デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

帰宅の途へ

2020-03-10 11:24:09 | 石巻日誌
朝から雨が降っている。午後からかなり強くなるという。雨が小降りの時を見計らって出発。今回の実家滞在は2泊3日だったが、よく働けたと思う。親とも喧嘩もしなかったし、ただおやじがかなり衰えたような気がする。階段を登るのがそうとう辛そうだ。
朝散歩できなかった七北田川沿いを通って歩いて岩切駅へ。雨足が強くなってきた。荷物をロッカーに預けて、北山霊園に向う。親友の墓参り。今日はワンカップ持参。亡くなったあと家に行ったとき奥さんから、何か食べたいものと言われたとき親友は酒と答え、ストローで酒を美味しそうに飲んだという話を思い出した。今日はコップで飲んでもらいたいと思った。花を飾って蓋をあけて先に飲んでもらう。雨が強くなってきた。自分も一口飲んであとは墓にかける。
バスで街中まで出る。ヤマト屋さんともう一軒本屋さんをのぞく。明日は3・11なのだが、二軒とも特に震災を特集したようなコーナーはなかった。
大町の「風ち草」でこの前来たとき頼んでおいたウクライナへの土産を受けとる。ウクライナに行けるかどうかわからないが、腐るものではないし・・・・話の中で亡くなった親友の話に。墓参りしたあとにこうしてあいつのことを話す機会があって良かった。
雨が強く、考えてみたら今日はここまで結構歩いていたので、地下鉄で駅に出る。やまびこに乗って帰途へ。本を読む気にもなれず、ずっと寝ていた。
川崎の東急ハンズで先日名入れを頼んでおいた名刺入れをピックアップ。18時半に帰宅。
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仙台へ

2020-03-10 08:41:46 | 石巻日誌
6時すぎに目が覚める。コーヒーを飲みながら、書評のブラッシュ、なんとかフィニッシュ、メールで送る。宿泊したホテルは何度も使っているが、今日は初めて朝食付きにした。これが立派な朝飯だった。部屋に戻ってバラカンさんの番組で懐かしのJames Taylorの歌声が流れている、American Standardというアルバムだった。とてもいい、すぐにアマゾンで注文。9時半珠莉ちゃんが武内さんと一緒にホテルへ。書き上げたばかりの原稿を持ってきてくれた。「石巻学」5号最初の原稿だ。昨日の吉増さんの話で気になった大嶋神社へ。もう移築工事がはじまっている。Futaba inのご主人が津波の時に神社の裏の丘に上がって助かったという話をしていたが、確かに神社裏に結構高いところがあった。

いままで気づかなかった。これも昨日の吉増さんの話を聞き、日和山へ行くことに。宮沢賢治の碑には、ここから海を見た時の驚きを歌った詩が刻まれている。

階段を降りてまねきショップへ。本間さんといろいろ話しているうちに、いつものように大きな発見情報を入手。永巌寺の隠れキリスタンのお墓と言われている墓も見る。

これも本間情報。まちの本棚でこの前の「映像で見るサーカス世界漫遊記」のチケット代を集金、「石巻学」5号用のアンケートを見せてもらう。
「元気いちば」でほうぼうの刺身といましかないというさくらますの切り身を購入。東北ライナーで帰宅の途へ。岩切から歩いて帰宅。
夜NHKBSでマルケサスの番組をみる、せっかく長期ロケしているのに、南海の楽園と言われ、ゴーギャンが愛した自然、メルビユが脱走して相手にした峻厳な自然がまったく描かれず、伝統だけにテーマを絞ったのはもったいなかったな。
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強風の石巻

