日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
ラグラスって、野うさぎの尻尾(しっぽ)の事です
先日いった産直の花棚で、なんかほのぼの顔の花を見つけました
花といっても、花序全体で、花を表しているエノコログサのような花です
名前はギリシャ語名で、ラグラスといいますが、この意味は「野うさぎの尻尾」というのだそうです
そんなところから日本では別名として「バニーテール」とか、「ウサギノオ(ウサギの尾)」と呼ばれます
ウサギノオと呼びましょう
ウサギノオは原産地ヨーロッパ、イネ科の秋まき一年草です
荒地や路傍に生育し、日本では千葉・神奈川・静岡・大阪・兵庫・岡山で帰化が確認されているそうです
名前の通り、ウサギの尾のような白く太くてフワフワ感じの可愛らしい花を咲かせます
花期は通常4~6月だそうですが、鉢植えのせいか早めに咲いていました
草丈は10~40cm位になり、葉舌には細かに毛が生え, 稈や葉身,葉鞘にも毛が多く見られます
一般的に鉢植えやドライフラワーとして利用されたり、切り花にして他の花のアクセント用に使ったりと人気のようです
ウサギノオの花言葉は、 「 感謝 」 です
アップして、ウサギノオを眺めていると、とても心がなごみます
ヒヤシンスの花言葉は、「悲しみを超えた愛」だそうですが・・・
ぐんと暖かになってきました
庭先で芽を出したヒヤシンスが、気温の上がるのに乗じて、二三日前から花開きました
庭の片づけもしないので、枯草や落ち葉がこぼれている中から、自分でぐんと伸びてきました
ヒヤシンスは、ユリ科(APG植物分類体系ではヒヤシンス科若しくはクサスギカズラ科)の球根性多年草です
マイ庭のヒヤシンスは、鉢植えされた球根を買って、花後に庭に植えておいたもので何年たったでしょう
毎年3月の声を聞くころになると咲きだしてくれます
スーパーの花棚で、ヒヤシンスの鉢が売られていました
色々な花色があります
開いた花は少し香りがしました
ヒヤシンスの漢字は、「風信子」、「飛信子」と書きますが、春先に花が咲くと香りが風によって 運ばれる様子を表しているようです
地中海東部沿岸からイラン、トルクメニスタン付近が原産で、オスマン帝国時代(=15世紀~17世紀に繁栄したイスラム帝国)に栽培され園芸化されたものだそうです
16世紀にヨーロッパに渡り、日本には1863年頃に、フランスから チューリップとともに渡来したそうです
ヒアシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来しているそうです
神話を紹介すると・・・
「同性愛者であったヒュアキントスは、愛する医学の神アポロン(=彼は両性愛者であった)と一緒に円盤投げに興じていた(=古代ギリシャでは同性愛は普通に行われ、むしろ美徳とされていた)。
その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロス(=彼もヒュアキントスを愛していた)は、やきもちを焼いて、意地悪な風を起こした。 その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額を直撃してしまった。 アポロンは医学の神の力をもって懸命に治療するが、その甲斐なくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまった。」
ヒアシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされています
このエピソードから、ヒヤシンスの花言葉は、「 スポーツ 」、「 ゲーム 」、「 私は悲しい 」、「控えめな愛」 がつくられたそうです
ヒヤシンスは、4月6日の誕生花です
花色の多いヒヤシンスには色によって花言葉が違っています
青色 : 「 不変の愛 」、 (濃)紫色 : 「 悲しい 」、「初恋のひたむきさ」 、 白色 : 「 心静かな愛 」、「 控えめな愛らしさ 」
ピンク色 : 「 しとやかなかわいらしさ 」、 黄色 : 「 勝負 」、 「 あなたとなら幸せ 」、 赤色 : 「 嫉妬 」
キブシとハクモクレンが、咲き出しました
早朝ウォーキングを始めて、10ヶ月有余が経ちました
春の終わりから始まった早朝ウォーキングですが、夏が来て秋となり、そして冬が過ぎようとしています
ウォーキングを始めた動機は運動不足の解消です・・・正直ゆうと、メタボを何とかしたいなと思っていました
