１０日ぶりに出社

仙台から比べたらこっちはやはり暖かい。１０時に出社。打ち合わせ。返事できなかったメールを読み返事。そのあとに精算。依頼された案件があり、ベトナムと連絡。いま抱えている一番の案件についてずっと返事を待っているのだが、なかなか連絡が来ず、イライラ。今日もいま現在では返事なし。毎度のことだが、詰めの段階に入るとこういうことがずっと続く。しかたがない。
結局会社を出る前までは連絡をもらうことができなかった。
夜お茶の水で、サーカス学叢書についての打ち合わせ。どんな内容にするのかまとめてもらったのだが、その説明を聞く。これでひとつのかたちが見えてきた。サーカス学研究会も正式に来月からスタートすることになった。
いい気分で電車に乗ったところでおふくろから電話。２２時過ぎの電話だからなにか異変があったに違いない。留守電を聞くとおやじが救急車で運ばれたとのこと。駅におりて電話。目眩がしたので異変を自分で感じて救急車を呼んだらしい。いま検査中とのこと。たぶん問題ないと思うとのこと。昨日もここ２、３日なんかおかしいと言っていたのが気になったが、おふくろの話しだとそんな大事ではなさそうなのでちょっと安心。メールを開けたらやっと返事が来ていたが、バットニュースであった。

つくしのおばちゃんとのお別れ

朝日が昇る頃走る。今日の寒さは格別。氷も張っていたし、霜もおりていた。昨日はたんぼに群れていた白鳥たちは今日は川にたむろ。なかなか見ていると面白い。声を張り上げて、羽根を羽ばたかせているのは求愛のしるしなのだろうか。見ているとこの二羽はキスをしているように見えた。
途中なんかへんな格好の猫と遭遇。なんか表情が面白かった。
仙台にやってくる知人からメール。１３時半すぎぐらいになるという。急遽昨日亡くなった「つくし」のおばちゃんが安置されている葬儀屋へ行くことにする。遺体が安置されていたので、おばちゃんと直かにお別れできた。同級生もいたので、おばちゃんとつくしの思い出を語り合う。きっとおばちゃんも聞いてくれたのではないだろうか。前回「つくし会」で会ったときに、自分もがんばってなんか文学賞でももらうからなんて酔った勢いで言ったのだが、さすがにそれは叶わなかった。同級生がでも文庫になったんだから、８割は実現ということで良かったんじゃないと言ってくれる。でも実際にこうしておばちゃんと会ってお別れできてよかった。静かな顔で、みんなの話しを聞いて、いまにも起きてきそうな感じだった。
バスで駅前に出て、３時半すぎに知り合いと合流。近くの牛タン屋で昼飯。もっきりの酒は一の蔵となんと雪の茅舎、なんかすっかりいい気分になってしまう。結婚式の二次会に出席する知り合いのもち時間はあと２時間ほど。博物館あたりまで散歩。
二次会会場まで送り届け、仙台始発のやまびこにうまく乗れる。ヒッチコックの「泥棒成金」を見る。ただいよいよ犯人と遭遇するというところで、東京着。あと１０分ぐらいだったのに・・・・
家に戻って机の上の郵便物を整理してから残りの１０分を見て、２３時前には就寝。

家籠もり

七北田川沿いを走る。泉が岳に雪が。田んぼに白鳥が群れていた。間違いなくこっちは冬である。
朝飯を食べてから家の用事、ゴミ出し、洗濯、掃除。どうも蛍光灯が寿命のようだ。次回来るときに全部交換したほうがいいだろう。蛍光灯の型番を全部調べて、写真に撮っておく。近くのコンビニに買い物。昼はインスタントラーメンを作って食べる。たまにはいいもんだ。
なにもやる気がおこらず、ほぼ１日テレビ観覧、サッカーは面白かったな。そのあとは、スケート。夕飯を食べてから、仙台の同級生から電話。友人のお母さんで、高校の時世話になったおばちゃんが夕方５時すぎに亡くなったという。あまり具合が良くないとは聞いてはいたが・・・
友人にメール、明日安置されている場所にお別れにいくことにする。いろいろなことが思い出される。

仙台へ

６時半に起床。早起きが続き、走れてなかったので、勇ましく家を出て、北上川に向かう。雨も上がり、空気も澄み、気持ちがいい。北上川の水量はずいぶんと昨日の雨で増えたような気がする。ただ寒い。
シャワーを浴び、部屋をでたところで部屋の持ち主尾形さんと遭遇、また戻って少し話す。
１０時阿部さんと会って打ち合わせ。ニューゼに寄って、リックを預け、本間さんの土蔵へ。とにかく門脇のあたりは工事が急ピッチ。被災者用のマンションも２棟建設中。土蔵の前で本間さんと合流し、模様替えした土蔵の中を案内される。前に来たのは５月か６月、ずいぶん変わった。土蔵に入っていた資料の姿も見えてきた。テニスコートの事務所で焼きそばをごちそうになる。独眼竜のトラがじっと見つめていた。食事のあとニューゼまで送ってもらう。子ども新聞のスタッフさんから、若宮丸探検隊が作成中の紙芝居を見せてもらいながら、打ち合わせ。来月１９日に塩竈で紙芝居のデモンストレーションがある。自分は参加できないが、会の皆さんにはぜひ見てもらいたい。会長と本間さんに電話して、参加するようにお願い。館長の武内さんが戻ってきたので、ちょっといま考えていることについて意見を求める、なにか少し見えてきたような気がしてきた。１５時５１分の快速で石巻を離れる。発車直前に携帯に電話、３週間待っていた件で結論がでた。なんとか仕事をいただけそう、まだいろいろあると思うがとにかく結論が出たことで、一安心。会社にメール。
岩切で下車、タクシーで実家へ。
今回は疲れたな、やっぱ。
夕飯を食べて、ドラマを見て、２３時過ぎに就寝。下着のメーカーのスタッフがファッションショーをする話なのだが、なかなか面白かった。やはり舞台の裏方の話は感情移入してしまう。

メンバー帰国

５時に起床、軽くシャーワーを浴びてから荷造り。６時前にチェックアウトして皆の宿舎に向かう。バスがくる前に荷物はほとんどおりていた。予定通り６時半に出発、８時に空港着。預けていた赤帽の荷物を受け取り、チェックインカウンターへ。列は出来ていたが、受付の人の対応が素早く、３０分もかからないで手続き完了。ミーシャたちは荷物が多いので時間がかかったが、これは仕方ない。みんなとはここでお別れ。本当に手のかからないいい連中だった。
見送りにきてくれたリトルの担当の人と通訳さんとで、いつものところでモーニング。
温泉でひと風呂浴びてから石巻に行こうというプランだったが、それほど時間もなくまっすぐ向かうことにする。東京で１時間ほど時間があったので、この前食べて気に入ってしまった新幹線ホームの立ち食いそば屋のカツ煮そばを食べ、そのあと八重洲書房の８階と４階をじっくりみる。
仙台に着いてめちゃ寒いのにびっくり、そういえば昨日仙台で初雪が降ったと言っていた。石巻には６時過ぎに到着、真っ暗で、冷たい雨が降っていた。本間さんと合流して駅前の居酒屋で一杯したあと、グランドホテルの中にある地酒バーで墨之江を一杯飲み、宿舎の尾形ハウスへ。朝も早かったので早めに就寝。