デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

昭和ジャズ喫茶伝説

2006-07-31 16:22:37 | 買った本・読んだ本
書名 「昭和ジャズ喫茶伝説」
著者 平岡正明  出版社 平凡社 出版年 2005年 定価 1800円+税

平岡さんはジャズ評論家として衝撃デビューしたわけで、ジャズに関する評論はお手の物なわけだが、この本はちょっと異風、それが逆に面白かった。昭和ブームは相変わらずのようだが、これは平岡さんが1960年代から70年代に通ったジャズ喫茶の回想と共に、熱い政治の時代のフラッシュバックでもある。自分はそんなジャズが好きじゃないし、ジャズ喫茶にもそんな行ったことはないし、ここに紹介されている喫茶店はほとんど知らない。ただこのフラッシュバックが平岡風で、面白かった。距離感というんだろうか、最近流行りの全共闘世代の回顧ものとは違って、ねっちりなつかしではなく、カラッと、自分の青春時代を振り返るその姿勢が、平岡的だった。ジャズ喫茶を語り、そして政治の時代を振り返りながら、何故か突然石ノ森章太郎の「佐武と市の捕物帳」の話になったりするのだが、これが結構はまってしまった。これは読まないといけないと思ってしまった。
満足度 3

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整理はじめ

2006-07-31 10:52:31 | お仕事日誌
カバレットも終わり、少し気が楽になる。10時出社。秋に招聘する芸人さんたちの査証書類は、あとはクライアントさんとの契約書を待つばかり。催促の電話をするが、まだとのこと。今日で7月は終わり、東京にいたのはわずか数日。よく飛び回っていたものだ。机の上の書類の整理に手をつける。ずいぶんたまったもんだ。パフォーマー派遣の依頼。簡単なプロフィールをFAXで送る。サーカス村通信の発送のお手伝い。今回はグレートサプライズ(サーカス学校のふたりのボリショイサーカス入団)があったので、いつもより部数が多いようだ。
「アートタイムス」の発刊、「神彰とAFA展」、さらにはブックレットの原稿書きと、忙しいわりには他のこともいろいろやって、とりあえずなんとかやりとげたこともあるのだが、なんか次のことをやる元気がない。一種の真空状態になっている。もうしばらく続くかもしれない。家に帰ってからもパソコンの前に坐って、ずっとゲームをしていた。どうやら眠い眠い病はおさまった気がするのだが。あまり焦らずしばらくは成り行きでやっていこう。

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カバレットカフェ無事終了

2006-07-30 12:56:21 | お仕事日誌
今日は12時半入りなので、ゆっくり目に家を出る。朝は涼しいくらいだったのだが、やはり日が出てくると暑い。かるくリハ、風が強いのでエイスケのディアボロがちょっとしんどいかも。最後の3つはせずに、違う技で締めることにした。賢明な判断である。大熊さんが浴衣を忘れてきたというので、急遽ヒルズのハッピを借りることにする。
1回目の公演に何人か知った顔が、ちょっと挨拶をする。昨日やっているので、もう呼吸はぴったし、何よりもみんな楽しいそうに演じているのがいい。2回目の公演もアンコールで一曲追加。主催者の話だと休みの日にアリーナでこんな客が集まり、みんな腰を据えて見ているというのはとても珍しいとのこと。評判も良かったし、出演者もみんな喜んでやってくれたので、なによりである。片付けをしてから、去年のカバレットアリーナの打ち上げをした近くのチャイニーズカフェでみんなで食事。17時過ぎだし空いているかと思ったら結構一杯。相変わらずエイスケとナオはよく食べてくれる。ほれぼれする。名物の北京ダックも平らげる。またいつか一緒にやりたいねと話も弾む。19時前にはお開き。21時前に帰宅。これで仕事に関しては一山を越えた感じ。ほっとする。日曜洋画劇場を見て、やはり何にもする気にならず、そのまま就寝。

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カバレットカフェ初日

2006-07-29 12:15:35 | お仕事日誌
10時半アリーナに到着。サーカス学校の生徒たちはすでに到着済。大熊さんたちも車で到着。楽器をおろして楽屋で準備。まずは簡単なマイクテスト。そのあとにパフォーマンスとの合わせの部分を通してやってみる。まだ合わないところはあるが、これは大熊さんたちが合わせることはできるし、エイスケもジャルーカも大体のタイミングはわかったようだ。
13時一回目。ジンタらムータの4人の舞台衣装が、バサラ風でいい。エイスケもジャルーカも最後の技でミス。まあこれはしかたがないであろう。ゲネプロみたいなものである。
15時2回目。この公演にはビデオが入る。二回目はお客さんも増え、さらには乗りも良く、大熊さんが急遽予定になかったもう一曲。3人は少しあわてたようだが、そこはのりで即興でアクロバットを演じる。いい公演になった。いままでのカバレットシリーズとはちょっと雰囲気の変わったいい感じのショーになったと思う。スタッフさんたちも面白いよねといってくれる。良かった・・・・
大熊さんたちは浅草で公演があるというので、いそいで帰り支度。16時半ぐらいに撤収。
今日はそのまま帰宅。
久しぶりに家で三崎の刺身を食べながら一杯やる。すっかり気持ちよくなり、そのまま就寝。なんぼ寝ても眠い。

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カバレットカフェリハ

2006-07-28 11:52:03 | お仕事日誌
10時出社。ルスツの現場から電話、またひとり病院にいったとの報告。深刻な事態ではないようなのだが、なにせこのところ連日の病院通い。気になる。昨日撮影してきた「つく舞」のダビング。机の上に山積みされているDVDを少しずつ見ながら整理。秋に呼ぶグループの成田からの貸し切りバスの手配、スペースワールド組の帰りのバスの手配をしておく。
16時半カバレットカフェに出演するジャルーカとエイスケと西荻窪駅で落ちあい、近くのスタジオでリハ中のジンタらムータと合流。最初に大熊さんが用意した曲を聞いてもらう。二組ともちと違うかという感じだったが、振りをつけながら、動きのイメージが少し湧いてきたようだ。今晩練習するために録音しながら、一度動きと合わせてみる。もちろんすぐにぴったりするわけはなく、どこかで違和感ぐらい感じてもらった方がいい。それがこのカバレットの良さでもある。最初は緊張していたこともあったのかもしれないが、だんだん生音で演じる楽しさみたいなものが実感されてきたようだ。18時半にとりあえず稽古終了。西荻に詳しいあこぷーの知っている洋食屋で食事。しかし男ふたりの食欲は見事なもんである。ほれぼれしてきた。三人と駅で別れて、帰宅。
「となりのトトロ」を途中から次女とふたりで見る。トトロはやはりいい。トトロが出てくるシーンでは、ふたりともはまって大笑い。今日もなにもする気がせず、テレビを見たあと、風呂に入って缶ビールを飲んで就寝。やたら眠いんだよなあ、ここんとこ。

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