始めの目標はまず3日、そして10日、1ヵ月、3ヵ月、半年、 と目標を拡大して、今は1年を目標にしています
意志が弱いので、継続は難しいと思っていましたから、気張らず行こうとプレシャーを避け、小刻みに目標を伸ばしていく作戦をとりました
今では、早朝ウォーキングで季節の変化を発見する事を覚え、はまっている感じです
急にここ数日暖かになりました
3月だというのに、夏日が2日間もありました
ウォーキングコースの中で、庭にさまざまな樹木を植えておられるお宅があり、道路から季節の進行を教えてくれました
夜明けたばかり、朝日が当たりはじめてきて、木々が輝き始めました
手前正面はキブシ 、正面奥・朝日に映えているのは、ハクレン、向かって左は銀杏の樹、向かって右上は桜の枝です
道路からのパチリ! はなんとも不見識だなと思いながら、 御免なさいと言いながら盛りだくさんの木々を撮りました
キブシ は木五倍子と書き、雌雄異株の落葉低木です
早春の山でよく見かけるのですが、お宅の庭で見たのは初めてです
樹高は4~5mはあるでしょうか!? 結構太く大きな樹です
葉はまだ伸びず、穂状花序を下垂させて淡黄色の花が多数咲き始めています
びっしり花がつき、フジの花のようにも見えます・・・まだ花の少ない時期だけにとても目立っています
花には長さ0.5mmの短い花柄があり、花は長さ7~9mmの鐘形・ガク片は4個で内側の2個は大きく花弁状です
雄花は雄しべが8本あり、雌花は花穂が短く、雄しべが退化しています
外見では雌雄の区別は難しいが、雄花の方が花序の長さが、長いような気がするといわれています
キブシの花は、早春の山菜だそうです・・・
まだ食べた事はないけど、おひたし、天ぷらにして食べることができるそうですがどんな味かな!?
キブシの向こうに、ハクレン(正確には、白モクレン)が花開いていました
白モクレンの開花時期は、 3月上旬~4月上旬、名前の通り白い清楚な花で、花は上向きに 閉じたような形で咲いています・・・尚辛夷(こぶし)の花は全開します
開花しているときの風景は、まるで白い小鳥がいっぱい木に止まっているように見えます
ハクレンの花びらは太陽の光を受けると、南側がふくらむため、まるで花先は北側を指しているようにみえます
モクレンは中国が原産で、白モクレン(ハクレン)はモクレンの白花です
18~19世紀ハクレンは欧米に渡来し、多くの園芸品種が作られたそうです
今ではアメリカではルイジアナ、ミシシッピ両州の州花になっているそうです
原種シクラメン・コウムが咲いていました
昨日に続いて・・・
群馬・高崎にある「高崎クリスマスローズガーデン」で、クリスマスローズに交じって、コウムの花が沢山咲いていました
コウムは「原種シュクラメン」の仲間です
「原種シクラメン」は約20種が知られている球根植物で、原種とは品種改良されていない野生種を指していますので、「原種シクラメン」は「野生種のシクラメン」と言えます
シクラメンは、元々地中海沿岸、トルコからイスラエルにかけて原種として自生しており、「アルプスのスミレ」などの美称もあります
シクラメンの語源はギリシア語の「キクロス(意味は「旋回」「らせん」)」からきており、花後にゼンマイのようにクルクル巻く花茎に由来しています
上の画像で、クルクルした花茎を見てください・・・品種改良された" シュクラメン" は花茎が立ち上がっているので、まるで別なものに見えますね
画像ではわかりませんが、地表近くには扁平な球形の球根ができています・・・これも品種改良されたものは大きなお団子状に成長するのはご存じのとおりです
多くの種は春~初夏に葉が枯れて、秋まで球根の状態で休眠します
この球根はジャガイモが知られるようになる以前では食用にする習慣があったようです
花色は ピンクほか白、赤、黄などバラエティに富んだものがあるようです
画像のシクラメンは洋風の山野草として普及し、名前はコウムの呼び名です
コウムは冬~早春咲きで、特に葉の模様に個体差が大きく、多くの変種が栽培されている普及種です
地中海の東岸からバルカン半島、小アジアに分布し、草地や薮に生え、高さは5~10cm、葉は円形で濃い緑色、花色はピンクや白色の花を咲かせます
コウムのような野趣の富む「原種シクラメン」はヨーロッパ原産が多いのですが、現在は条約で輸入ができなくなり、最近は品種改良してミニシュクラメンが多く出回るようになっています
“エリカ”の仲間・“カルーナ・ブルガリス”
大分暖かくなりました
先だって使っていたパソコンが突然パンクし、全然使えなくなりました
