デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

大晦日

2014-12-31 23:18:09 | お休み日記
正月がかきいれという職場に就職した下の娘は今日から泊まり込みということで、旅行カバンをもって家を出る。
がんばれ!
ベイサイドまで走る。途中きれいな朝日が昇るところに遭遇。いままで見たことがないようなでかい貨物船が航行していた。浜空神社はきれいに正月の飾りものがされていた。そして近くの小さな池にはかるがもたちがのんびりと
年末ちょいっとはまっていたのがメールの送受信の整理。ボックスが一杯だったのでやり始めたのだが、なかなか面白かった。今年のメールは整理できなかったが、一昨年なんて結構大変だったなとつくづく思う。
お昼はここ数年の恒例16号線沿いにある根津という天丼屋の天丼を食べる。
16時からロードオブザリングが始まる。家人はこれを見ることに。紅白よりはましか。
やっと原稿にとりかかる。
そういえば今日届いた郵便物のなかに、出版ニュースがあったのだが、ここに2015年に出す本の予定が掲載されていた。自分のも出ていた。今日も書いているサーカス学の本と、沢田さんの聞き書き、そして石巻学を立ち上げると書いていた。実現させるよ。
奥さんと長女はいま家を出て、富岡八幡宮に初詣へ。
ロードオブザリングはいよいよこれからが大団円。


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窓拭き

2014-12-30 10:58:13 | お休み日記
まだ暗い中家を出て、今日は10キロ以上走る。久しくご無沙汰の野鳥の池へ。わりと静かな感じ。野鳥の池をでたあたりで朝日が昇ってくる。木陰から見えた朝日がまぶしかった。
朝食を食べたあとに恒例の窓拭きを中心とした大掃除。今日は天気がいいのでやりやすい。午前中で掃除が終わったところで、新しいカレンダーを飾る。来年は石巻スケッチのカレンダー。今年仙台で見た浅野さんというこれを描いた方のスケッチがとても気に入ったので・・そしてこれも恒例の義理の妹家族を交えての手巻き寿司。ちょっと遅れて長女もでかい荷物をもってやってくる。早いもんでみんな社会人になった。当方の下の娘は仕事のため不在。昼から酒を飲んだので、なにもする気がせずに借りていた映画「総長賭博」を見る。きっちり筋を通してやっていこうとする鶴田浩二がいつのまにかどうにもならないところへ追い込まれていくその過程が実に見事に描かれていた。
喜多方の喫茶店のあの寒さのせいですっかり風邪もよう。鼻がとまらない。
家人たちは夕食のあとは「ホビットの冒険」を鑑賞。三部まだ見ていないな。ここまで来たらやはり見たい。長女を誘うがなぜ父と行かないといけないのということらしい。
原稿を書くところまではいかず参考にする本をとりだしたところで今日は終わり。24時前に就寝。

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年賀状

2014-12-29 17:41:16 | お休み日記
少しぐらいの雨だったら走ろうかと思ったのだが、かなりの雨。喜多方の寒い喫茶店で2時間いたのがきいて鼻がでてしかたがないという風邪気味状態なので、今日はおとなしくすることにする。ビータ・バラカンの4時間スペシャルを聞きながら年賀状でも書くかと思ったのだが、録音されたファイルがない。もしかしてパソコンの電源が入っていなかったから録音されなかったかも。しかたがない。
ほぼ午前中一杯かけて年賀状を書く。今年は印刷したのでコメントを書くだけ。書き終えたところで投函するために駅へ。ライオン猫と会えるかもというのも行く気になった動機だったのだが。残念ながら会えず。からすが一羽いつも猫がいるところで行くときも帰るときもおなじところにいた。帰り道でそのからすの様子がおかしかったので笑っていたら、通りがかりのおばちゃんがカラスに餌をやっていた。なんでもライオン猫にいつも餌をやっているのだが、このカラス、いつもこの位置でおこぼれを狙っているらしい。今日はライオン猫がいないので、カラスに餌をやっているとのこと。人気あるね。
メールはニフティーをつかっているのだがボックスが満杯状態なので、削除作業をやっているのだが、これがなかなか面白い。2011年の震災があったあたりから否応なく発信・受信メールを見ることに。自分の思考状態がよくわかる。
原稿の下書きをやってイチジクのブランデーを寝酒をくらって就寝。

