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土佐ミズキらしい花が咲いているのを見つけましたが・・・

先だって、プロ棋士を呼んでの囲碁研修会があり、私は朝早くプロを迎えに行きました

ちょっと時間が早く着きそうなので、時間調整で途中見かけた古刹に立ち寄ってきました

見かけた古刹とは、例幣使街道の一角の臨済宗・寺院で、萬松山・泉龍寺といいます

このお寺は806年の創建だそうですから、その古さに境内を見物しながら有難みを増しました

     「泉龍寺」本堂                                   「泉龍寺」 由来が書かれた看板

  

時間がなく境内をぶらりしただけなのですが、幾つか春を告げる樹花を見つけました

目立っていたのは、土佐ミズキ(?)です・・・違うかな

土佐ミズキだと思って説明を続けます

土佐ミズキはその名の様に、高知(土佐)の蛇紋岩地に野生のものが多く見られた落葉性の低木~小高木です

ミズキと名前が付きますが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物で、早春から明るい黄色の花を咲かせ、レンギョウやマンサクと同様、江戸時代から庭木や盆栽、切り花として親しまれてきた樹木です

       境内に咲く土佐ミズキ

「ミズキ」の名は葉の形がミズキ科の樹木と似てところにちなんでいます

土佐ミズキは地際から太い枝を出して茂り、葉はまるっこいタマゴ型で、裏面は粉をふったように白っぽくなります

主な開花期は3月下旬~4月、葉が出る前に枝からぶら下がるように黄色い花を咲かせます

花穂は長く伸びて7輪前後の花を付けます

雄しべの先端の葯(やく)が暗い紅紫色をしています

        花のアップです  ・・・ 花の中を覗いたら花床が緑色でした  

「ミズキ属」の花は、ほとんど黄色かった気がしますが、画像のような緑色の「ミズキ」は初めて見た気がします

これはトサミズキではないようです

ネットで調べてみたのですが、分かりませんでした

また探してみよう

 

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群馬・西毛地域の桜情報 ・・・ 「庚申山総合公園」の桜が見ごろでした

昨日に続いて・・・群馬西毛の桜情報です

西毛と云うのは、藤岡~高崎~富岡~安中の一帯を指しますが、広範囲であり、桜の開花は大分ずれています

 藤岡はどちらかと云うと、埼玉と隣接し、南毛と云える地帯ですし、安中は碓氷峠を越せば長野・軽井沢ですから北毛ともいえる気候です

藤岡にある「庚申山総合運動公園」に寄って、桜の花を見てきました・・・4月7日です

「庚申山」は県南西部の平地に位置して、標高が200メートルにも満たない丘陵(➝ 標高=189m)で、群馬百名山のひとつです

「庚申山総合運動公園」は、藤岡・庚申山に造られた市営のサッカー場やテニスコート、体育館などの施設が整備されたスポーツ公園です

公園は静かで、山あり池ありと緑豊かな自然環境にめぐまれた市民の憩いの場ともなっています

すこ~し小雨で煙っていたこの日の公園は、桜が満開でした

       公園中央広場から「庚申山」・桜山を望む ( 向かって正面タワーは「飛翔」、左の樹木はハナミズキ )

ハナミズキの花が、開き始めています

「庚申山」の緑いっぱいに囲まれた公園内には、諸スポーツ施設の他に、ひょうたん池やだるま池、菖蒲園などがあり野鳥もいっぱいいます

シーズンには、桜、ツツジ、フジなどの花が次々咲き華やぎます

ひょうたん池は、桜の花が満開でした
 
       ひょうたん池の桜  ( 水鳥(マガモ)がまだ残っています。  正面右奥の桜はさくら山の桜です ) 

マガモ君たちは、のんびりお花見の様子だけど、まだ渡りしなくて大丈夫なのかな!?