入っていたデーターが取り出せず、修理不能だと電器店で宣言され、否応なしに本機種を購入しました
旧機種はWindows・XPでしたが、当機はWindows・8で、大分使い勝手が変わっており、目を白黒させています
買って約一週間、どうにか少しわかってきた感じはしていますが、随分使い勝手が違っており、操作に自信が持てません
そんなこんなで、ブログの作成もまだ本格的に作れず、あっちこっち操作確認しての勉強中です
壊れる前に撮った画像で、今日はブログ書きをしてみます
撮ったものは、スーパーの花棚に並んでいた色鮮やかな葉をした“カルーナ(和名はギョリュウモドキ)”のポット苗です
“カルーナ”はツツジ科・常緑低木で、無数につく小さな花が特徴で、葉は基本的に細く小さく深緑色をしています
非常に多くの品種があり、それぞれ花や葉が色も大きさも多彩で同じ種類とは思えません
背丈の低い品種は、エリカに近い種類ですが、園芸品種は多数あり、大別すると夏季に咲く花を楽しむ種と秋の紅葉を鑑賞する種とに分けられます
花棚にあったポット苗も同じ〝カルーナ″とは思えないほどで、これもソウなのかと思うほど多彩でした
ツツジ科カルーナ属はブルガリス種と呼ばれるもの1種のみしかありませんが、この種は非常に変異が多く、バラエティーに富んだ園芸品種があるようです
葉色は緑のほか、黄、紅、灰白などがあり、花も一重咲きのほか八重咲き種があります樹の姿も立ち上がるもの、這うように伸びるもの、クッション状にこんもり茂るものがあります
ビッチリ並べられたカルーナ達です
葉色は実に豊富です
葉色の黄色のものは、ゴールドヘイズ といいます
”ゴールドヘイズ”は普段から濃い黄色ですが、冬場は色がくすむことがあるようです
赤色のものもありました (下 ↓ 画像)
名前の詳細は分かりませんが、この赤さは眼を見張らせてくれ実に見事です
カルーナはヨーロッパからアジアにかけて広く分布する背の低い木で、地面を覆うグラウンドカバーとして利用され、広く栽培されているようです
古くは枝は家の屋根を葺いたり、ほうきなどに加工されて用いられたそうです
日本には昭和初期に入ってきたのが最初とされており、本来強健な植物なので悪環境の場所に自生しているので栽培も楽なように見られたらしいのですが、実は暑いのが苦手で日本の平地や暖地気候には馴染まないようです
しかし寒さには非常に強いので、寒冷地向きの植物といえます
” カルーナ ”の名前は、「カルネイン(掃く)」からきており、枝をほうきにしたところに由来します
和名の”ギョリュウモドキ”は”ギョリュウ(ギョリュウ科の樹木)”に似ているという意味です
葉っぱはアルコール飲料などの香りづけに使用されており、花は肌荒れやニキビなどに効果があるようですから、ガーデニングに利用価値がありますね
“ルピナス”の花が・・・とても華やいで見えました
先日、久しぶりにご近所スーパーの花棚を覗いてみました
花棚がとても華やいで見えました
棚一杯に、“ルピナス”が整然と並んで売られていました
“ルピナス”は豆科で、和名では“ハウチワマメ”とよばれていますが、“ルピナス”名の方が良く知られています
“ルピナス(Lupinus)”は、ラテン語の「lupus(オオカミ)」が語源で、“ルピナス”が吸肥力が非常に強い特徴があり、どんな土地でも育つたくましさから狼に似ていると付けられたのだそうです
花の咲く様子が“フジ”に似ており、花が下から咲き上がるため、“ノボリフジ(昇藤)”の別称があるようです
“ルピナス”は、耐寒性または半耐寒性の一年草(?)または多年草(=宿根ルピナス?)です
地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布しているそうですが、そんなに沢山の種類があるとは・・・いつも見るのは同じに見えてました
葉っぱは9~13枚、葉には長い柄があり、草丈は50~180cmくらいになります
春から初夏にかけて、雄大な総状花序(=花穂は60cmにもなります)をなし、蝶形花を多数咲かせます
“ルピナス”は古代エジプト時代から栽培されている古参植物で、食用、石鹸、薬草、牧草と幅広く使われてきたそうです 日本では、明治期に緑肥用作物として導入されたようです
今の時期に、“ルピナス”が見れるとは思いませんでしたが、早春でみる“ルピナス”はとっても心温まりました
“ルピナス”の花言葉は、「多くの仲間」、「あなたは私の安らぎ」、「いつも幸せ」、「空想」 です
“ハーデンベルギア”の鉢植え花・・・この花言葉は?
