デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

辛いことばかりの2月も終わり

2005-02-28 10:29:35 | お仕事日誌
結局金曜日、土曜日と風邪で寝込んでしまった。次女がお勧めの柚子茶を飲んでだいぶ楽になった。土曜日長女の第一志望校の発表があり、無事合格といううれしいニュースがあった。滑り止めで受けたところが落ちた時にはどうなるかと思ったが、あれで奮起したのが良かったようだ。ここ一番のプレッシャーに弱かったのだが、見事に逆転勝利ということだ。
10時出社。打合せ。4月の公演をめざして、いろいろ動いていたサーカスをどうするかについて話し合い。状況的にはかなりキツイ。最終判断を近日中に下さないといけないだろう。
しかし2月は、ACCにとっては、辛いことばかりが続いた。ふってわいたような案件の処理について、そしてこのサーカスをめぐって、ずいぶんとシリアスな状況が続いた。じっと堪えるそんな感じの月だった。明日から3月、現場の仕事が動き出す、心機一転攻勢にでたいものだ。
サーカス学校の野毛公演に出演するオーリャの査証書類を作成、速達で送る。
野毛に出演するゲストのビデオをダビング、野毛に送る。
17時ボリショイに出演中の芸人さんが来社。ドームの公演も、6日で終わり。いろいろ打合せをしたあと、千駄ヶ谷駅前の居酒屋で、送別会もかねて一杯。ふたりともずいぶん飲んでいた。じゃあこんどはモスクワでということになったのだが、帰り際3月8日が国際婦人デーだから、また会おうということになってしまう。
23時すぎに帰宅。

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風邪気味

2005-02-24 12:55:08 | お仕事日誌
今日は大野が、名古屋出張、西田が東村、辻君が自宅で作業ということで、大森君とふたり。今日でとりあえず長女の受験が終わるというわけでもないのだが、いままで風邪になっちゃいけないというプレッシャーがとれたせいもあるのか、なんとなく鼻くずぐず、くしゃみ連発と、風邪の初期症状。ちょっとヤバイ感じ。
16時過ぎに会社を出て、野毛へ。18時から打合せのため、万里放題亭へ。20時ごろ打合せを終えて、「波の上」へ。外はめちゃ寒い、雪もちらほら。今日は早く帰ろうと思ったのに、結局終電に乗れず、タクシーで帰宅。身体が熱っぽい。そのまま布団に転がり込む。

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続々日本のなかのロシア

2005-02-24 12:18:08 | 買った本・読んだ本
書名  「続々日本のなかのロシア-ロシア文化と交流史跡を訪ねる」
著者  長塚英雄&「日本とユーラシア」紙編集部編
企画・編集 ユーラシア研究所・ブックレット編集委員会
発行 東洋書店(ユーラシア・ブックレット 75)
定価 600円(+税)      発行年 2005

ちょっとだけ関わった本の紹介。ロシアをはじめユーラシアに関し、さまざまな視点からとらえ、しかも手軽に読めるように編集したブックレットのシリーズのひとつ。石巻若宮丸漂流民の会の編集で発行した「初めて世界一周した日本人」もこのシリーズのひとつだった。
この「日本のなかのロシア」はなかなか評判がいいようで、これが3冊目となる。日本に残るロシア人や、ロシアに関係する日本人、ロシアに関するさまざまな史跡を紹介しているのだが、地図や連絡先なども書かれてあり、情報誌のような仕立てになっているのが、なんともありがたい。今回も、松井須磨子、福島安正、ラッセルなど21の事例が紹介されている。ちなみに私は、玉井喜作を担当している。3冊となると、かなりマニアックな、というかロシア関係の専門家向けかなというものが、含まれているが、これを探りあて、また現地に赴き、取材した長塚氏はじめ、編集委員会の情熱には頭がさがる。
日本とロシアの交流史に関心のある人には、必須のガイドブックといえよう。
 



