デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

自分のルーツを探す

2006-03-31 13:59:59 | 買った本・読んだ本
書名 「自分のルーツを探す」
著者 丹羽基二 鈴木隆祐 出版社 光文社(光文社新書) 出版社 2006

正直言ってそんなに期待して買った本ではない。いま流行っているらしい自分のルーツ探しの手引き書だろうから、基本的な調査方法がわかればいいかぐらいなつもりだった。それも自分のルーツを探したいというよりは、自分が追いかけている海を渡ったサーカス芸人で出自がわからない人たちのことを調べるなんか方法の手がかりが少しでも得ることができればと思ったのだが、なかなかいろんなヒントがちらばっていた。なにより実践編ということで、小学生と中学生が自分たちの先祖探しに著者が実際に同行するルポが面白い。戸籍、土地区分表、お墓、親戚たちへの取材という、ごくごくあたりまえの方法から、先祖が明らかになるというその過程は、ひとつの事実に迫っていく、こういう調査をしたことがある人間には、たまらない。
これを読んでいると、やはり取材は現地に行って、足で調査するのが一番だということがわかる。自分が海を渡ったサーカス芸人を追いかけていたときのことを思い出した。
なかなか掘り出し物の本だった。いま調べていることでも、方法論という点で、ずいぶんヒントをもらった。
満足度 4


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査証即日発給

2006-03-31 09:08:56 | お仕事日誌
昨日は完全にダウン。一日中死んでいた。別に一昨日が飲み過ぎということではなく、その前の日、そして連日の原稿書きの疲れがでてしまったのだろう。一番気になる来週からのタシケント出張のためのビザに関しては、昨日夕方タシケントに電話、すでに外務省から日本のウズベグ大使館に招待電報が送られているというので、今日はパスポートをもって、ウズベグ大使館に直行、ビザの申請をしにいく。カザフ大使館もかなりわかりづらいところにあったが、ここも目黒の住宅地の真ん中、絶対もう一度行けと言われてもわからないところだった。招待電報のことを言うと、どこからと聞かれ、サーカスと答えたら、ああ来ている、すぐにビザ出すから書類書いてと言われる。申請ししてから最低でも3日と言われてたので拍子ぬけする。担当の人が、「ウズベグのサーカス来るの、東京じゃやらないの、僕はタシケントのサーカス場のすぐそばに住んでいる」と慣れっこくいろいろ聞いてくる。およそ30分後にはパスポートにビザのスタンプ。これで7日からのタシケント行きが決定。次の予定がやっと組み立てられる、ほっとした。
時計を修理して昼飯を食べてから会社へ。机の上に箱がふたつ。なかはDVD。モスクワからである。本数にして30本近くはある。これだけまとめて送られてきたのは初めて。これだけどんと来ると見る気がしない。まあゆっくりということにしておこう。
夏の企画がひとつダメになり、代りにどうかと思っていたアーティストのDVDをチェック。そして帰りがけに押さえておいたアーティストに電話、声が沈んでいた。断りの電話が一番辛い。
20時前帰宅。

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アートタイムス編集会議

2006-03-29 13:38:54 | お仕事日誌
10時出社。夏に提出する企画案の、見積もり作成に集中する。今回は第一回目の提案となるので、かなり慎重にチェックも入れてもらう。これとGWの企画の見積もりを作成して、それぞれスポンサーさんに送る。ちょっとこれで気が楽になる。
秋の企画について途中経過をクライアントさんに報告。これはいま問い合わせているアーティスト側からのスケジュールがわかった段階で、とりかかることになる。
18時前に退社、野毛の万里で、アートタイムス編集会議。歓送会のシーズンということもあって、万里はお客さんが一杯。さすがの福田さんも今日は人出がないということもあって、お仕事に専念。
デスクの大野と、大学4年で就職活動中のY君を交えて、7月から函館でやる「神彰とAFA展」開催時に、発行しようと思っている「アートタイムス」の号外版について、打合せ。誰に書いてもらうか、頁割りなどを話す。こういう話しは盛り上がる。いろんなアイディアも出て、概要がなんとなく見えてくる。あとは予算だなあ。大野が、3千部は売れるのではという大胆な予測。なんかうれしくなってくる。
久々に「波の上」に寄る。終電に乗って帰ればいいのに、グタグタ飲んでしまう。結局タクシーで帰宅。

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フール祭反省会

2006-03-28 10:18:24 | お仕事日誌
めざましの占いで、今日は最低。ラッキーメニューは、揚げシュウマイとのこと。今日の弁当にシュウマイが入っているというので、揚げてと冗談で言ったら、奥さんが上に上げればと切り返される。食べるときやってみよう。
10時出社。このところの最大の関心事は、タシケントからの招待状。まだ来てない、査証がかなりきびしい。催促の電話を入れるのだが、また前のように電話がつながらない。回線の問題なのかと思い、夕方再度トライすることに。キューバも連絡がたいへんだったらしいが、こっちもなんか気が重くなってくる。14時こうじ夫妻と会って、デラシネのクラウンカレッデ卒業生のあとを追う連載のための取材。あんだけ意気込んではじめたのに、まだ3回だけである。こうじの取材を機に少しペースをあげないと。いい話しが聞けた。
会社に戻ってミーティング。GWがまたいろいろ重なっている。自分は明治村、リトル、北九州が担当。
秋用の企画のためにアーティストをセレクトして、そのスケジュールを確認するためにモスクワにFAX。タシケントに電話、今度はサーカス場にかけてみる、いろいろ探してもらってやっと見つかる、電話どうしたのって聞いたら、故障中、明日には直ると思う、のんびりしたもんである、招待状は明日には送れるという。ほんとうだろうか?
19時からサーカス村例会、今日はフール祭の合評会。もう少し出演者が出席するかと思ったのだが、堀江君、こうじ君、ヒイロ君の三人のみ。最後を締めた西田さんの「一番フールなのは、毎回赤字なのにフール祭をやっているACCだという」言葉が妙に説得力。原宿駅近くの居酒屋で、一杯。品川から終電で帰宅。



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キューバの団長さん帰国

2006-03-27 10:44:39 | お仕事日誌
桜が咲き始めたので、今日かなりの遠回りを覚悟して、富岡総合公園から杉田まで歩く。ほぼ満開だった。10時出社。漂流民関係で案内板の文を作成したのだが、その訂正版のFAXを受け取る。これを会長あてにFAX。
14時すぎにキューバサーカス団長が来社。今日帰国なのだが、フライトはエアフラの21時55分発。たっぷり時間はある。15時に会社を出て、原宿の竹下通り見物してから、明治神宮へ。竹下通りには少しびっくりしたようだった。今日から春休みということもあって、若者たちで通りはいっぱい。そして明治神宮はうってかわって東京のまん中にこんな静かなところがあるのかということで、これまたびっくりしていたようだった。品川に行き、品プリでお茶を飲んでから、預けていた荷物を受取り、18時前品川から成田エクスプレスに乗車。スーツケースが2個、これじゃ重さが気になるわけだ。間違いなくエクセスだろう。19時成田着。出発ロビーはがらがら。荷物を計量したかったらしいのだが、秤はなく、自分でバックを買ってきて、置いていく荷物をスーツケースから取り出す。それでも24キロあったという。バックに取り出した荷物は、4月にハバナに行くことになっている人に預けて欲しいということで、結局は自分が持ち帰ることに。
20時すぎに、ゲートイン。お別れの挨拶がわりに、ポケットに一杯残っていた1円玉をもらう。
リムジンで、YCATへ。22時帰宅。持ってきたバックを計ってみたら、10キロ近くあった。ああ重かった。

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