昨日に続いて・・・「花の交流館」の“プリムラ”の花の隣で、“ハーデンベルギア”の鉢植えが置かれていました
“ハーデンベルギア”は、マメ科のハーデンベルグ属で、オーストラリア東部、タスマニアに3種が分布するつる性の常緑低木です
つるを他のものにからませながら伸びていき、長さ2~3mになります
葉は革質で厚く濃緑色、細長い二等辺三角形のようなかたちをしています
マメ科の植物はいくつかの小葉に分かれた「複葉」が多いのですが、“ハーデンベルギア”は小葉に分かれない「単葉」なので、“ヒトツバマメ(一つ葉豆)”の和名があります
12~翌1月ごろ葉の付け根から花茎を出し、2~5月数十輪の小さな花を藤のように垂れ下がった花穂に、次々と咲かせていきます
咲いた姿がフジに似ているので、“コマチフジ(小町藤)”の別名もあります
花は蝶のような形で、スイートピーやエンドウに似ていますし、花の大きさは小さいけど、胡蝶蘭の花にも似ているようにも見えます
基本種の花色は紫ですが、白やピンクもあります
“ハーデンベルギア”のつるが伸びすぎて樹形が乱れたら、開花後、新芽の出る4月中旬頃に、剪定し、切った枝は挿し穂にし増やす事ができるそうです
“ハーデンベルギア”の花言葉は、「 壮麗 」、「 広い心 」、「 思いやり 」、「過去の愛 」、「 奇跡的な再会 」、「 運命的な出会い 」
花言葉がいっぱいある“ハーデンベルギア”だけど、この言葉が生まれた意味は分りません
「壮麗」は、花径1cmほどの花が房になって、濃緑色の厚い葉がかくれるほどの美しい花の集まりにつけられたのかな
他の言葉は想像できません・・・そんな事はどうでもいいかぁ~
“プリムラ”の花って色々あるンですね
早春の花壇作りには、“プリムラ”の花が欠かせません
寒いとなかなか育ちませんが、花の少ない冬の時期・彩り鮮やかにビッシリ咲いている鉢植えの“プリムラ”はとても元気を与えてくれます
先日、関越道藤岡IC・道の駅ららんの「花の交流館」で、沢山の“プリムラ”の鉢植えが売られているのを見つけました
“プリムラ”というのは、ヨーロッパやアジアに自生するサクラソウ属 (Primula) の原種やその変種、品種、またそれらを交配して作られた品種群をいいます
即ち「Primula(プリムラ)」は、「primos(最初)」が語源で、早春、花が他に先駆けて咲くことから付けられたとされています
“プリムラ”は、サクラソウ科サクラソウ属の園芸植物で、主にヨーロッパで品種改良されたものが多いようです
“プリムラ・マラコイデス” といいます
“プリムラ”は北半球に200種以上の原種が分布し、“マラコイデス”は中国南部原産の一品種で、別名、“ケショウザクラ”、“オトメザクラ”ともいいます
1884年、フランスの宣教師によりヨーロッパにもたらされ、改良が始まりました
日本原産の“サクラソウ”もこの仲間です・・・“日本サクラソウ”に対し、“西洋サクラソウ”と呼ばれています
“西洋サクラソウ”の主な開花期は12~翌4月頃です
“プリムラ・マラコイデス”の花言葉は、「 運命を開く 」、「 素朴 」、「 気取らない愛 」 です
“プリムラ・シネンシス” といいます
“シネンシス”も、“マラコイデス”と同様、中国の中南部が原産です
標高900~1100mの茂みや林の中に生え、高さは10~30cmになります
掌状の葉がユニークで、葉の中から花茎を立ち上げ、2~3段に花径3~4cm位の花を咲かせます
花色は本来白色ですが、育種が進み、現在園芸品種としては、赤紫やピンク、紫系の花色も出まわっているようです