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13.本番一日完全ドキュメント 4

2005-02-23 13:48:26 | カバレット制作ノート
休憩中に顔見知りの人の反応を聞くと、楽しいですねえとみんな面白がっている手応えは感じる。ロービングをしていたサロクが、ステージにあがり、いよいよ後半のはじまり。イギリスから特別参加してくれた三人のバンドさんが、客席から登場。一曲演奏したあと、ステージで、三雲君とやりとり。これがおかしかった。リハの時は、ここを端折っていたのだが、本番になると、三雲の本領発揮。ちぐはぐなやりとりが絶品だった。
後半はほとんど天井桟敷から見ることに。携帯に電話。藤山さんの後見の人から、空調を切るように確認。小屋の人に再度お願い。ヨロ昆撫さんがはじまってからの客席の反応がおかしかった。どう反応したらいいものか、そんなとまどいが感じられる。14日のリハの時に、VJにリクエストが出ていた映像も、3曲目にスクリーンに映し出される。
いよいよトリの藤山さんの番。ぞくぞくしたのは大熊さんの音楽。リハとはまったく違う曲で、藤山さんの芸風と合った曲を最初はソロ、二匹目の蝶が出たところで、アルトサックスとのデュオで、見事に盛り上げてくれた。さすがである。
21時ちょいすぎに終演。帰りエレベーターしか利用できないということを確認。客だしがかなりたいへんそうだが、しかたがない。
帰りは受付に立つ。ボリショイのアンドレイが、楽しかった、ほんとうに楽しいショーだったとマジ顔で感想を言ってくれる。森田君のジャグリングが良かったという。
予想通り、ロビーはかなりの混雑。みんながはけるのに時間がかかる。ある程度はけたところで、片づけに。
自由席の椅子片づけは手があいた出演者も手伝ってかなりいいペースで進んでいるようなので、指定席のテーブルの片づけをする。下の人があまっているようだったので、何人か上に呼んで、テーブルと椅子の片づけを手伝ってもらう。収支がかなり厳しかったので、今回の打ち上げは会費制にしてあるのだが、ほとんどの出演者が参加しそうな感じ。
照明・音響の片づけは順調にいっている。Oが中心になって、楽屋の片づけ。一応22時から予約を入れているので、後片付けが終わったメンバーは、順次会場の「北の家族」に行ってもらう。22時20分ぐらいには、すべて完了。自分たちも北の家族へ向かう。森田君は友人の家に泊まるというので、打ち上げには出席せず。余った弁当を持って帰る。「へぇ、いいなあ」とひやかしたら、「男ですよ」と真顔で答えていたのが、おかしかった。
25人で予約を入れていたのだが、参加者は40人近くになっていた。ぎゅうぎゅうの状態で、とりあえずお疲れさまの乾杯。この日は同じ店で、見終わったお客さんが、かなり飲んでいたようだ。先にここで打合せをしていた西田たちも合流。宴は果てしなく続くことになる。宴会まで付き合ってくれた藤山さん、明日蒲郡で仕事がある三雲君は早めに引き上げる。終電で帰宅組も、日付が変わったあたりで退散。日付が変わったところで、大熊さんが立ち上がり、まわりのミュージャシンから、ハッピバースディーの歌が。なんと19日は大熊さんの誕生日だったのだ。舞台監督のTさんの誕生日がリハのあった14日、まあうまいぐあいに重なったものである。大熊さんが、カバレットのあった日に誕生日というのは、とてもうれしいと簡単に挨拶。みんなから盛大な拍手。あとはいろんなテーブルをまわりながら、乾杯して歩く。今回の公演で大ファンになったヨロ昆撫のタプ江さんのところに行ったら、あふれんばかりに焼酎を注がれてしまった。あとはほとんど記憶なし。ずっと寝ていたらしい。気がついた時には、店の外にいた。うっすらと街は薄化粧。ずいぶんメンバーは減っていた。こうじと西田と立ち食いそば屋に入ったところは憶えている。そしてこうじがカツカレーを注文していたことも。
京浜東北線で新杉田まで出て、あとはタクシーで帰宅。ちょうど長女が受験に向かうところだった。一声がんばれよと声をかけて、寝床へもぐりこんだ。(了)
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13.本番一日完全ドキュメント 3

