デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

通夜の朝

2021-09-29 07:58:41 | デラシネ日誌
今日9月29日6時からおやじの通夜となる。
25日桑野塾開始30分前に病院から危篤の報を受け、15分前に急遽中止として、仙台に来てから、あっという間だった。コロナがあり、神奈川から来ている自分がやっと面会できたのは、亡くなった時だけだった。幸い10日前から来ていた弟はなんとか亡くなる日の午前中会えたのがなによりだった。27日午後6時50分に亡くなり、その夜にはもう葬礼会館に安置され、それからは慌ただしく葬儀などの準備に追われた。
やっと昨日の晩自分もおやじの側で一緒の夜を過ごすことができた。
ゆっくり話すことができて、いまはおやじの顔のように穏やかな気持でいる。いろいろ話しをした。自分の中での一番の思い出は、大学生活を送るために仙台駅を出て東京に向かった日、見送りに来ていた家族と友人(中学の同級生の竹村さんという女性だった)となぜかちょと離れたところで、ホームから手を一生懸命に振っている姿だ。特急電車から見えたあのおやじの姿がいまでも蘇ってくる。そんなことをずっと話していた。
こんなおやじの姿を見れるのは明日の朝だけとなる。
朝会館の周辺を散歩して戻ってきたら、通夜と告別式の案内がでていた。
いよいよである。

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久しぶりの営業でヘマを

2021-09-24 05:20:19 | デラシネ日誌
「モネ」ちゃん見て、また今日も涙。社内プレゼンでモネが、地元のためになにかをしたいのですと訴えるところで、もうダメ。社長がビジネスとしては甘い、でも困るんだよね、胸が熱くなるんだよねというところでほぼ嗚咽状態。震災でずたずたになった故郷のために、なにかをしたいという思いを持った人たちは多いはずだ。震災10年という年に、そうした思いに立ち返らすものをこのドラマは持っているような気がする。
明日の桑野塾を聞いてくれる人から、また貴重な情報が寄せられる。そういえばどこかにコピーがあったはずと、ファイルから取り出して読む。確かにかなりいい線ついているような気がする。今回はこういう情報収集のきっかけになればいいと思っている。
弟から連絡。おやじの今後のことについてケアマネさんと話してくれた結果について。とるべき道はどうやら限られてきたようだ。
来週木曜から仙台に行くことにする。
「石巻学」6号を置いたらきっと売れるのではとかねてから狙っていたところに電話。カフェ・ド・クリエというカフェのチェーン店の本部に電話しているのに、久しぶりの営業電話ということもあったのか、いやいつもの悪い癖、思い込みから、タリーズコーヒーなどと言ってしまった。なんとかいい繕って、趣旨は説明できたが、まさに冷や汗もの。昔中央放送に入って2ヶ月ぐらい経ったころ、サーカスの営業で片っ端から食品会社に電話していたとき、ライバル会社の名前で電話して、めちゃめちゃ怒鳴られたことを思い出す。
担当と相談して来週に折り返し電話ということにはなったが、すぐに連絡が入り、一店舗だけの販売物は受け入れられないとのこと。言われてみれば、そうだと思うのだが、そういう管理から目線では商売は広がらないと思う。置いたらまちがいなく売れるはずなのに、残念である。
また違う戦略を立てないと。なんでもそうだがPlanBが大事だ。
漂流民サミットの要項についての詰め。来週ぐらいには正式にプレス発表ということまでもっていきたい。
久しぶりの石巻学ジョッキーをやりたいので、日程調整。なんとかできればいいのだが・・・


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また今日も涙で・・・

2021-09-23 09:57:40 | デラシネ日誌
ベイサイドまでウォーキング。雲がきれいだ。

でも今日は暑くなりそうな気配がする。家を出るときは聞こえなかった蝉の声が、聞こえてくる。なにか必死で鳴いている気がする。
最近はモネを見るのに合わせて、歩いている気がする。自分はBSの7時半から始まるのを見ているのだが、とにかく今週は泣きっぱなし。今日もダメだった。
モネちゃんいよいよ気仙沼に帰ることになった。
今日は祝日、お彼岸の中日。年金生活者には休みは関係ないのだが・・・
午前中桑野塾のアドレスを申し込み者に送る。今回はサーカス学会にも案内したが、いつもの桑野塾よりはかなり少なめ。
サーカス学会のOさんからドイツのサーカス研究者ギュンターさんが亡くなったというお知らせをいただく。ギュンターさんはサラザニサーカスの研究の第一人者。東北放送でつくった番組「20世紀大サーカス」にも出演していただいた。ギュンターさんが澤田豊が映っている映像を見つけてくれたことで、番組への道が開けた。心から冥福をお祈りする。

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エルンスト・ギュンターさんご逝去

2021-09-23 09:51:10 | サーカスメモ
ドイツのサーカス研究者エルンスト・ギュンターさんが、ドレスデンで亡くなられたとのことです。日本でも「女曲馬師の死」というギュンターさんが集めたサーカスにまつわるエピソードを集めた本が、尾崎宏次さんの翻訳で出版されていますが、サーカスを愛する人にしか書けない珠玉のエッセイ集でした。
ギュンターさんはなによりも故郷ドレスデンで生まれたサラザニサーカスの研究に情熱を注いできました。海を渡ったサーカス芸人澤田豊が看板スターとなっていたこのサラザニサーカスのことを徹底的に調べるなかで、ギュンターさんは澤田豊が実際に芸をしている映像を発見してくれました。この映像が見つかったことで、澤田豊の足跡を辿ったドキュメンタリー番組「20世紀大サーカス」が生まれました。澤田豊のサーカス人生が本だけでなくテレビ番組として残ることになったのは、ギュンターさんのおかげでした。
ほんとうにありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。
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石巻学6号の読者アンケートから

2021-09-23 05:46:32 | 石巻学6号
朝日新聞の情報フォルダーで見て、書店で購入。
「特に、吉村昭氏、加藤九祚氏の講演録を興味深く読ませて頂きました」(74才)
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