デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

FACE BOOKはもうやめた

2012-05-31 14:08:27 | お仕事日誌
秋用の企画について、あるところから前にきていた映像資料をチェックしたら、なかなかいいのが出てきた。これでひとつ出せるかもしれない。
今年の夏のボリショイに参加するオスマンのリーダーとずっと連絡がとれなかったのだが、やっとスカイプで連絡がとれる。いまハバロフスク、次が東京ということなので、そこで会おうということに。
4日前トゥイチーからも着信があったのだが、バタバタしていたので、出れなかった。なのでスカイプがオンラインになったところで連絡を入れる。おもに新しくやろうと思っているネタの話し。
16時過ぎに会社を出て、シアターχへ。久しぶりに会う人会う人から、Mikioから写真付でfacebookの招待がきたと言われる。どうもスパムメールで流れているようだ。そんな自分のことが気になったのかとか、いろいろ言われてやはり嫌になってくる。facebook自体いろいろ使い道はあるのだろうが、自分には適していない気もするので、この際だからアカウントを削除することにする。最近友だちになったばかりの人もいるし、きのうなんかシルブプレからも招待のリクエストがあったのだが、アカウントさえなければ、こんな騒ぎにはならんだろう。
「旅する道化師」は満員の盛況だった。アフタートークで、西田さんがシアターχの千円劇場の試みと自分たちの旅を重ねながら、金がなければいいものがつくれないというのは間違いで、金がなくても、なにかものをつくりたいという思いがあれば絶対でできる、それをみんな忘れているのではないか、原発なんかなくでも生きていけるということばには、実際に旅してまわった実感がつたわってきただけに、真に胸をうつものがあった。
打ち上げは最終の電車のこともあり、途中で退席。最終一本前に乗る。蒲田の駅でおりた人が、通路にかばんを落としそのまま下車。確か立ちながら寝ていたので、そのときにかばんを手から離してしまい、そのまま気づかずに下車しちゃったのだろう。大事ものが入ってないといいのだが・。
帰宅してからfacebookのアカウントを削除。これで一件落着になればいいのだが・・・
今日の朝のアジサイ


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草原と樹海の民

2012-05-31 13:01:38 | 買った本・読んだ本
書名 「草原と樹海の民-中国・モンゴル草原と大興安嶺の少数民族を訪ねて」
著者 大塚和義  出版社 新宿書房  出版年 1988

「大興安嶺探検」を読んでから、この地区のことが気になってしかたなく、他に本がないかといろいろと探しているうちに見つかったのがこの本。「大興安嶺探検」を読み終わってからずっと気になっていたのは、道案内していたオロチョン族のひとたちは現在はどうしているのだろうということだった。あの記録はソ連が満州国に侵攻する前のもの、侵攻のあとどうなったのか気になっていたが、この本は戦後はじめて大興安嶺に住むオロチョン族の本格的調査をした記録というねがってもない一書であった。
中国の内モンゴル自治区に居住するオロチョン族は、中国の少数民族政策もあり、手厚い保護を受けていたということなのだが、これはあくまでもいまから25年前のことで、いま現在についてはわからない。トナカイを放牧し、狩りもしながら基本は定住ということらしい。当然といえば当然のことではあると思う。
ますます大興安嶺への憧憬がふくらんでいく。

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続・FaceBookもいいのだが

2012-05-30 10:16:37 | お仕事日誌
今日もMikioさんから招待をもらったのだが、会社のアドレスに送るとこまるじゃないかというお知らせをもらう。どうも写真付でまわっているらしい。なんか気持ち悪い。そのうちにしばらくご無沙汰の人から電話、招待をもらってアドレスを探したけど、みつからなかったので電話したとのこと。これが縁でこうして話しができるのはいいことのような気もするが・・・ちょっと気持ちわるいなあ。
秋の企画の件で、あっちこっちに連絡をとったり、企画書つくり。
ただ16時過ぎからは、ACC得意の内職作業に没頭。明日の「旅する道化師」のパンフの折りと、知り合いの人から頼まれて制作しているチケットの番号並べ。こうした神経衰弱ものは好き。なんとか6時前に完成。
おふくろから電話、おやじが内視鏡でポリープをとることになっていたのだが、昨日が腸の中が空っぽにできなかったので、できずということで、ずっと気になっていた。無事終わったということでほっとする。2月にするはずが延期になり、去年からずっと気に病んでいたことがひとつ終わり、おやじもおふくろもほっとしたことだろう。