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石巻旅日誌3-会津へ

2014-12-28 17:42:45 | お休み日記
10時半に喜多方に着くためにはタクシーで岩切に出るしかない。そのために家を6時40分に出る。おふくろがおにぎりをつくってくれる。まったくいつまでたってもと思ってしまうと恥ずかしい。おやじも起きてきて、お前も年なんだから無理すんなよといわれる。まったくいつまでも経ってもなさけない話である。
仙台からは新幹線で郡山へ。郡山から会津若松へ向かう磐越西線に乗る。最初は雪なんかなかったのだが、三つ目の駅を過ぎたあたりから真っ白な銀世界に変わる。今日は磐梯山もきれいに見えた。となりのボックスに座っていた長い髪をしたおばさんが、ずっとスマホでなんども髪を梳かしながら自分の写真を撮っているのがなかなか気持ち悪かった。雪面が宝石のようにキラキラと輝くところがあった。きれいだったなあ。
会津若松で喜多方行きに乗り換え。喜多方は震災があった年に来たことがある。あれは暑い日だった。今日はまったく正反対、とにかく寒い。駅の観光案内でめざすシンポジウム会場の場所を教えてもらって道を歩いていると、「大島さん」と声をかけられる。知り合いの人だった。びっくりするが、今日これから行くシンポジウムは「いま、福島からの演劇」ということで、彼女がこれを聞きに来るのは不思議ではない。大和川酒蔵北方風土館に到着。シンポジウムは10時から始まっているので途中からの参加。会場はすでにぎっしり。しかも畳の部屋だったのでかなり窮屈な状態で聞くことに。それぞれの報告はみんな自分たちの実践をもとにしているので非常に説得力がある。自分には今日のここへ来る目的でもあったのが、トレイラーシアターの運動を始めたやなぎみわさんの話がとても面白かった。一部が終わったところで1時間の休憩。このときこのあとの円卓会議に出席される赤坂憲雄さんが後ろに座っていたので、挨拶。「石巻学」の発起人にもなっていただくことになっていただいている。とても楽しみにしていますといわれる。
昼はやはり喜多方に来たのだからラーメンを食べる。可もなく不可もなくという感じかな。酒倉を見学。
午後は円卓会議。感心したのは報告した人たちだけでなく、実際に福島で演劇運動や文化活動をされている方たちが積極的に発言していたこと。その中身もとても真摯なものであった。
しかしこうした狭いところで昨日からやっていたので延べ12時間ちかくみんなこうして真剣に発言し、それに耳を傾け、意見を述べていたことになる。すごいことだと思う。
このあとやなぎさんと近くの古いたたずまいの喫茶店でトレイラーシアターの話を聞かせてもらう。よくもまあこれを買ったものである。このトレイラーでサーカスができないかということで関心があり、ここまで来たのだが、ゆっくり話ができてよかった。
2時間近く話をして駅へ。駅はシンシンと冷えている。ワンカップを買って電車に乗り込む。石巻と喜多方は距離的にはもちろん遠いが、今日のみなさんの話を聞いていると、震災後の状況のなかでそのふたつの地域をつなぐものはあると思う。これから自分がやろうと思うこととどこかでかぶっんてくることを感じる。
すでに外は闇に覆われ、雪景色を見ることはできない。すきっ腹に冷や酒を流し込んだもんだからうとうとしているうちに郡山に到着。確か立ち食いそば屋があったはず。この新幹線の駅にあちこちにかかしいるのがおかしい。そば屋でてんぷらそばを食べ、やっと一息。
新幹線ではもう一本ワンカップをのはながら持ってきた「奇皇后」のDVDを見る。
下りの新幹線はほぼ満員だが、自分が乗る上りの新幹線はがらがら。
23時すぎに帰宅。
年の暮れに3日間旅情にふけることになった。こんなこともあっていいかも。

