日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
サンタンカの花は、「シヴァ神」の名を冠しています
花木コーナーのある産直の花棚で、色鮮やかな花を咲かせているサンタンカの鉢を見つけました
サンタンカはアカネ科イクソラ属(和名はサンタンカ属)の熱帯の常緑低木の花木で、中国~マレーシアが原産です
属名の「イクソラ」とは、「シヴァ神」を意味するサンスクリットのIswaraのポルトガル語訳に由来するものだそうで、マラバール地方で「シヴァ神」にこの花を供えたことに因むという説があるそうです
種名である「キネンシス」は中国という意味で、漢字では山丹花という字があてられていますが、サンダンカ(三段花)ともいわれています
サンタンカは朱紅色、橙色、白色などの小花が多数、密に半球状に集まって咲きます
花は美しくまた開花期間も長いので、鉢植えや切花として最近ではよく使われているようです
サンタンカは熱帯では庭園木として広く植えられていて、常緑の1mほどの低木で葉が革質で濃緑色、いくらか艶があり花がなくともなかなかきれいです
日本では4~5月頃花屋さんで鉢花として売り出され、インテリアとして人気が出てきているようです
花期は初夏から10月で、花は茎頂の集散花序に多数つき、花径は1cm位、花筒部は細く長さ2~2,5cmで、花冠は皿形で4裂しています
花質はやや肉厚で、花色は変異があり、白、ピンク、赤などがあり、園芸品種としては、白色のアルバ、濃橙色のディクシアナがよく知られています
切り花にするときは水揚げが多少悪いので、水切りをした後に鮮度保持剤を使用した方がいいようです
サンタンカの花言葉は、「 喜び 」、「 謹厳 」、「 張り切る 」、「 可憐 」、「 熱き思い 」 です
アップして見るサンタンカの花は、情熱を感じます
名前の由来と考えられている「シヴァ神」は、バラモン教(後のヒンドゥー教)における「破壊」と「創造」の神とされている男性神です
そんな「シヴァ神」をイメージした言葉なんでしょう