        桜越しに見た「菖蒲園」(手前)、「ひょうたん池」(正面奥)   

       遊歩道にはソメイヨシノの他に、八重桜も咲き始めていました

 このところちょっと花冷えが続いています

散りはじめていますが、この寒さで開いた桜花もびっくりかもしれません

路面に散ったソメイヨシノの花びらが、小雨に濡れて、敷き詰められた感じでした

 

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 群馬南毛(正しくは中毛)の桜情報・・・玉村東部スポーツ広場に行って来ました

群馬県は関東地方北西部に位置する県で、上代においては栃木県域とともに「毛野国」(毛の国)を形成し、これを上下に分かって「上毛野国(かみつけぬのくに)」と呼んでいます

異称として、群馬は「上州(じょうしゅう)」「上毛(じょうもう、かみつけ)」ともいいます

群馬の名は読んで字の如く、「馬が群れる」という意味で、貴重な馬が群れている豊かな土地であり、また、そうなりたいという願いがあったのでしょう

県域北部は北毛と呼ばれ、長野、新潟、福島と隣接した山岳部となっています

県域南部は関東平野の北端(➝埼玉、栃木に隣接)に当たり、中毛(➝何故か南毛と呼ばないみたい)・西毛・東毛の三地域に分けられています・・・気候は他の関東平野の平地部と同様に夏季多雨、冬季少雨です

あっちこっちで桜が満開になってます

埼玉に隣接した(あえて南毛と呼びたい)佐波郡・玉村にある「東部スポーツ広場公園」に先日(4月6日)行って来ました・・・以前「東部スポーツ広場」には散策に来た事があり、グランド周囲に桜が植えられていたのを覚えていました

「東部スポーツ広場」は利根川の河川敷にできた広場と云えそうです

綺麗に整備され、周囲に植えられた桜は満開になっていました

        春爛漫の桜    ( → グランドの芝生では、グランドゴルフを楽しむ人々が見られました )

 広場を一周しました   

外周には遊歩道が作られています 

     遊歩道の周りは、桜並木です

ソメイヨシノの散策道の一画に、しだれ桜と、八重桜が植えられていました

  

しだれ桜と八重桜は満開までは、まだまだでした

 

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群馬・榛名山麓の桜情報です

 先日(4月4日)群馬・榛東村方面に車を走らせて来ました   

毎年今頃、産直を巡りながら、榛名山麓の桜の開花様子を見る のが、楽しみなんです

この日は前日まで5月のような陽気であったのが、一転して霧雨のふるちょっぴり肌さむの日に成ってました

榛東村には、第12旅団司令部等が駐屯する陸上自衛隊の「相馬が原駐屯地」があります

駐屯地は桜の名所になっており、桜の咲くこの時期は部分開放され、桜見を楽しむことができます・・・今年の開放は、56年駐屯地開設記念行事として4月11日に行われるそうです

当日は混みますので事前様子見に行って来ました   

霧雨の煙る中、桜の開花は6~7分位(?)になっていました・・・ソメイヨシノです

        駐屯地内の「桜」並木  

 静かです  

とっても静かです

晴れていたら、桜の枝越しに榛名の山並みが見えるのですが・・・

三脚を担いだカメラマンが数人・・・ぽつぽつ見えました

       花の様子はこれだと5分くらいかな    ・・・11日には満開!?になるのでしょう

  

駐屯地周辺は、榛名山を主峰とする山々の南東の斜面にあり、フレッシュなぶどうを味わえる観光果樹園が広がっています

日中の寒暖差が大きいこの辺りは、北関東有数の「ぶどうの里」として、シーズンには糖度の高いおいしいぶどうが栽培され観光客で賑わいます

 平和であれ
 
 
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大王松(ダイオウショウ)を見かけました

桜が満開になってきました 

華やかな花が目立ちますが、立派な大王松(ダイオウショウ)が聳えているのを見つけました

大王松(=ダイオウショウ)は北アメリカ原産のマツ科マツ属の常緑高木です

雌雄異株で高さは20~40mほどになります

マツ属の中で、もっとも長い葉をもち、40mにもなるので、まさに「大王」の名が付いたのでしょう・・・但し日本では40mもの高木にはならないようですが・・・

樹形は長楕円形になり、葉は太い枝に密生しています

        ダイオウショウの樹形 ・・・高すぎて(➝と云っても20mほどですが・・・)上部3分の1です   (向かって右は、剪定された黒松の枝です)

