デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

慌ただしく

2016-09-30 06:43:55 | デラシネ日誌
ベイサイドで朝日の光線が差しおろすのを目撃。思えば9月は青空とか太陽とか見たような記憶がなかった。戻ってからデラシネ号外を配信。すぐに間違いを指摘される。あわてて訂正を配信。
キャッシュカードが読み取れなくなったというので、上大岡の銀行に出向き、交換手続き。「石巻学」の印刷代を支払うためにお金もひき出したのだが、「高額なので目的はなんでしょう」と聞かれる。ここまで聞かれる必要があるのか。しばし絶句。
澤田さんの事務所で打ち合わせ。間近になった京都のマジックバザールの打ち合わせ。
帰り渋谷でウェスタンユニオン送金。
今日はサーカス学研究会。会社を17時半前に出て、王子のくしゃまんべへ。
今日は日本のジャグリングの歴史について黒瀬さんの報告。今度早稲田の授業でジャグリングをやるので大変参考になった。
23時過ぎに帰宅。

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一千代奇談

2016-09-29 15:22:07 | デラシネ日誌
今日は走らず、朝から書斎で本を探したり、早稲田の授業の準備のために図版をスキャンしたりする。「石巻学」を今日中に届けなければいけないことところがあったことを思い出す。なにせ在庫がない、荒蝦夷に相談。本屋さんを回ってかき集めてもらえることに。
姫路のトゥイチーに電話、とにかくずっと雨続きでやになってしまうという。あれからずっと雨なのか・・・・
17時に会社を出て、野毛の一千代へ。
久々に納豆揚げが食べたくなったこともあって一千代。いやあうまかった。100歳のばあちゃんがいないのが気になったのだが、8月に転んで骨折して入院中とのこと。高齢者は長い期間入院できないらしい。次に入る病院がなんと、大口病院だったと・・・・さすが一千代、相変わらず奇談が出てきた。
途中福田さんも来たが、すぐに餃子が足りないと、うなぎの串焼きだけ残し去って行った。
テレビでは三浦大輔の引退試合を放映していた。ご苦労さん、ハマの番長!
23時前に帰宅。無事次女も出張から戻っていた。

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江戸大神楽

2016-09-28 17:24:59 | 買った本・読んだ本
書名 「今も生きる日本の伝統芸能 江戸太神楽」
著者 丸一仙翁  出版社 散太郎神楽出版 出版年 2016

なかなか面白い本ができた。江戸太神楽の鏡味の流れを組む丸一仙翁による太神楽入門の本でもあり、親方の一代記でもある。しかも同時に英語に翻訳されているというユニークな形をとっている。
まず親方の一代記が面白い。芸養子となっておばのご主人が継いでいた太神楽の家で稽古稽古に明け暮れるところから始まり、童貞を奪われるという寄り道もなかなか江戸ッ子ぽっくあっさりと語りきっている。ショービズの浮き沈みもなんとなくくぐり抜け、いまの大道芸ブームにもしっかりと乗り、海外公演にもチャレンジするなど時代の流れも読みながら、前に進んでいる。そして教室もオープンにして若者たちにも場を与える。なにか家元とか芸の伝承をというような悲壮感がないのがいい。親方は時代劇にそのまま出ても、なんの違和感もない江戸顔、江戸っ子のさっぱりどしたところが粋だね。
それと後半は江戸太神楽を読むということで、芸のひとつひとつを文字で解説してくれるのだが、これがなかなかいい。これを読んでいると曲芸をいかに上手に見せるかというよりは、後見との絡みのなかで、いかに楽しませるかというところに重点を置いた芸能であることがよくわかる。そして最後に収められている茶番芝居の台本、これが読んだだけでも結構笑えた。大道芸のなかではこうした茶番は演じられないが、これは一度見たいと真剣に思った。確かにいまの客を相手にすると大道芸としてはテンポがなくなるかもしれないが、小屋掛けなどで一年に一度ぐらいはじっくりと本物の茶番付きの江戸太神楽みたいものだと思った。
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牡鹿半島は今

2016-09-28 15:08:01 | 買った本・読んだ本
書名 「牡鹿半島は今 被災の浜、再興へ」
著者 鈴木孝也  出版社 河北新報出版センター 出版年 2013

先日何十年ぶりかで牡鹿半島を見て回ってきた。おやじが鮎川で鯨の解体の仕事をしていたので、子どもの頃それを見になんどか行ったぐらいで、正直鮎川のことも覚えていない。なので津波のあと鮎川をはじめ、浜がどんな風に激変したかということに関してはピンときていない。ただいくつもの浜が婉曲した半島のなかに連なる牡鹿の自然は津波の被害にさらされたままこのままにしてはいけないと思った。偶然本屋で手にしたこの本を読むことで、この思いを強くした。この本に出てくる牡鹿の人たちはとにかくなんとかしてこの半島で生き抜こうしているからである。著者は半島に点在する浜を訪ねそこで生きている人たちの今を丹念な取材を通じて伝えていく。これは津波のあと2年後の今である。大きな被害を受けながら民宿を再建した人、加工場をいち早く再建した若い社長さん、80を越える高齢にも関わらす僻地で医療活動を続ける医者、津波によって閉校になった小学校の生徒たち、新たな環境のなかで暮らす子どもたちを支える親や先生たち、そしてその中で閉校した学校に伝わっていた伝統を守ろうとする姿、本業の他にも起業して事業をおこす女性たちやさらには捕鯨の未来に対する提言をする90才の元捕鯨船長など、半島で生き続けようとしている人たちの姿を生き生きと描く。このような人たちを見せつけられるとき、やはりこの半島をなんとかしていかないという気持ちにさせられる。
「石巻学」3号は牡鹿と鯨を特集することになっている。先日石巻に行った時、この著者鈴木さんにお目にかかり、ぜひこの続きを、震災津波から5年後の牡鹿の今を書いてくださいとお願いし、快諾を得ている。いままで少し遠くに感じられた牡鹿が一挙に迫ってきた。その入り口となった貴重な一冊となった。
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久々のりゅうほう

2016-09-28 11:21:18 | デラシネ日誌
船溜まりに今日は例の家族カルガモらしき連中が気持ちよさそうに泳いでいた。今日も暑い。相変わらず水面をジャンプする魚たちの音で池はにぎやか。
銀行で金をおろすも昨日まで使えたカードが、磁気が読み取れないと・・・まったく不便なものである。備えつけの電話で係の人と話すも、交換しなくてはいけないとのこと。明後日からソウルに展覧会を見に行くのだが、せっかくなのでチュルタギの金さんとユーさんに会いたいと思ってユーさんの奥さんの携帯にショートメールを送っているのだが、なかなか通じない。電話するも不在。あとで電話が来る。やはりいまはかきいれ時で忙しいそう。土曜日にソウルにいるらしいがちょっと時間的にきびしそう。
今日は久々に神楽坂のりゅうほうに新潮社の人といっしょに顔を出す。相変わらず店は大繁盛。ここで数少ない酒メニューを頼んで、社長の顔を見ながら一杯。結構飲んだかも。帰りがけにこれも久しぶりのケント夫妻とばったり。ケントの写真展を北千住でやるらしい。彼の写真はノスタルジックなところに合うからなあ、ちょっと楽しみ、問題は行けるかどうかなのだが・・・・
24時過ぎに帰宅。

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