デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

朝の湘南ライナーは手ごわいぞ

2013-01-31 06:51:42 | お仕事日誌
10時に富士見きらりで打合せということで、家を7時すぎに出る。渋谷経由という選択肢もあったが、王道で湘南ライナーをつかい池袋経由でいく。保土ヶ谷で線路内に人が入ったということで電車が大幅に遅れ、電車の中も超満員。こんな満員の電車は久しぶり。揺れも京急とはちがう。なんとかかんとか10時までには間に合う。打合せのあと、駅前で昼飯を食べてから会社へ。
今日の打合せをもとにアーティストにメールをだしておく。リトル組の航空券の予約がすんだグループにはEチケットを送る。
査証申請をしてからちょっと山を越えた気はしているのだが、まだ連絡待ちの部分があるので、それが追わないとちょっとなあ・・・
18時すぎに退社

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一週間ぶりのビール

2013-01-30 14:36:50 | お仕事日誌
杉田まで今日も歩く。査証申請が終わったので、次は航空券の手配。そして荷物の手配。一応リサーチはしているので、これでいいのかメンバーに確認のメール。去年の今ころと比べてサーチャージがえらく高くなっている。そしてこの円安。状況はわれわれにとっては不利になってきている。去年見積もりを提出したときのレートと違うのはきついなあ。
オリンピックの女子柔道監督の体罰が選手たちのJOCへの告発で発覚、それを認めながらも、監督を戒告処分だけで留任させるとは、告発した選手たちの気持ちをなにも考慮にいれていない、上から目線。闘うのはコーチや監督ではない、選手なのだ。柔道部の先輩から憤りのメールが立て続けにくる。
17時からあるテレビ番組のことで取材に応じる。1時間半付き合ったら疲れてしまった。帰りの電車では本を読む気力なく。
今日は待ちに待った酒解禁の日。といっても食事中の缶ビール一本。あまり感慨はなかった。はらわたに染みわたるというような感激があるかと思ったが、それもなく、すんなり飲んで終わり。あっけなかったなあ・・・

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査証申請

2013-01-29 10:36:28 | お仕事日誌
術後2週間は走れないので、今日から前によくやっていた杉田までウォーキングを始める。何年ぶりになるのかな、でもあまり風景に変化はない。梅林小学校の梅の蕾がずいぶん大きくなっていた。
品川で降りて、バスで東京入管へ。そんな混んでいなかったのはいいのだが、書類に会社の社判が必要だったページがあることを指摘される。この分だけ明日提出してもいいのだが、添付書類はまた付けてこいというので、会社に戻ることに。会社に電話して書類に判子を押してもらって原宿の駅まで持ってきてもらうことにする。
原宿で受け取って、また品川へ。品川原宿間を今日は3回往復することになるわけだ。とりあえず申請書類は受理される。これで一安心かな。かなり気持ちに余裕ができる。13時すぎに会社に戻る。弁当を食べて、夏のイベントの予算つくり。これを終えて糖尿の検査へ。
血圧はかったら、106とか108、看護婦さんがきっと前のデーターを見て、盛んに低くすぎる問って4回測り直す。いい数字だと思うんだけど・・・あげくにきっと体調わるいんでしょうねと言われる。んなことないんだけど。先生が診断で、今日の数値を見て、血圧ずいぶんよくなっていますねとのコメント。うんうんと納得。
いよいよ今日がアルコール摂取禁止令の最後の日。タバコやめるより大変かと思ったが、案外楽勝だった。
もう飲まなくてもいいか。

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完本 天の蛇-ニコライ・ネフスキーの生涯

2013-01-28 22:56:20 | 買った本・読んだ本
書名 「完本 天の蛇-ニコライ・ネフスキーの生涯」
著者 加藤九祚  出版年 2011 出版社 河出書房新社