 ダイオウショウの葉は長さ20~40cmの針状で3本ずつが束生して、長く垂れ下がります

葉の長さは若木ほど長く伸びているそうです

尚一般的マツ科植物での葉は、2枚が束生しています・・・但し「ゴヨウ松」類は、5枚葉の束生です

因みに隣に並んだ黒松の葉は、2枚葉です

ダイオウショウの花期は4月頃ですが、パチリ!!した時は、まだ咲いている様子はありませんでした

生った球果(=マツカサ)は15~25cmの円筒状楕円形で暗褐色に熟し大型だそうですがまだ見たことがありません・・・今度見てみたいな

         ダイオウショウの葉のアップ ・・・ 望遠なので、よく撮れずです。 もう少しうまく撮りたかったな~

 松は昔から縁起の良い物とされてきました

お正月に門松を飾るのも、魔除けの意味があるとされています

松の 花言葉は、 「 不老長寿 」、 「 永遠の若さ 」   です  

ダイオウショウの葉は3枚で通常よりも多いので、その 花言葉は、「 縁起が大変良い 」 が、特に当てはまるようです


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ムラサキハナナ通称花大根が沢山咲き出しています

気が付いたら、あっちこっちで、ムラサキハナナが咲き出していました

ムラサキハナナはシベリアから西アジア、ヨーロッパにかけてが原産地で、日本には江戸時代に渡来し、性質はとても丈夫でよく生育するので、今では日本各地で帰化し野生化しています

ムラサキハナナは、オオアラセイトウともいい、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草です

別名では、ショカツサイ(=諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの伝説から)とも呼ばれます

花大根とは通称で、花が大根に似ているからついたもののようです

ムラサキハナナは欧米では、最も伝統のある園芸植物とされ、中世から庭園などに植えられていたそうです

特に気候の寒いヨーロッパ北部のドイツ、イギリスなど、北アメリカでは観賞用植物として親しまれてきているそうです

草丈は30~80cmほどになります

2月頃から成長を始め、春から初夏(3月初め~5月末ごろ)にかけて、花径2~3cmの、芳香のある菜の花に似た薄紫色の花を咲かせます

葉は互生し、柄のないへら形の単葉です

          梅の大木下に咲くムラサキハナナ  (梅の花はもう終わりです)

 

地下から茎を伸ばし、途中に葉をつけ、 下のほうの葉は羽状で両側から切れ込んで、 先のほうの葉は大きく丸みを帯びています

 葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があります

花は茎の上の方に直径2cmくらいの薄紫の4弁花を総状花序につけ、夕方になると、よい香りをさせます

 性質はとても丈夫で、こぼれ種からも開花するので、野生化し、空き地などもよく見かけます

 竹藪近くでも咲いていました     下画像  

ムラサキハナナの紫色に群生する様は、可憐ながらも野趣あふれる風情があります

         ムラサキハナナの花アップです  ( 花の色は淡い紫色・4弁花です   雄しべと雌しべは黄色です)

ムラサキハナナの 花言葉は、「 癒し 」、「 優秀 」、「 変わらぬ愛 」、「 あふれる智恵 」、「 知恵の泉 」、「 仁愛 」   です 

 尚、大根の 花言葉は、「 競争 」、「 潔白 」、 「 適応力 」    です

ムラサキハナナの通称は花大根ですが、大根の花とは違うようです

 