2005-02-23 12:37:22 | カバレット制作ノート
ゲネの前に、椅子も並べようということで、手の空いている人間が全員かかって、椅子並べ。200席をつくることをまず第一条件にする。下手側のサブステージが、結構死角になってしまう。なんとかギリチョンで200席を並べる。これとかぶるかたちで、Tさんの巻きでお願いしますという合図で、ゲネ開始。3人の従業員のコントのあと、オープニングのバンドさんの登場シーンから始める。バンドさんの曲のところでは、端折ってもらう。森田君に演技のあと、明かりのことを確認、まだまぶしいという。Tさんに報告。途中受付をのぞいてみると、結構人が群がっている。今日は受付のふたりとシルヴプレのHさんは着物姿、いい雰囲気だ。
サンタさんの使いの人が音源のMDを持ってきてくれる。18時開場ということなのだが、狭いロビーには、もうかなりの人が待っている。ボリショイサーカスに出演中のアンドレイから電話、何時に来ればいいかというので、18時半ごろにしてくれと答えておく。
途中何度も受付の方から、開場の時間がすぎたので、いつになるのか聞いてくる。受付に行くと、エレベーターの前のスペースがない状態、しかもリハの音がバンバン入ってくる。ヤバイよなあ。
なんとかエンディングの紹介のところと、ビデオの紹介を合わせ、ダンスを踊るところまでやって、ゲネは終了。踊りに関しては、藤山さんが、圧倒的に動きがいいし、表情もいい。最後の椅子の並べ替えと、大熊さんの片づけを待って、およそ20分押しで、開場へ。
お客さんが次々に客席におりてくる。開場と同時に、半分くらいの椅子は埋まってしまう。
顔見知りの人と簡単に挨拶。受付はフォーマルな格好をということで、三雲君が持ってきた派手めの燕尾服を着せられる。でも下がジーンズだからなあ・・・。
心配していた雨も雪もとりあえずは降っていないとのこと。これで雨でも降っていたら、入れ込みの時にかなりパニくっていたかもしれない。

5分押しで開演することに。表ロビーから出てくるバンドさんを楽屋まで案内することに。ここの導線が複雑で、下のダンスホールの着替え室を通って、裏階段をつたっていかなくてはならない。何度か間違いながら、やっとロビー口までたどりついて、スタンバイ。
従業員のからみ、小出君のしゃべくりが終わったあと、バンドさんの登場で、いよいよ幕があいた。
レ・クザンのマネージャーご一行が遅れて到着。6階の自由席の椅子が足らなくなっているので、公演中椅子をばんばん出すことになる。
はだかさんのところが終わってから、指定席のところから、森田君の演技を見る。サーカス学校の校長の西田も、愛弟子の演技を心配そうに見つめる。最後の7個ボールのところで、今日のリハは全部成功していたのに、2回失敗。西田が思わず、指をならす。段取りでは失敗は2回までということになっていたので、ドキドキしながら、3回目のトライを見つめる。大熊さんたちバンドも、ここは演奏せずに、無音のなかでのトライ。見事キャッチしたところで、思わずガッツポーズ。ホットした。
調光室がある、7階へ登る。ここから見ていると天井桟敷から見ているような感じ。バンドさんの演奏の時に、弁当をかっこむ。演技を終えた森田君がやってくる。「最後の失敗はちょっと悔しいけど、でもいい勉強になりました」と、ホットした様子。いい顔をしていた。
受付をのぞくととりあえず、一段落した感じ。どうも燕尾服がぎこちなく、脱ぐことにした。
休憩は、ほぼ時間通り。このころになると、落ち着く。知り合いの人に挨拶。



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