その前日

昨日のような夢はみず、めずらしく6時まで寝ていた。久々の夜野毛酒と寝酒に飲んだ五島ジンがよかったのかも。

工事が終わった冨岡公園のツツジ坂をウォーキング。

久々に見晴台にあがってみる。ツツジの花が一輪咲いていた。桜のつぎはツツジだ。

冨岡公園の桜並木もいまが満開。今年は出店もでてるようで、今週末が一番の花見日和ということになるのでは。

2日の浜空慰霊祭は、ちょうど桜も見頃で、雨の心配もあまりないようなので、来場した人たちにとってはいいのでは。

昨日クリューコフからのメッセージを編集しようと思ったが、字幕をつけてもらうことになっている和田君に直接送って、編集もしてもらおうと、得意のむちゃフリ。ただ見ていて、気になったのは音声が入っていないこと。これはまずい。和田君にも見てもらうが、やはり音がない。たぶん直接録画する時マイクをオフにしていたのだろう。クリューコフにすまない。もう一度送ってもらえないか連絡。

10時半から今度出す本のための取材をズームで。とてもいい話が聞けた。これも励みになる取材となった。

明日の展示の用意。14時半からズームで明日の打合せ。これをやって少し落ちついてきたというか、段取りが見えてきた。未確定部分はお客さんがどれだけ集まるかということと、県民ホールに移動したあと、KATTにどれだけお客さんが残るか。それとおおっぴらに寄付は集められないとのことなので、そのあたりのやりかたかな。

いまさらジタバタしてもしかたがないということだけは、わかった、そういえばこれが40年の呼び屋生活で身体にしみついたものだったかも。

クリューコフから電話、メカ音痴のふたりで対策練ってもしかたがない、メッセージを読んでもらって、それをボイスレコーダーで録音するという超アナログな方法で対応。それにしてもとても心のこもったいいメッセージだ。そう言ったら、日本のクラウンたちの気持ちがとてもうれしくて、心の底から気持ちをこめて書いたメッセージだ。ウクライナと日本と離れていても、俺たちクラウンの気持ちはひとつだ、お前たちと一緒にあると言う。キーウでもサーカス場でコメディアーダを引き継いだクラウンイベントがあるという。

リックにいろいろ詰め込み、明日のスタンバイ。

いよいよである。

桜と月

情けないことに、明後日のイベントについて夢を見て、三度も目をさます。

雨が心配だったが、公演15分前に雨もやみ、良かったと言って、トイレにでかけ、戻ると大雪、集まっていたお客さんがみんな帰っていたという夢。

まったくどうしてこんな風な夢を見るような情けない男になったのだろうと悲しくなってくる。妻に話すと、いいじゃんシミレーションできてと言われるが，それにしてもなと思う。

14時逗子の幸子さんの家で取材をさせていただく。途中クリューコフから電話、メッセンジャーでビデオメッセージを録画する。なんとかできたかとは思うのだが、あとはこれを編集できるかだな。

今日も幸子さんからいいお話を聞かせてもらう。今日一番いい話は、お隣の友人と知り合うきっかけが、とてもきれいな月が出てますよと声をかけたことからだということ。月で知り合えるなんてなんて素敵だろうと思う。

こちらの庭にある桜も満開。きれいな桜だ。

16時前に出て、明後日つかう印刷物のコピーとプリント。

いろいろへまもしながらなんとか作業終了。大岡川の桜を見物しながら図書館へ。

屋台が並び人出もたくさん、狭いところで皆飲合っている。こんな風景を見るのは3年ぶりになるのかな。

萬里で先日出版が決まった企画の担当者ととりあえずおめでとうと、今後の打合せを兼ねた会。夜の萬里は久しぶり。

担当の方は、前回もそうだが、的確なアドバイスをしてくれるのでありがたい。今回も独りよがりになっていた部分を指摘してもらう。出していた章立てとは別な展開でやろうという気になる。

握手をして別れる、せっかく企画を通してもらったのだから、がんばらないと。

帰宅途中の山道で、不思議な雲と月を見る。今日の月見の出会いの話を思い出す。

デリーエフからメッセージビデオ

JWAVEの5時からの長井さんの番組のゲストは今週は上野千鶴子さん、上野さんときちんと話ができるのに感心する。

久々にベイサイドまでウォーキング。家の近くの桜道の桜は散りモードになってきた。こうして近所をウォーキングするのは4～5日ぶりになるかもしれない。雨もとりあえず今日で終わりらしく、土日はなんとかもちそうな感じ。

いつもみかけるラジオ体操グループ、再開になったのはいいが、5人に減ってしまった。大丈夫かな、この前見ていたらリーダーがいなくなったのか、みんなバラバラだった。

イベントが近くなると、なんとなく落ちつかなくなる。本業でやっていたときは、それなりに日常だったので、こんなことはなかったのだが、足を洗ってからは、何か漏れているのではとか、不安だけが募る、そして行動がともなわない。いい意味のストレスぐらいですめばいいのだが。