去年本屋さんでこの本を見つけ「完本」というのが気になって、買っておいた。「天の蛇」は第三回大佛次郎賞を受賞した名作、以前に読んでいる。なのになぜか完本というのが、買わないといけないんじゃないかという気にさせた。
いま読み終わって、増補されていた部分はほんのわずかであったのだが、やっぱりあの時気になって買ったのは間違いなかったと思った。
「天の蛇」は加藤さんでないと書けない評伝である。ひとつはネフスキーの学問的功績をきちんとまとめていることである。つまり柳田国男や折口信夫らとの交流のなかで磨き上げられた民俗学的フィールドワークのなかで、おしらさま、そして宮古の島のことば、さらには若水と蛇の不死について考察していく、その民俗学的な業績をネフスキーが日本で書いた論文を丁寧に読みながら分析していく。そして大阪外語大時代に出会った西夏語という滅んだ民族が残した言葉と出会ったことで、その言葉をチベット語や中国語の文献と比較することによって分類・分析していく。民族学や民俗学に通じている加藤さんでなければネフスキーの学問的業績をこれだけまとめることはできなかったと思う。
もうひとつ加藤さんでなければ書けなかったこと、それはロマンチストの加藤さんでなければ書けないネフスキーの人間的魅力、なによりネフスキーの学問に対する姿勢である。行間ににじむ加藤さんのネフスキーに対する共感が、この評伝をさらに奥行きのあるものにしている。
ネフスキーがKGBに逮捕されるシーンは、加藤さんが物語風に書き記す、曰く「著者の創作的なエチュード」である。これも加藤さんでなければ再現できないものであった。
しかしなによりも加藤さんらしかったのは、増補されたニコライ・ネフスキーと家族、その後の真相という四つのエッセイであった。ネリさんというネフスキーと日本人妻でネフスキーと同じように粛清されたイソの間に生まれたひとり娘が書いた回想を加藤さんが紹介しているのだが、これでネフスキーが逮捕されたあと収容所に入れられ、1945年に病死したという説が、事実ではなく、逮捕直後に銃殺されていた(イソも銃殺されていた)というショッキングな事実がここで明らかにされている。加藤さんはこの回想を、ネフスキー夫妻、さらにはその残された家族(ネりさんの子どもたち、そしてその孫たち)との交流を織り込みながら、愛惜をもって紹介していく。
ふたつ目のエッセイには泣かされた。これはネフスキーが獄中にいたとき一緒だった人の手紙が紹介されている。獄中にあったネフスキーは、この時は大部屋にいたのだが、その獄中にいた人たちに、自分が研究を続けていた、まさにそのためになくなく日本を離れた、西夏の研究を聞かせたというのだ。彼は情熱をこめて話し、みんなはききいったという。
このあと訊問から帰ってきたネフスキーが、この手紙を書いた人間に、「私は彼らのいうとおりサインしたよ、それからこの男に向かってがんばれよ、サインなどするなよと言ったというエピソードを書いた加藤さんは、ネフスキー自身は絶望し、友人には絶望するなと言った、この言葉には万感がこめられていると思うと書く。この一文を書きながら、加藤さんは涙を流していたのではないかと思う。それだけ胸に響いてくる言葉であった。
学問に対する愛とでもいうしかない熱情、そして学校から帰ってくるのをバス停で待つ娘との交流、なぜこのような人間が殺されなければならなかったのか。加藤さんの万感の思いが全編にみなぎる。
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苦手に挑戦

2013-01-28 14:20:46 | お仕事日誌
雪が降るかもということだったが、降らず。その方がいいけど。
明日入管に査証申請することになっているので、今日は一日そのための書類づくりに専念。まずは作成しなくてはならない書類をつくり、そのあとは申請書に記入。いまはエクセルで作れるのでずいぶん楽になったのだが、とにかくこういう書類をつくるのがなによりも苦手な自分にとっては、神経が疲れるしんどい作業である。そして出来上がった書類を見直すと、ボロボロ間違いがでてくる。これがなんとも情けない。なんでこう自分はこうことがちゃんと出来ないのだろう。がっくりきてしまう。
それでもなんとか17時過ぎに書類ができあがる。
デスクの大野からたびたび電話、来月ある漂流民の会の会計の件。これもまたミスの山。いろいろ指摘されても答えきれない自分がいる。
とにかく峠は超えたと思うことにする。

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