デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

ダメじゃん小出負け犬の遠吠え

2011-06-29 22:20:24 | 観覧雑記帳
公演名 『ダメじゃん小出の負け犬の遠吠え vol.24』
会場  銀座・みゆき館
観覧日 2011年6月25日午後2時

3・11以降をどう生きていくのか、これはいま多くの人が対峙している問題といえると思う。あの地震や津波、さらに原発の事故がなければ、いままでと同じ生活が続いていたはずなのに、あの日以来それまでの生活が遠い昔の話しのように思え、いまをどう生きるのか、多かれ少なかれ、問いただされていることではないか。パフォーマーや芸人とてこうした問いから逃げるわけにはいかないと思う。でもそれをどう舞台で答えていくのか。小出の今回の銀座のライブを見てて、彼は菅をたたき、東京電力をくそみそに言いながらも、それだけでいいのかという問いかけをしている、間違いなく3・11以降どう生きるかという問いかけに舞台で真剣に答えようとしていると思った。5月のにぎわい座の公演でもやったネタをやっていたし、東電や菅が中心のネタでもあるのだが、今回の公演を見てそれを強く感じた。
おそらくそれは最後に演じたというか語っていた自分のボランティア体験のトークの印象が強いからだと思う。団体生活が苦手な男、時間だけはたっぷり持っている芸人が、すでに締め切っていた大田区のボランティア派遣に応募して、キャンセルがでたことで急遽参加、まずは長靴を買うところから始まって、実際の20分仕事をして10分休むという初めてやるドロかき、仕事あとの風呂やビール(チュウハイだったかも)がどれだけ気持ちよく、美味かったなどを、自分を揶揄しながら、語り起していくトークは見事であった。自分を茶化することによって、笑いの世界は成立していくのだが、こうした話題にはぴったしの手法だったと思う。
ボランティアに行きたくてもどうしたらいいのか、果たして自分は役に立つのかと思いながら、このライブを見ていた人も結構いたのではないかと思うが、小出のこのトークは、決してストレートには一言も言っていないが、俺でもできるのではないかと思わせるなにかを持っていたと思う。
地震があって津波が私の故郷石巻をズタズタにした時、真っ先にやることあったら言ってくださいと連絡してきたのは小出だった。なにかをしなくちゃいけないというその真正面な姿勢が、きっとこのライブまで続いているのだと思う。どういまの状況を分析していく、刻んでいくということよりも、その状況にまずは体当たりを一発かませて、そこからなにがつかめるかやって見ようというのが、まずは小出の3・11以降をどう生きるかということのひとつの回答なのだと思う。まずは突破口を開けた小出がこの先どう時代と生きていくのか、とても気になるところだ。


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クソアツゥ!

2011-06-29 19:41:05 | お仕事日誌
寝苦しい一夜だった。例によって5時過ぎに目が覚める。アジサイは、雨が恋しそうで潤いがない。

ベイサイドまで走る、なんか猫をよく見かける朝だ。奥さんがなんかイベントがあったのではと言っていた。そして例のビクター猫も、サックスおじさんの車の外で横になっていた。だんだんこの猫のことが好きになってきた。それにしても暑いし、陽差しが強い。
10時出社、出張の精算。メールの返事などで午前中を使う。デラシネの号外は桑野塾の案内。助成金についてネットをいろいろ見ていく。飯田のフェスティバルの件でカザフから問い合わせ。
15時過ぎ会社を出て、虎ノ門で打合せ。
今日はこのまま帰宅。昨日ほどの暑さではないと思うのだが、山道を歩くと汗だくになってしまう。
明日からの福島行きの準備。

