日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
水蓮の花言葉で暑さを忘れました
昨日2013年8月13日は四国・高知の四万十市で気温の国内最高記録を更新し41度を記録しました
6年前埼玉・熊谷で40.9度を記録して以来ですが、この時は73年ぶりの暑さだと驚いたのですが、一体この猛暑の記録はどんどん塗り替えていくようになるのでしょうか!?
気温の測定方法が技術面で差があると思いますが、世界の最高記録は50度を超す記録が見られます (➝ 1942年6月・イスラエルで記録=53.9度、1921年7月・イラクバスラで記録=58.8度)
何とも信じがたい記録です・・・50度を超すお湯につかると皮膚は火傷症状になりますよね
異常気象を嘆く前に、熱中症に注意しましょう
涼しげな花を見て、避暑気分です
先日花屋さんの外に置かれた睡蓮鉢で、スイレン(睡蓮)の花が咲いていました
スイレンはスイレン科スイレン属の多年性・水生植物で、世界の熱帯、亜熱帯に約40種類が分布し、性質上大きく2つに分けることができるようです
分け方は、主に温帯に自生している種類を元に改良された「温帯性スイレン」と、熱帯原産の種類から改良された「熱帯性スイレン」の二種類です
鉢の中に咲いていたスイレン花は、「耐寒性小型スイレン(ヒメスイレン)」のようです
園芸上の分類であるヒメスイレンの呼び名は、「温帯性スイレン」の中でも小型の品種を指す名称で、 ひと株から4,5輪の2~3cmのかわいらしい花を咲かせ、1シーズンで4、5回花を楽しむ事が出来るそうです
このため初回咲きの5月頃から10月頃まで繰り返し楽しめるようですから、スペースをとらず日の当たる場所であれば室内用鉢でOKと人気が出て来ているようです
温帯性スイレンであるヒメスイレンはすべて昼咲き、花色は白かピンク系です・・・尚熱帯性には青色や紫色があるようです
猛暑の中で開いていたヒメスイレンの花に、店員さんが水やりしていましたが、葉の上に溜った水滴がとても涼しさを醸していました
葉表に溜まっていた水滴に、小形の足長ハチが水を飲みにやってきました
暑さがカッと照りつけて、ハチも水分補給でしょう
ヒメスイレンは、ほとんどは種間交雑種で、別名をヒツジグサ(未草)と呼ぶとの説明もあるようですが、本来ヒツジグサはスイレンの原種とされており分けてみた方が正しそうです
尚日本に自生しているスイレンは1種類だけあり、この日本固有の種は、ひつじの刻に白い花を開くことから、ヒツジグサと呼ばれるようになったといわれています
でも実際は朝から咲き始めるようで、真白で小ぶりな野育ちのスイレンが人知れず用水など生育している様子は、健気で愛らしく感じられます
ヒメスイレン花のアップです
スイレンの学名 Nymphaea (ニンファー)とは、ギリシャ神話などに登場する「水辺の妖精」たちの名をそのままもらったものだそうです
エジプトでは、「ナイルの花嫁」と呼ばれ、静かな水面にふわりと咲く姿は可憐な乙女をイメージさせずにおかない可憐さを感じさせます
エジプトでのスイレンは、日が暮れるとともに閉じるその存在が太陽とも重ねられ、神聖な花として大切にされているそうです
スイレンの花言葉は、「 清純な心 」、「 甘美 」、「 優しさ 」、「 信頼 」、「 純情 」、「 信仰 」 です
花言葉・「清純な心」の代名詞スイレン花の当てはまる人はどんな人なのでしょう
みずみずしい感性を持った人が、きっと「清純な心」の持ち主なのでしょう
ちょっとした物事の変化にも、日々の小さな出来事にも、独特の視点から驚きや不思議さを感じ取り、面白さを見つけたりして、幾倍も世界を楽しんでしまえる才能を持てる人を指すのかもしれません
子供の頃は誰しもが持っていた心ですが、歳を経るとともにいつしか失いがちです
老いを感じてきた私に、かって親友が教えてくれた「サムエル・ウルマン」の「青春とは」の一節を思い出しました
大切なものは、
感動する心
子供のような好奇心
胸をときめかせ、未知の人生に挑戦する喜び
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こんな夢を失ったとき、はじめて人は老いるです