デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

台風一過

2010-10-31 11:55:49 | お休み日記
台風一過といっても青空がひろがっているわけでもなく、どんよりとした雲が立ち込めている。ただ色づく前なのに木の葉が散乱している、掃除している人を多くみかける。今日で10月も終わり、今月は150キロ走ったことに。二年前の1月以来。あの時は三浦マラソン当日にぎっくり腰になった。これ以上走ると身体に負担にななるかも。根を詰めないことだ。
翻訳の続き。訳しているうちにだんだん面白くなってきた。三原さんから教えてもらった雄松堂書店で開催される古書展の目録が届く。ラングスドルフの初版、クルウゼンシュテルンの初版本も展示されようだ。値段を見てびっくり、ラングスドルフのは300万以上。でも見てみたいなあ。


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榎本武揚シベリア日記

2010-10-31 00:41:35 | 買った本・読んだ本
書名 「〔現代語訳〕榎本武揚シベリア日記」
編注 諏訪部揚子・中村喜和  出版社 平凡社(平凡社ライブラリー) 出版年 2010

榎本武揚のシベリア日記は何冊か持っているし、2~3回読んでいる。ただ本屋さんでこの現代語訳を見て、買おうと思ったのは注が充実していたから。この現代語訳をしたのは榎本のお孫さんにあたられる方。現代語訳になったことで、読みやすくなったのは当然のことなのだが、詳細な注の助けもあって、榎本のこの旅の実相が立体的に捉えることができるようになった。実に徹底した注、見事である。このおかげで初めて榎本の旅が身体に入り込んでくるような気がした。その意味ではありがたい現代語訳版である。シベリアへの思いがまたふくらんでくる。
いくつかの謎もある。なぜ榎本はレザーノフのことを気にしていたのだろう。レザーノフがクラスノヤールスクで亡くなったことを確認、そしてクラスノヤールスクを訪れその記念碑に詣でている。何故なのだろう。そして気になるのはこの前後三日間の日記がないことだ。そういえば誰かのミステリー小説に、榎本のシベリア日記をモチーフに、この日記に隠されていたいくつかの謎を追いかける(現代に)ものがあったが、発想は面白かったが、腰砕けだったなあ。
玉井も榎本も、そして長谷川濬も旅したアムールの船旅にとても惹かれた。榎本と玉井、そして長谷川の視線を交え合わせると面白いものが浮かんできそうな気もする。
いろんな思いを膨らませてくれた本であった。
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地デジ開設

2010-10-30 11:13:47 | お休み日記
朝から雨と風。台風の影響である。昨日から来ている長女は美容院に出かけるが、あとの3人は家に籠城。嵐の最中に地デジの工事。すでに光回線の工事は終わっていたのだが、テレビでの接続はまだだった。このところテレビの映りが異常に悪く(家人はこれを陰謀だと言っている)、またアナログ放送はまもなく終わるというコメントの字幕がうざくなったので、工事を依頼。台風のせいもあって予定より2時間遅れて作業開始、配線も簡単ではないようだ、2時間ぐらいかかって終了。嘘みたいに映りがよくなった。接続のせいもあるのだろうが、アナログも映りはよくなる。といっても見たいテレビ番組なんかないのではあるが。久しぶりに4人そろっての夕食、すきやき。やはり4人そろうとにぎやかである。


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アムールへ

2010-10-29 12:52:56 | お仕事日誌
出勤途中の電車で榎本武揚の「シベリア日記」を読み終える。以前にも読んだことがあるのだが、アムール川を遡行するところを読んでいて、ここを旅したいとふと思う。会社に勤めていたかつての同僚がロシア旅行会社にいるので、電話で調査を依頼する。午前中はサーカス村会報発送作業。来年春の企画について回答。いろいろやらないことがでてきた。来年春見積りを作成。ずっと返事がこないでいらいらしているのだが、この件についてルナレガーロで働いている芸人さんに相談。
「アートタイムス」6号が売り切れたため(なんという心地よい響きだろう!)「古書赤いドリル」に納品へ。以前来た時は整然としていたが、溢れる本が渾然とし始めている、古本屋さんらしくなってきたね。バーカウンターにどっかり座り、店主那須さんお勧めの焼酎のボトルを入れて、飲みながら歓談。人生初めての体験、大島コーナーがある本屋さんで、本につつまれて飲む酒がまずいわけがない、というかめちゃ美味い。このまま居すわっていたかったのだが、頼まれている翻訳があるので適当なところで切り上げる。
見積りを送っていたクライアントさんから添付されていませんというメール。会社に電話して、送ってもらうようお願い。
帰宅して、夕飯を食べてから、気が重い電話を一本、意外にすんなりというか前向きだった。翻訳開始。一杯飲みながらやっていたら、データーをどこかにやってしまう。本当は今日中にやるはずだったのだが、突然やる気なくなる。
まったく!!

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冬が・・・・

2010-10-28 10:12:17 | お仕事日誌
まじ寒い。しかも冷たい雨が降っている。9月にサンクトに行ったときと同じ服を着込んで家を出る。まずは先日特別資料閲覧の申請を出していた国立劇場で閲覧許可が出たので、ここに立ち寄る。辻ビラを4点閲覧、辻ビラというのを実物でこんなに間近に見るのは初めて。いまのチラシと同じように配られていたとは思えないし、ポスターともちがう。どんな風に使われたのだろう。デジカメで写真撮影。ウズベグを旅行していたアートタイムス編集長が持ち帰ったDVDを観覧。ルスツ、姫路、リトルにも来たことのあるアリエーバグループの新しい映像。メンバーがずいぶん代わっていた。イワンがいなくなったのは残念。でもさすがナージャ、これだけ主要メンバーがいなくなっても新メンバーで見事にまとめてショーをつくっている。女性が増えた分ずっと華やかさがある。
サーカス村通信発送の準備。
今日から上の娘が日曜まで戻ってくることに。

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