和名では、「かんざくら(寒桜)」と呼ばれるほど、冬から春の長期間美しい花を咲かせます
“プリムラ・シネンシス” の花言葉は、「 永遠の愛 」 です
“プリムラ・ポリアンサス” といいます
“ポリアンサス”は、ヨーロッパ原産で“クリンザクラ”ともいいます
イギリス産の野生植物から園芸化されたものとして、ほとんど唯一のもので、17世紀にはすでにいくつもの品種があったそうです
19世紀はじめには「ゴールドレースド・ポリアンサス」が生まれ、20世紀後半にはアメリカで巨大輪の「パシフィック系」が生まれ、そこから更に多くの花壇用営利種が生まれているそうです
“プリムラ・ポリアンサス”の花言葉は、「 運命をひらく 」、「 可憐 」、「 美の秘密 」 です
桃の花咲く時期になってきました
2月18日は雨水といい、旧暦正月の中気で、雨水が温み草木が芽生え始める時期を云います
春が近づいているのです
花屋さんの店頭で、生け花用になった桃の切り枝が投げ込んでありました
桃の花って春~って感じが一杯です
“桃”は薔薇(ばら)科で、中国原産の果樹で、開花の時期は、 3/10 ~ 4/末頃です
3月3日の「桃の節句(ひなまつり)」には、“桃”をひな人形のとなりに添える習わしですが、この“桃”は温室内で育てたもので、屋外の開花はもう少しあとになってからです
ひな祭りの童謡が思い出されます
♪ あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓 今日はたのしい ひなまつり ♪
“桃”は縄文時代から栽培され、桃の木は万葉の頃から、「霊力のある木」とされてきたそうです
万葉集に、大伴家持の詠った歌があります
「 春の苑 紅(くれない)匂ふ 桃の花 下照る道に 出(い)で立つ 少女(をとめ)」
歌の意味は、「春の庭園、紅色に咲き映えている桃の花が木陰を照らしている道に来て立っている少女よ」ということですが、言葉そのままですかね
もう少し夢持つ解釈をするならば、桃の花の咲く樹の下美しい人がいる・・・家持が息を呑み言葉なし
桃の花の花言葉は、「気立てのよさ」、 「恋のとりこ」、 「あなたに夢中」 です
“アリッサム”の花は“ニオイナズナ”とも云います
先だって、上信越道・藤岡ICの道の駅・ららんにある「花の交流館」に行ってきました
寒さが続いています
花の交流館入り口で、ちょっと甘い香りがしてびっしり白い花を咲かせている大きなスタンド型の鉢がありました
寒さなんか全然関係ないみたいに元気です
“アリッサム”は“スイートアリッサム”ともいい、アブラナ科の1年草です
原産地は地中海沿岸で、生育時期は2~6月・本来は毎年花を咲かせる多年草のようですが、高温多湿に弱く夏に枯れてしまうことが多い為だそうです
園芸では秋にタネをまいて春に花を楽しむ「秋まき一年草」†として扱うのが一般的のようです
“アリッサム”は細かい花を密に付け、カーペット状に広がり、花の色は、紅紫、青紫、白とあるそうですが、白花ばっかりしか交流館ではありませんでした
アブラナ科らしい4弁の小花を数え切れないほど咲かせる姿は、愛らしさいっぱいです
別名に、“ニオイナズナ”の呼び名がありますが、“ナズナ”の花 にアップすると似ていますね
“アリッサム”の花言葉は、「 奥ゆかしい美しさ 」、 「 優美 」 です
“バルボコジューム”→別名:“ペチコートスイセン”
今朝は起きて、いつもどおりウォーキングしようと表に出たら、銀世界 でびっくり!!