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ネメシアメロウは、華やかな感じの花です

春が一杯の風情になりました

スーパーの花木コーナーを覗いたら、びっしりネメシアメロウの花ポットが並らべられ売られていました

 ネメシアメロウは、南アフリカ原産の一年草・多年草で約60種が分布しているそうです

ゴマノハグサ科ネメシア属で、耐寒性多年草です  ・・・ 別名はウンランモドキと云います

草丈は10~25cm、花期は3~6月、9~11月に可愛い花を沢山咲かせます

       花棚に並んだネメシアメロウの花ポット

ネメシアメロウは、 交配など品種改良された園芸品種が多く、栽培が盛んです

花は細い枝先に花径2.5cm程の唇弁2枚の花を総状花序につけ、花色の多彩で株いっぱいに咲かせます

葉は披針形で対生し、縁に鋸葉があります

花棚で見かけたネメシアメロウの花をパチリ!   しました 

花名はちょっとあやしいですが、調べてみた名づけです・・・間違ったらごめんなさい 🙇

     ラズベリーフラッシュ                            向かって左 : ソフトパイン、 右 : コスミックブルー 

 

「ラズベリーフラッシュ」は、かすれたようなパープルローズと白のバイカラーの花で、花付きはいいです

「 ソフトパイン」は、花びらの裏側がうすピンク色でやさしい雰囲気の花が、房になって咲きます

「コスミックブルー」は、ブルー系の花弁と中心の白のコントラストが美しい品種です

ネメシアメロウの栽培は日当たりがよく、風とおしの良い所で育てます

多湿を嫌い、排水をよくしないと株が痛みます

土は有機質に富んだ水はけのよい用土を好み、元肥として緩効性肥料を入れて植えつけるといいのだそうです

植え付け1ヶ月後から、月1回程度固形肥料を置肥するか、週1回の液肥をかけ、水やりは用土の表面が乾き始めたら、行います

花がらつみは花茎の元から切り取ってやると、きれいに咲きます

花が咲き終わってきたら、株元から5~10cmのところで切り戻し、新芽が出てきたら、追肥を与えておくと、新しい芽が伸びてきます

夏越しをさせる場合は、午後からの日差しを避ける場所に置き、冬はマイナス5度以下になる地域ではフレーム等で防寒するか、室内に取り込みます

      「フリルチェリー」   ( 花は、下弁がフリル状で、上弁はチェリーピンクです  )

ネメシアメロウの 花言葉は、 「 恋の予感 」、「 包容力 」、 「 偽りのない心 」   です

 

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ビデンスの花・・・イエローサンシャインと呼ばれるラエビス種・ウィンターコスモスです

