むのがもどかしくなる少年の頃の読書体験が蘇ってくる。
この冒険譚のお決まりの痛快さの他に、楽しませてもらったが舞台となった地中海の都市のかもし出すエキゾチズム。アドリア海の港町トリエステ、シチリア島、マルタ島、後半は北アフリカのセウタ、トリポリなどいままでずっと惹かれてきた町々が次々に登場してくるのも楽しめた。
どれかひとつの町でもいいので、自分の足で歩いてみたいところばかりだ。
そしてなによりも嬉しかったのは、大道芸人のふたり、気が優しい力自慢の太ッちょマティフーと身軽で機転が利く、ペスカードが大活躍してくれることである。特に最後難攻不落の城砦に救出のために、パーチの芸をつかうところには思わず拍手であった。
とりあえずこれで自分にとってヴェルヌ入門編は終了。これが面白かったら次のステップへと思っていたのが、行きたいですね。来年も続けて読んでいきたい。
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