でも薄く積もっているだけのようだから、そのまま実行しました
先だって雪の後、群馬フラワーパークに行きましたが、フラワーパークの自然園で岩陰に咲いている形の変わった水仙を見つけました
水仙の名は、“バルボコジューム(別名:ペチコート水仙)” です
実は見つけたときは名前が分らず、載せませんでした
よく見た“ペチコートスイセン”は黄色が多かったので、白の花色もあるのですね
“バルボコジューム(ペチコートスイセン)”は、地中海沿岸地方原産・彼岸花科の原種系のスイセンです
草丈10~15cmで、葉は細く、地面に沿うように出ます
花は、茎が伸びて、その先に咲きます
“ペチコート”の意味は、(= Petticoat ) スカートの事です
とにかく花の形がとっても不思議な感じです
花の盛期は3~4月だそうですが、「フラワーパーク」ではまだほかの早春花が咲かないのに冬の陽射しの中で咲いていました
雪の降る数日前は、とても暖かい日がニ三日続いていたから間違えたのでしょうか
“ペチコートスイセン”の通常の育て方は、9~10月に球根を植え込みます
植え替えは数年に一度、日当たりの良い水はけのよい土に植え栽培するのがいいようです
通常スイセンなどの球根植物は、年々球根が増えて、数年たつと見事な株立ちとなって花がとても豪華に咲くようになりますが、そのまま方放っておくと分球が進んで、1球1球が小さくなり、開花球に達しなくなります
花を沢山咲かせるためには、花後に掘り起こして、新しい場所へ、分けた株を植え替えてやる必要があります
葉の緑がまだ残っているうちに植え替えする場合は、出来るだけ根を切らないように深く堀り上げ、根の乾燥を防ぐために手早く作業を行うのがコツのようです
植え付け先はあらかじめ穴を掘って、腐葉土などを混ぜて用意しておき、やや深めに植えて、水をたっぷり与え、根の間にしっかり土が入るようにするとバッチリだそうです
今度花屋さんで買ってチャレンジしてみよう
“チランジア・キアネア”の別名は“タチハナアナナス”といいます
各地にある植物園内の温室では、この時期観葉植物の花が咲いているのをよく見かけます
よく見る観葉植物のうち、“チランジア”が今盛りのようです
“チランジア”というのは、パイナップル科チランジア属の植物の総称をいい、その種類数は500種以上もあるそうです
熱帯アメリカに広く分布し、ほとんどが樹木や岩石に着生する着生植物で、土や根を必要とせず、葉から雨や空気中の水分を吸収することから、「エアープランツ」の仲間として扱われます
しかし「エアーブランツ」といっても、“チランジア”は割に地上性のようです
「群馬フラワーパーク」の温室で見つけた“チランジア・キアネア”は、大きな岩に着生されていました
どうやら“キアネア”は、“チランジア”の中でも育てやすいので、鉢植え栽培されているのを良く見かけます
“キアネア”は、細い線状・三角形の葉が重なり合い、中心部から赤桃色で長卵形・扁平の花苞を伸ばして、紫色の花が次々と咲かせます
“キアネア”の別名を“タチハナアナナス”とも呼ばれています・・・以下“ハナアナナス”と呼びます
“ハナアナナス”の名は、パイナップルを意味する先住民の呼称a(果実)とnana(すぐれたもの)に由来するアナナス類の中で、大きくきれいな花が咲くことから名づけられたそうです
“ハナアナナス”の花は扁平へら形のピンクの苞に紫色の花を1~2個つけます
花の寿命は2~3日ですが、桃色の苞は2ヶ月以上色褪せないで、次々と花を咲かせるので、最近は窓辺の室内インテリアとして利用される様になっているようです
花色は紫が一般的ですが、ピンクや黄、白、緑などもあるようです
花びらが3枚の紫色の“タチハナアナナス”は、なんか “紫ツユクサ” に似てるなぁ~と思っちゃいました
“ハナアナナス”の花は、1株に咲く花が1度きりだそうです
一度花が咲くと同じ株には花苞をつけず、花が終わると、株元から子株が育ち1~3年後また花苞をつけ花を咲かせるそうです 尚親株は子株が育つと枯れてしまうそうですから、なんか子孫を残す為の必死さが感じられます
“チランジア・キアネア”の花言葉は、 「 不屈 」 、「 美しい品格 」 です
岩場に着生し、命を懸けて必死に子孫を残す“チランジア・キアネア”の花には、この言葉がぴったりかも・・・
“クリスマスローズ”と“スノードロップ”で春を呼ぶ
昨日に続いて・・・
冬の陽射しが強い中、群馬フラワーパーク・イングリシュガーデンを散策しました
園内野辺で、足元に咲いている “クリスマスローズ” を見つけました
“クリスマスローズ”の命名は、クリスマスの時期にバラ(ローズ)に似た花を咲かすという事からついたもので、通称となっています
別名はあまり知られていませんが、寒さに強く、冬枯れの大地で雪を持ち上げて花を咲かせるところから“雪起こし(ゆきおこし)”とも呼ばれます
赤城南面山麓にある群馬フラワーパークは、園内隅にはまだ溶けきらない雪が残っている程の寒さですが、春を感じて花開き始めたのでしょうか
花屋さんの花棚でも、産直の花木コーナーでも、色んな色・形のクリスマスローズが咲き始めています
フラワーパークで、もう一つの春呼びの花を見つけました
それは“クリスマスローズ”の咲いているすぐそばで、枯葉を押しのけて、ちぃちゃく可愛いく咲いてた “スノードロップ” の花です
“スノードロップ”の別名は、“待雪草”といいます
周囲は雪が溶け始め、春は着実に近づいているのですね
でも三寒四温で、寒さと温かさの繰り返しが続きます
体調管理気をつけて頑張りましょう !!