昨日に続いて・・・

スーパーの花木コーナーで見つけた黄色い コスモスに似た花を紹介します

付いていた名札には、ビデンスと書かれていました

ビデンスは北アメリカ地方が原産で、キク科センダングサ属の草花です ・・・半耐寒性の多年草

ビデンスの名前は、ラテン語の「2」と「歯」を意味する単語の合成語で、種子に歯のような2本のトゲがあるところからきているのだそうです

ビデンスは世界中に分布しており、日本では帰化して半野生化し6種が自生しているそうで、和名ではセンダングサと呼ばれています

近年は園芸種が沢山でき、現在栽培されているものは、主にフェルリフォリア種とラエビス種の2種が出回っています

フェルリフォリア種は、コスモスに似た5枚の舌状花の黄色い花で、主に夏から秋に開花し、暖かい地方では真冬を除いてほぼ周年で花を咲かせます・・・メキシコが原産

ラエビス種は、5枚~8枚の舌状花の黄色い花を秋~冬に開花させ「ウインターコスモス」と呼ばれるようです・・・フロリダやテキサスが原産

     名札には、ビデンス・イエローサンシャイン 半八重咲 とありました

 ビデンスはコスモスに似た5弁花で、中でも秋や冬に花屋さんでよく見かけるものは「ウインターコスモス」として流通しています

園芸品種には、イエローサンシャインの他に花びらの先端が白くなるコトヒメやイエローキューピット、クリーム色の花を咲かせるアイボリーホワイトなどがあります

      ビデンス・イエローサンシャイン のアップ です

 ビデンスは、コスモスとは別の種類ですが、コスモスに似ている花姿からコスモスと同じ花言葉がつけられています

ビデンスの花言葉は、「 淡い恋 」、 「 もう一度愛します 」、 「 調和 」、 「 真心 」   です

 
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コツラ・バルバータ 通称花ホタルの花

春になったので、近くのスーパーの花木コーナーはどんなに変わったかと、覗きに行って来ました       

棚に並んで、一杯の鉢花が売られていた中で、黄色いまぁるい花が目立っていました

刺さっていた名札には、花ホタルとありました

花ホタルは、キク科の秋まき一年草・常緑多年草で、南アフリカが原産なんだそうです

正式名は、コツラといい、花ホタル別称で他に、ハッピーレモン、カゲロウソウと呼ばれているそうです

      コツラ・バルバータの花・・・花ホタルの名の方がいいかな

花ホタルは、細かく裂けた葉のあいだから、茶色の細い花茎を伸ばして、筒状花だけの黄色の小さい頭花を咲かせます

 花期は春~初夏(3~5月)だそうです

アップして見ると、クッションのようにふさふさに茂った葉から、長い花茎が伸びて、上が平らな花径1~1.5㎝ほどのポンポンのような黄花です

葉は切れ込みのある細長い形で、株は横に広がるようですが、繁殖は種蒔きだそうです

冷涼な地域では、庭植えも可能で前景にピッタリの花の感じです

但し高温多湿はちょっと弱いので夏場は風通しの良いところなら栽培は容易と云えます

       花ホタルのアップです   ・・・ 触ってみたくなるような柔らかい感じが何とも言えません

花ホタルの 花言葉は、 「 失われた希望 」、 「 はかない恋 」、 「 恋の苦しみ 」    です 

花の柔らかい優しい感じからは、どうしてと云う花言葉です

 

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早春の樹花といえば、早咲きの桜・ケイオウ桜とハクモクレンでしょう

二三日前、郊外の野山散策してきました

温かくなってなって、桜の開花情報が駆け回りはじめていますが、この時はまだちょっとソメイヨシノのつぼみが大分膨らんだ頃です

朝晩はまだ寒く、気温的には日中20度をきる時候ですから、私の定義では早春と云うところでしょうか!?

散策していて、こんな風景が目に入りました

          桜(手前)とハクモクレン(向かって奥中央)が満開です   

 桜はバラ科スモモ属サクラ亜属に分類される落葉広葉樹で、日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されているそうです

そんなに沢山の品種があるとは思いませんでした

日本で咲く桜の80%はソメイヨシノ(=大島さくらと江戸彼岸桜の雑種)だと云われていますから、春に「桜咲く」といえば、ソメイヨシノが咲くだと思っていました

散策していたら、間違いなく桜の花が咲いていました

ソメイヨシノではありません

ケイオウ桜だと思います

ケイオウ桜は、支那実桜と寒緋桜の雑種と推定されています

花は一重で、ソメイヨシノと比べると、小型の紅色を帯びる可愛らしい花です・・・開花期は3月中旬から下旬で、ソメイヨシノより早めです

樹高もやや小さくおさまり、細くもっつり茂る「直立叢生形」になります

        ケイオウ桜の花

 

向こうに咲いていたハクモクレンを望遠でアップ   しました     

ハクモクレンは木蓮(もくれん)科の白花モクレンです・・・因みに通常の紫のモクレンはシモクレンと呼びます

実は両方モクレンと総称されているのですが、ハクモクレンとシモクレンは別な種類だそうで、よくよく観察すると花びらの数とか成長の仕方など様々な相違がみられるようです

ハクモクレンの開花時期は、3月初旬~4月初めです

名前の通り白く清楚な花です

花びらの幅が広く、厚みがあり、上向きに閉じたような形で咲きます・・・全開しないのでコブシと見分けができます

         望遠でアップしたハクモクレン

開花しているときの風景は、木に白い小鳥がびっしり止まっているように見えます

ハクモクレンの花びらは、太陽の光を受けて南側がふくらみ、花先は北側を指すのだそうですが、なんか面白いな

 