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石巻旅日誌2-石巻学打ち合わせ

2014-12-27 17:06:46 | お休み日記
6時すぎに目が覚める。7時に部屋を出て、ひとっ走り。さほど寒さは感じなかったが、今年一番の寒さだったらしい。たしかにうっすらと雪化粧。ここのところ石巻に来たら走るコースが決まってきた。住吉公園の大島神社にお参りしてから北上川沿いをずっと北上。新北上川と合流するところあたりでUターン。橋を渡って、中瀬に出て一周という感じだ。大島神社にはお賽銭をあげて今年お世話になりましたとお礼。今年から一月に一回特に用事もなくてもいいから石巻に来ようと決め、なんだかんだと月一で石巻に来ていた。一番よかったのは石巻の四季をこの身に感じたことかもしれない。冬は91年ぶりという大雪に遇ってしまったりもしたが、これだけ春夏秋冬を過ごしたことはなかった。川開きも何十年ぶりで見ることになった。別になにか目的があっての訪問ではなかった。途中でしんどくなったこともあった。なんで俺はここにいるんだろう、復興のためになにも役立つこともなくという想いをもったこともあった。お参りしながらそんなことを思い出す。でも来てよかったとつくづく思う。やはりそれは人との出会いだったように思える。偶然会ったひと、再会した人、そんな人たちとゆっくり話をすることができたこと、それがとても大きかったと思う。そして石巻が確実に自分の身体のなかに入り込んできたと思う。白い息を吐きながら川沿いを走っていると、知らない街を走っているという気がまったくしないことを感じる。
ゆっくりと時間をかけて気持ちよく走る。1時間以上走っていた。笑門館はトイレも風呂も共同なのだが、風呂がでかいので逆にいいかも。
10時駅前の喫茶店で漂流民の会員の方と待ち合わせ。2時間ほどお話をする。
バスの時間まで少し時間あったので駅前のスーパーをのぞく。ここもお正月用品でいっぱい。びっくりしたのはでかいなめたかれいが880円だったこと。安い!
12時半のバスで仙台に向かう。バスの中ではたぶんイビキをかきながら寝ていたのではないかと思う。自分のイビキの音で何度も目が覚めた。仙台に着いてから前に食べたさくらデパートの地下でナポリタンを食べ、丸善をちょっとのぞいてから待ち合わせのメトロポリタンホテルへ。
石巻学の打ち合わせ。石巻に通う中で生まれたアイディアが雑誌「石巻学」をつくこることだった。自分ひとりで最初はやろうと思ったが、それはちょっと違うかなという気がしてきた。雑誌をつくることは共同作業になる、それをひとりよがりではなく、みんなの知恵を寄せ合いながらつくっていくことが大事ではないかということを、なんども荒蝦夷の人たちと話し合う場をもつなかで学んできたような気がする。半年近く話し合いを続ける中、やっとかたちが見えてきたような気がした。来年6月創刊ということを目途に作業を進めることも確認できた。
今日は土曜日なので実家の近くまで行くバスがないので東北線で岩切に出て、そこからタクシーで実家へ。いつもだったら駅で待っているタクシーがぜんぜん来なく、ずいぶん待った。
3人で夕食。石巻通うを続けるなかで、必ず一泊は実家に泊まり親たちと食事するということにしていた。なかなか遠くにいて何もしてやれないが、とりあえず一カ月に一回でも親たちの顔を見ながら飯を食べるということも大事なことだったと思う。一カ月に一回ではまだ足らないかもしれないが、親たちの日常というのが少しはわかるような気がしてきた。今日は千葉・和田のつちくじらの塩焼き、調査捕鯨のいわしくじらの刺身と皮とベーコンとまさに鯨づくし。ちょうどおやじの同級生が送ってきたばかりというがまさにグットタイミングであった。この年になって上げ膳すい膳というのはいかがなものかという気がするが、結局はそうなってしまう。恥ずかしい話だ。
全日本のスケート中継を最後まで見てしまう。

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