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“プリムラ”の花って色々あるンですね

 早春の花壇作りには、“プリムラ”の花が欠かせません

寒いとなかなか育ちませんが、花の少ない冬の時期・彩り鮮やかにビッシリ咲いている鉢植えの“プリムラ”はとても元気を与えてくれます

先日、関越道藤岡IC・道の駅ららんの「花の交流館」で、沢山の“プリムラ”の鉢植えが売られているのを見つけました

“プリムラ”というのは、ヨーロッパやアジアに自生するサクラソウ属 (Primula) の原種やその変種、品種、またそれらを交配して作られた品種群をいいます

即ち「Primula(プリムラ)」は、「primos(最初)」が語源で、早春、花が他に先駆けて咲くことから付けられたとされています

“プリムラ”は、サクラソウ科サクラソウ属の園芸植物で、主にヨーロッパで品種改良されたものが多いようです

    “プリムラ・マラコイデス” といいます

“プリムラ”は北半球に200種以上の原種が分布し、“マラコイデス”は中国南部原産の一品種で、別名、“ケショウザクラ”、“オトメザクラ”ともいいます  

1884年、フランスの宣教師によりヨーロッパにもたらされ、改良が始まりました                                           

日本原産の“サクラソウ”もこの仲間です・・・“日本サクラソウ”に対し、“西洋サクラソウ”と呼ばれています

“西洋サクラソウ”の主な開花期は12~翌4月頃です

“プリムラ・マラコイデス”の花言葉は、「 運命を開く 」、「 素朴 」、「 気取らない愛 」  です

 

    “プリムラ・シネンシス” といいます   

“シネンシス”も、“マラコイデス”と同様、中国の中南部が原産です                                                

標高900~1100mの茂みや林の中に生え、高さは10~30cmになります

掌状の葉がユニークで、葉の中から花茎を立ち上げ、2~3段に花径3~4cm位の花を咲かせます

花色は本来白色ですが、育種が進み、現在園芸品種としては、赤紫やピンク、紫系の花色も出まわっているようです

和名では、「かんざくら(寒桜)」と呼ばれるほど、冬から春の長期間美しい花を咲かせます

 “プリムラ・シネンシス” の花言葉は、「 永遠の愛 」  です

    “プリムラ・ポリアンサス” といいます

“ポリアンサス”は、ヨーロッパ原産で“クリンザクラ”ともいいます

イギリス産の野生植物から園芸化されたものとして、ほとんど唯一のもので、17世紀にはすでにいくつもの品種があったそうです

19世紀はじめには「ゴールドレースド・ポリアンサス」が生まれ、20世紀後半にはアメリカで巨大輪の「パシフィック系」が生まれ、そこから更に多くの花壇用営利種が生まれているそうです

 “プリムラ・ポリアンサス”の花言葉は、「 運命をひらく 」、「 可憐 」、「 美の秘密 」  です

 

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