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しばしの別れのはずなのに

2011-06-28 10:52:44 | お仕事日誌
4時過ぎに目が覚める。ストレッチだけはしておく。5時10分過ぎに迎えに来てもらった車に乗って宿舎へ。出発は5時40分。バスの中ではロシアンバーのメンバーがめちゃめちゃテンションが高く、ずっとしゃべっていた。7時前に空港着。チェックインも問題なく終わり、8時過ぎにゲート前でお別れ、と言ってもロシアンバーとパーチのふたりはまたほぼ2週間後に来日するので、あっさりとしたもの、なのに何故かロシアンバーのコースチャが涙ぐんでいる。
なんでも今日は朝7時にロシアの大型飛行機アントーノフが離陸したという。その関係者ですかと警察から職質を受ける。朝飯を食べて名古屋へ。今日は暑くなりそう。
12時半横浜高島屋の前でデスクの大野と落ち合い、昼飯を食べ、会報のための打ち合わせ。
アムールトラに会いたくて、また野毛山動物園へ。この暑さじゃ、起きてないだろうと思ったのだが・・・
起きてないどころか、檻にいない。これはショック。裏に回ると寝ていた。でも今日はうっすら目を開けてくれた。いつの日か檻の中でもいいので歩く姿を見たいものである。周りに誰もいないことをいいことに、またお願いをする。手を合わせてお願いことを唱えたのだが、なんとなくこのときうっすらと目を開いたような気がする。やはり神々しいところがある。
15時過ぎ帰宅。もう汗だく。シャワーを浴びる。やはり早起きとこの暑さでぐったり。

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空っぽ状態

2011-06-27 19:02:23 | お仕事日誌
目が覚めたのは9時前。久しぶりにゆっくり寝れた。いつものようにカフェでモーニング。しかしすごい人。こんな朝からなんでこんなに人が入って、朝からおばちゃんたちがワイワイガヤガヤしているのか信じられない。山王の喜多の湯へ。たっぷり岩盤浴で身体を休める。3時間ぐらい横になって、身体も心も頭も空っぽの状態に。歩いて名古屋に出る。今日はどうしても味噌煮込みうどんが食べたいということで駅の地下街のきしめん屋でビールと味噌煮込み。
16時部屋に戻る。18時半アンドレイとマヤと落ち合い、魚民へ。ふたりも無事に公演が終わってほっとしていたが、さすがマヤはすでに先のことを考えていた。今度は会えるのはいつのことになるのか。
20時過ぎにお開き。明日の朝また4時半起きとなるので、あとは部屋で横になってテレビを見る。ほんとうに空っぽ状態。

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リトル千秋楽

2011-06-26 18:49:48 | お仕事日誌
今シーズンたぶん最後となるだろう犬山ジョギング。日曜なので木曽川沿いでは朝市が。バス停近くのカフェでモーニングを食べてリトルへ。ここで不思議なおじいちゃんと乗り合わせる。たぶん70すぎ、コロコロバックを持っている。大変そうなのでこの荷物をもってあげたのだが、軽い!でも何が入っているのだろう。なにか商売でもするためにリトルにきているのかと思ったのだが、なんとサーカス会場へ。常連さんに聞くと何度か見かけるという。一回目と二回目を見ていた。なぜサーカスをこんな荷物を持って見に来ているのだろう。猛烈に気になってくる。もしかして昔サーカスの芸人だったりして・・・
三回とも超満員の千秋楽となった。かなりタイトな流れになっているので千秋楽つきもののゼリョンカはおとなしいものだった。イラスティックマンでいたずらが。一回目にはアンドレイとビーチャが競演、二回目はアンドレイとエリセイが競演、そして三回目はビーチャがメインを張り、エリセイも参加。なかなか楽しい演出だった。
記念撮影が終わったあと、常連さんの車でモンキーまで送ってもらう。今日は荷物をまずはモンキーで積んで、一台はルスツへ、もう一台は関空へという手配になっている。ルスツ行きのトラックが10トン車というのが誤算。園内を通行できないということで、まずは関空へ行く4トン車に全部積み込み、リトルで積み替えという段取りにする。予定を大幅にオーバー。18時前にリトル着。ここでリトルの荷物の積み込みと、積み替え。18時半車で犬山駅まで送ってもらう。
19時半から打ち上げ。アンドレイがいままではアーティストとして演技してギャラをもらえばすんだが、今回は番組を選んできた責任があるのでほっとすることがなかった、こうして無事に終わってほんとうに良かったとしみじみ。
今日はロシアンバーのパーシャの誕生日ということもあり、二次会はパーシャの部屋で。24時半すぎまで飲んでいた。

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