2020-03-06 06:40:32 | 石巻日誌
5時起き。荷物を無理矢理リックに詰め込んでると妻も起きてくる。まるちゃんに起こされたという。一昨日もらったぶどうパンで朝食、大人になったものである。ぶどうパンが大苦手だったのに、とても美味しく食べた。6時すぎ出発。坂道で久しぶりにライオン君と遭遇。写真を撮って家族LINEで送る。次女のコメントは「四角い」。まさに・・・
電車はこの時間のわりには空いていた。予定通りの新幹線に乗る、これからの取材に備えて、頭を整理するために、読書はせず。車内アナウンスで在来線が強風で遅れている事を知る。東北ライナーもヤバいかもしれない。切符は石巻まで買っているが、バスもありかと考える。バスの時間を見ると20分後、まずは在来線の状況をと急いで乗り換えへ。やはりかなり遅れているようだ、乗ろうと思った東北ライナーの一本前のが発車時間を20分過ぎているのにまだ出ていない、これはバスだなと思った時に、なんとリックから出したままの取材用のファイルを新幹線に忘れたことに気づく。走って新幹線ホームへ。掃除が終わるところでなんとかセーフ。ファイルを受け取る。ただバスには間に合わず。東北ライナーの乗り場に行くと遅れていた石巻行きが停車中、当初予定していた電車とほぼ同じ時刻、この電車として約50分遅れで発車。取材相手の吉増さんにSMをいれておく。車内からみてもかなりの強風。高城町から野蒜間は停まりながらの運転、それでも11時10分すぎに石巻着。これは当初の予定通り。IORIにて吉増さんのお話を聞かせてもらう。『石巻学』5号のたぶん巻頭を飾ることになると思う。かなり刺激的な話が聞けた。
今日帰京する吉増さんも強風で電車が遅れているというので、予定を早めてバスで仙台に向かう。自分は次のアポまで時間があったので、昼飯を食べたあと、永巌寺を散策したあと元気いちばの2階で明日には出したいと思っている書評の原稿のブラッシュ。
3時萬画館で打ち合わせ。4時すぎホテルにチェックイン。朝早かったので少し横になる。6時近くの焼き鳥屋で武内さんと一杯、武内さんにも登場してもらったエッセイが掲載されている『図書』3月号を進呈。どうやら武内さんの2年間の冬眠生活も終わりのようだ、これからが楽しみ。
韓国が日本人へのビザ免除を停止とのこと、大変なことになった。もう安倍ではどうにもならない。20日からのウクライナ行きはどうなるのだろう?
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ハナビリウムからプラーズドニク

2020-02-23 11:06:08 | 石巻日誌
昨日はよく寝、頭も空っぽになったので、やる気もまたわいてくる。サンプラザ泊まりだったので、久々にグランドホテルの朝飯をたっぷり食べる。今日で終ってしまうイベントがあるので、10時前に石巻を発ち、恵比寿へ向う。恵比寿映像祭で上映中の「ハナビリウム」を見る。
この映画を制作した人と以前会って、花火とサーカスをドッキングしてなにかできないかということを話したときに、この映画の話を聞いていたので是非もので見たかった。360度で実際の花火を撮影したものをドームで見る、映像なのだが迫力が違う。花火の歴史やしくみについての解説も織り込んでいるので、子供たちも楽しめる。いいものをつくったと思う。
このあとは芝公園に向かい、今日と明日ユーラシア各国の食と文化を楽しもうと学生たちが主催する「プラーズドニク」を見に行く。
新型コロナでイベント自粛の中、こうした野外、しかもメインが屋台というものはきつい、がらがらの場内。到着したときにちょうどなななの公演が終わるというタイミングの悪さ。主催したメンバーのひとりが、一昨年の自分の授業を聞いていた学生さん、彼からステージショーで誰かパフォーマーを紹介してくれと頼まれ、今日はななな、あしたはふくろこうじ君を紹介した。もしもコロナがなければ、東京に住むロシア人たちが大勢集まるイベントになったと思うのだが、残念である。
17時半帰宅。今回は疲れた。
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映像で見るサーカス世界漫遊記

2020-02-22 07:08:59 | 石巻日誌
やはり昨日は飲みすぎたようだ。とりあえずシャワーを浴びて、昨日注文したカツサンドの朝食をとる。10時チェックアウト、津村さんと吉村さんが行商の店をだしていたという永厳寺付近を写真撮影、ここは何度も通りかかっているところなのだが、まさかここで吉村さんたちが店を出していたとは。珈琲館で武内さんと会って、これに関連する資料をもらい、そのあと永厳寺の前にある生花店に一緒に行ってもらい、この件についての情報をもらう。
12時半すぎに石巻かほくで、準備。パソコンとプロジェクターの接続は問題なし、これで一安心。一応客席は30席用意。
13時過ぎからお客さんが来始める。やはり少ない。20人まで行かず。見ていただきたい映像は全部見てもらった。何度かおおきないびきの音が聞こえてきた。つまらないかったのだろう。内容的には面白いものを見ていただいたのではないかと思うのだが、自分がそう思っただけなのかもしれない。失敗興行だった。

16時過ぎホテルにチェックイン。昨日の飲みすぎ、今日の疲れでなにもする気起こらず、食べに出かける元気もなく、ホテルの下にあるコンビニで昼食兼夕食を購入、17時前にそれを食べ、あとはただただ横になってテレビを見る。ジャッキー・チェンの「蛇拳」、スティーブ・セーガルの映画の二本立て。頭がいい按配で空っぽになったかも。
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