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ぐんま洋ラン展を見てきました

毎年今の時期、上信越道藤岡ICにある道の駅ららん藤岡・「花の交流館」で、群馬洋ラン展が開かれます

今年は藤岡市制施行60周年記念として催され、今年はもう終わりかけていた昨日( ➝ 開催日程は、2015.3.20(金) - 3.29(日)) 、珍しいらんの出品があると聞いて見に行ってきました

        会場入り口の看板

コンテストは鉢もの、寄せ植え、切り花の3部門で、藤岡市特産のシンビジウムを中心に県内外から85人、288点が出品されていたとききました

休日のせいか大勢の見物客で賑わっていました

        地球儀のような胡蝶蘭・・・協賛者の作品だそうです

       今回展覧会各部門入賞作品です   ・・・ひな壇勢ぞろいと云ったところでしょうか

どれも見事な花振りですが、始めて見たシンビジュームに似たらんが入賞していたので、パチリ!!  しました ・・・リカステ属のようです

ちょっとチューリップに似た花柄です

今回の天覧会の目玉は、なんといっても「青い色胡蝶蘭」でしょう

ショ―ケースに入れられ、ガードマンが一人立っての展示でしたが、こんな物々しいラン見物は初めてです

「青い胡蝶蘭」は千葉大学が遺伝子組み換え技術を駆使し、15年以上の歳月をかけて作り上げたものだそうです

胡蝶蘭には青の色素はありませんから、青色の遺伝子を持ったツユクサの遺伝子を組み換えたものだそうです

昨年の世界らん展で初公開され、群馬にも初お見みえという訳です

他にないのだから、このガードも納得ですね

         ショーケース内の「青い胡蝶蘭}

遺伝子を組み替えてできたランは、これから増やすことはできるのでしょうか!

身近で見てみたいけど、自然界を壊すことにはならないように願いながら鑑賞してきました

 

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マイ庭に咲き出したクリスマスローズとヒヤシンス

マイ庭の端に作った一坪程の小さな花壇に、ヒヤシンスとクリスマスローズが花開きました 

 両方とも数年前、鉢植えされていたものをスーパーの花木コーナーで 買い求め、花後に、花壇に植えたものです

 あまり考えず植えたもので、花壇とはとても言えない状態ですが、放りぱなしに拘わらず、季節になると色々花開くようになって楽しんでいます

 先月 スーパーの花木コーナーでヒヤシンスを見つけた時 は、マイ庭のヒヤシンスはやっと芽が出たばかりでした

 マイ庭はやっと春らしくなってきました

      石膏のアヒル君と並んで咲く、ヒヤシンス・・・アヒル君の陰にカモ君もいたのですが、すっかり色あせちゃって  

 ヒヤシンスの 花言葉は 、 「 しとやかなかわいらしさ 」 、「 初恋のひたむきさ 」    です

茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花開きます

花の中を覗いてみました

花被片は6枚で、反り返り、中には 雄しべは6本でした

  

    ヒヤシンスの花のアップ                              クリスマスローズの花のアップ

 ヒヤシンスの隣で、赤紫紺色のクリスマスローズが咲き出しています       

クリスマスローズは寒さに強く、霜に当たっても傷みはしますが、枯れることはありません

寒さに強く霜に当たっても枯れないのですが、マイナス5度くらいまでさがると葉っぱが痛み、茎がダラっとなり傷んだようになりますから、低木の足元に植えるか、簡単な霜よけがあるといいようです

