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今日は「立秋」です・・・「立秋」とは

今日は「立秋」で、暦の上では秋になったのですが…、

昨日まで30度以下が続いていたのに、今日からしばらく35度を超える猛暑日となるそうでなんか「立秋」がピンときませんね

でもこういった季節を表す言葉は、私は好きで、とても興味を憶えています

「立秋」について調べてみました

「立秋」というのは、初めて秋の気配が現れてくる頃とされ、秋になったと決めた訳ではないらしいです

当たり前ですね・・・自然をぴっちり物指しで測るように区分けできる訳ではないですよね

日本人は情緒細やか民族ですから、季節感を色々言い表すことができるように、『暦』を作ったのでしょう

『暦』を解説した『暦便覧』なるものがありますが、それによると「立秋」とは、「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明しているとか・・・

秋の定義は、「夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋となる」と、いう事らしいです

「立秋」のこの日は暦の上では暑さの頂点となる訳で、翌日からの暑さを「残暑」という事になるそうです

これから出す手紙や文書等の時候の挨拶は暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになるのですが、そんな事は言わずもがなですね

季節を詠って色々有名な歌がありますが、古今集にある「藤原敏行」の歌はよく知られています…私が好きなだけかもしれません

「 秋きぬと目にはさやかに見えねども 風のおとにぞおどろかれぬる 」 

歌の意は: 「秋が来た、とは言うが目にははっきりそれと見えない。けれども、風の音はたしかに昨日とは違って、ああ、やはり秋が来たのだ、とふと気付いた」 です

俳句で一句気に入った句を見つけました

 「 秋たつや 川瀬にまじる 風の音 」    「 飯田蛇笏 」 の句です

「秋」はやはり風が、一番変化をおしえてくれるのですね

でも風だけでなく、私には雲も変化を教えてくれます

空を見上げると空が少しづつ高く感じられるようになり、夏のもくもく湧き上がる雲が、刷毛ではいたような水平に流れるような秋の雲に変わってくると、夏の終わりを感じます

今日からそんな雲が、きっと見れるのでしょう!?

 

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