そんな折、クラウンパレードのためにデリーエフがビデオメッセージを送ってきてくれた。これは励みになった。

大きな懸案事項について､共催の人たちとざっくり話し合う。なんとか道が見えてきた気がする。

出演してれる皆さんにお弁当ぐらいはお出ししたいということで、泉屋に発注ＦＡＸを送ったら、電話がきて、注文した品は卵代高騰のためにいまはやっていない、と代案を提示される。まさか太巻の卵にも影響があるとは・・・仕方がないので代案の品でお願いする。

あと残すところ2日。

奇遇

4時に目が覚めてしまう。8時まで、ほとんど一日やることの半分以上をやってしまう。ほとんどはメールでのお願いごとばかりなのだが。

このところ桜が満開になりつつあるのに、寒く雨がちの日が続く。こうなると心配なのは、4月1日のクラウンパレードの天気。2日には浜空の慰霊祭がある。

今日は雨天延期になった浜空碑掃除の日。小雨が降る中浜空碑へ。雨が強くなり、掃除は無理そう。集まった4人で慰霊祭のことを打合せ。その中で最近入られて人でほとんど口を聞くことがなかった人と話していたら、なんと仙台出身、しかも同じ高校の先輩であることがわかる。なかなかないこと。4年先輩だった。不思議なこともあるものである。

雨の中OKで買い物。

妻は久々に東京に出て映画を見にでかける。朝作業をやってしまったもんだから、身体は正直でなにもしたくなくなる。OKで買ってきた弁当を食べたあとは、ソファーに横になって、BSの二時間ドラマの再放送を見ながら、昼寝。

三雲君からクラウンパレードのチラシの一部に間違いがあるとの連絡。寝ている場合ではない。すぐに訂正をしてもらい、あちこちに連絡。

夕飯を食べてからはほぼ使い物にならない身体になり、9時過ぎには就寝。

パスポート入手

10時からシネマリンで、大川小学校の裁判を起こした遺族の人たちの闘いを描いたドキュメンタリー映画「生きる」を見る。大川小学校の問題について、正直真剣に向き合ったことはない。裁判で原告側が高裁で勝訴し、石巻市が上告を断念、当時の亀山市長が大川小学校を訪問したというニュースは見ていた。この映画はその裁判の経緯を描くのかと思ったら、むしろ裁判に至るまでの話をじっくりと描いている、それはこの映画をつくった人にとっては必然だったと思う。市や県を訴えた原告の遺族の人たちが何故裁判に訴えなければならなかったかということだ。ここで描かれている学校、石巻市、教育委員会の遺族側に対するあまりにも誠意にかける態度、天災だからしかたないじゃないかという基本姿勢(特に亀山市長の態度)、そして言い繕いをするなかで、その嘘を重ねていく態度、それに対してどうしても許されなかったという怒りが非常に説得力をもって描かれている。裁判自体も二人の弁護士が臨むという、決して万全のものではなかった、それでも裁判を進める中で、原告の遺族の人たちがそれを支えていく、それは失われた子どもたちへの思いであったことをにじみだしたこと、それはこの映画のとてもよかったところだったと思う。最後弁護人の方がその訴訟自体を支えたのは遺族の方だったと思わず嗚咽をもらしたのは、勝った、負けただけではない、遺族たちの悲しみ、寂しさを共有していたからなのだと思う。

クラウンパレードで展示するもののプリント、配布物のコピーをするためにいつも行くコピー屋に行こうと思ったら、データーが入っていたUSBをパソコンに差し放しだったことに気づく。だめじゃん。

予定を変えて、産貿ホールに先日申請したパスポートを受け取りにいくことにする。歩いて産貿ホールへ。新しいパスポートの有効期限は2033年3月17日まで、それまで果たして生きているのだろうか。そしてこの新しいパスポートに最初のスタンプが押されるのはいつなのだろうか、そんなことを考えてしまう。

この前昼時で入れなかった地下の中華屋で昼飯。ふたりだけでやっている店で、そばがちょっと伸びてしまったのはなんだったが、値段のわりにはいい感じの中華屋だった。ここからまた歩いて中央図書館へ。通りにはマスクをしていない外人さんがキャリーケースを持ってたくさん歩いていた。高校生らしき若者も多い。大岡川のサクラも満開まであと2,3日という感じ。毎年恒例のぶらぶら歩きをとも思ったが、今日はかなり歩き、ちょっとへばり気味。図書館で予約していた本を受け取ったあと電車で帰宅。

そろそろ週末の天気が気になってくる。土曜日はクラウンパレード、日曜は浜空慰霊祭、なんとかもってもらいたいのだが・・・