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FACE BOOKも便利なんだろうけど・・・

2012-05-29 10:17:48 | お仕事日誌
このところひっきりなしに、facebookのお誘いがくる、いろいろ便利だし、有効に使っている人の話しもよく聞くのだが、自分にはちょっとという感じではいるのだが、こうお誘いが、知り合いからくると、むやみに断りもできない。ただこちらから招待も出していないのに、招待をもらったけどという連絡を何件かもらっていた。自分はふたつアカウントがあり、そのうちの古い方でしかもほとんどつかっていないアカウントからどうもこの招待メールがいっているみたい。気持ち悪いからこのアカウントを削除する。知らないうちにそんな招待メールがいくなんて気持ち悪い。
秋の企画の件で、いろいろやりとりをしているのだが、いろいろ問題が見えてくる。
それに対してどうするか、ちょっとペンディングで様子を見ることにする。
昨日今日と天候が急変するという予報だったが、こっちの方はなんとか大事にはならなかった。

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新劇とロシア演劇

2012-05-27 23:00:27 | 買った本・読んだ本
書名 新劇とロシア演劇-築地小劇場の異文化接触
著者 武田清   出版社 而立書房  出版年 2012

タイトルを見ると、正直えっという感じがする、いまどき死語ともいえるふたつの単語がくっついてしまった、しかも副題に至っては誰が知っているのだろう築地小劇場なんて、こんなことをいまさらとりあげるのはどうなのかなと最初思ってしまったことを正直に告白する。
でも中身は全然時代錯誤になっていないし、実に刺激的な論考を集めた演劇論集となっていた。
それは何故か、日本の演劇界(新劇)が、メイエルホリドのビオメハニカを、そしてエブレイノフのモノドラマをなぜあれだけ猛烈に知ろうとしたなかに、時代と演劇という宿命的な問題が透けて見えてくることもあるが、そこには演劇の手法を乗りこえた本質的な問題があったのではないかということまで迫っているからだと思う。それは日本の新劇というフィルターを一度通すことによって見えてきたものといえるかもしれない。メイエルホリドの粛清と杉本良吉と岡田嘉子のロシア脱出について、ソ連解体後新資料が次々暴かれるなか、当時いろいろ言われたことについて、岡田が永遠に伏せようとしたことにも言及しながら、その真実について迫る論考には迫力を感じた。ここまで言及した人はいないのではないだろうか。
エブレイノフのモノドラマに触れながら、救いの道化という視点から分析を試みた論考も刺激的であった。ロシアのキャバレー演劇の発生からネップ期までを緻密にたどった論考も書かれた時代は相当古いのだが、いまこれだけまとめてこうした歴史を辿れたという意味でも非常に参考になった。
そしてこれは自分にとってはまったく未知の世界だったのだが、ネップ期に書かれた戯曲の紹介分析は、面白かった。これだけ実に奥行きのある、グロテスクナ喜劇がこの時代に書かれていたということは、逆にネップ期というのはいろいろな可能性を問いかけることができた、ソビエト演劇史のなかでも、実り豊かな時代といえるのではないかという気さえしてくる。
ロシア演劇を日本の新劇がどう受けとめようとしたのかという、きわめて歴史的な切り口にみえるやりかたで、逆に歴史を超えるような本質的も問題を提出することができたのではないだろうか、だからこそメイエルホリドもエブレイノフもこの書のなかでは、実に生き生きとしていた。
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