観葉植物 ”ピレア”の緑が綺麗です
寒さが厳しくなると、青々した緑が見たくなります
先日群馬高崎にある植物園の温室に行ってきました
観葉植物が青々と茂っているのが見られ、なんとも気持ちが若やぎました
なかでも、“ピレア”がグランドカバー状にビッシリ茂っている様子がとても綺麗に映りました
“ピレア”の名前はラテン語のピロス(フェルトの帽子)に由来し、ある種の萼の形に因んでいるといわれています
“ピレア”はイラクサの仲間で熱帯、亜熱帯におよそ400種が分布し、日本には10種ほどが自生しているそうです
葉の美しい観葉植物として親しまれており、葉はタマゴ型で、縦方向に3本の葉脈がくっきり入るものが多いようです
温室内で見つけた“ピレア”は、“カディエレイ”といい、観葉植物として最も親しまれている種類で、ベトナムが原産です
葉に銀白色のくっきりした模様が入るので、別名“アルミニウムプランツ”とも呼ばれます
この銀白色模様は、葉の表と裏の間に空気の入ったすき間ができているためにそう見えるものだそうで、ちょっとエキゾチックな感じです
和名を“アサバソウ”といい、小型種のものは“ミニマ”と呼び普及種になっています
株立ち性なので室内インテリアに合うとして、最近人気のようです
花は小さな花が寄り集まってボンボリ形に咲くそうで、見たことがあった気がするけど忘れちゃった
花期は10~11月だったそうで、見に行ったのが遅かったかな ・・・残念!!
“サザンクロス”の本当の名は・・・“クロウエア”
先日出かけたスーパーの花木コーナーで、星型をしたピンク色の花を見つけました
鉢のところに付いていた名札には、“サザンクロス・ピンクスター”とありました
「サザンクロス」とは、南十字星の事で、 北半球に住む日本人にとっては、ロマンティックなあこがれの星名です
実は“サザンクロス”という花は、本来はオーストラリア西南部の山地に自生しているセリ科の多年草で、小さな白い花を抱くように数枚の白い苞が囲み、これが十字形に着いてとても清楚な雰囲気をかもす花を咲かせます
スーパーで見かけた“サザンクロス”は和製のニックネームで、ミカン科のクロウエア属の植物で、やはりオーストラリア原産の植物だそうです
すっかり“サザンクロス”の名で有名になっているので、仕方ないのですが、実際は“クロウエア”と呼ぶべきなのかもしれません
“クロウエア”はオーストラリア南部に分布する常緑性の低木で、本物同様かわいらしい星形・5弁の花を咲かせるのが特徴です
花の大きさは径1~3cmほどで、表面にはロウのような光沢があり、色は濃ピンク~淡ピンク、白があるそうです
開花期は春から秋、枝は細かく枝分かれしてよく茂り、葉っぱは先端のとがった細めの楕円形です
葉色は明るいグリーン、その葉の香りは柑橘特有の香りがします
“クロウエア〈=和製サザンクロス)”の
花言葉は、「 願いをかなえて 」、 「 まだ見ぬ君へ 」 です
“クロウエア(=和製サザンクロス)”は、1月13日の誕生花です
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