「キリスト」とクリスマスローズの伝説があるそうです

『 昔、イエス・キリストが誕生したときに、羊飼いたちと一緒にマデロンという少女が祝福に駆けつけました

 贈り物に囲まれた赤ん坊のキリストを見て、貧しかったマデロンは自分には何も贈るものがないと泣きました

 すると天使が舞い降り、地面に触れると、そこにクリスマスローズが現れたのです

 マデロンはそれを摘んでキリストに捧げたそうです 』

クリスマスローズの 花言葉は、「 私の不安をやわらげて 」、 「 慰め 」、 「 中傷 」     です


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柊南天の花が咲き出しました

マイ庭のフェンスでは、ヒイラギナンテン(=柊南天)の花が咲き始めています 

 ヒイラギナンテンはメギ科の常緑低木で、中国~ヒマラヤにかけてが原産で、江戸時代初期に渡来したとされています

名前は、日陰でも良く育ち、南天のような枝ぶりをし、ヒイラギに似たトゲのある葉をもつことから付いたといわれています

 葉の縁が鋸の様に尖っているので、触れると痛いです

このため人を寄せ付けない目的で、公園などでは寄席植えに使われることもありますが、本来はつくばいや景石の横にアクセントとして、単植えしそえるように使います

特に鬼門除けとして玄関前に植える場合が多いようです・・・我が家はフェンスに植えました

葉が痛いので敬遠されがちな感じのヒイラギナンテンですが、咲かせる黄色い小さな花はとても愛らしくみえます

近寄って匂いをかぐと、かすかに菜の花に似た春の香りがします

         フェンスから顔を出し咲くヒイラギナンテンの花

 

 ヒイラギナンテンの葉は奇数羽状複葉で互生します

小葉は固い上、一枚一枚の葉には鋭い棘があります

常緑ですが、冬霜に当たると赤銅色になり、紅葉の様に色づきます

あまり大きくはならないようですが、それでも放っておいたら、2m位に横に伸びました・・・樹高(50cm~2m)

枝も結構生えるので、古い枝を地際から切って枝数を少なくするとまとまりやすいようです・・・尚切る枝数は、なぜか奇数にするとまとまりやすいそうです

3~4月総状花序に小さい黄色い花が咲きます

花は花弁が6枚で、先が浅く2つに裂けています

 萼片は9枚、雄しべ6本、雌しべ1本です

雄しべは昆虫などが触れることによる刺激で、内側に動いて、花粉を雌しべになすりつけます

果実はブドウのような液果で、夏終わりごろに青い実から柴黒色に熟します

        ヒイラギナンテンの花

  

 ヒイラギナンテンの 花言葉は、「 激しい感情 」、「 激情 」、「 愛情は増すばかり 」     です

 

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庭のサンシュウの花が今が盛りです

マイ庭の サンシュウ が、今花盛りです 

サンシュウは、 ハルコガネバナ(春黄金花)とか、アキサンゴ(秋珊瑚)とも呼ばれるミズキ科の落葉小高木です

江戸時代中期(享保七年:1722年)に薬用として、朝鮮から種子が持ち込まれ、東京の小石川植物園と駒場薬園に植えられ広まったとされています

2~4月にかけて、若葉に先立って鮮黄色の小花がびっしり咲きます

       マイ庭のサンシュウは、実生で2.5m程になりました  

サンシュウは、10m以上にもなる樹木ですから、マイ庭のサンシュウはまだ若木と云えますが、花が咲き出すようになって4~5年経ちます

樹皮は薄茶色で、葉は互生し、葉形は長さ4~10cmほどの楕円形で両面に毛があります

花は葉に先立って咲きます・・・まるで春告げ花です

花弁は4枚で反り返っています

雄しべは4個、中央の雌しべは丸くなっています

       春黄金花のアップです・・・サンシュウと呼ぶより、こっちの呼び方がぴったりです

短枝の先についた花芽は、先が尖った球形で、褐色の総苞片4枚で蕾を包んでいます

温かになると苞片が割れ、小さな黄花が10~20個くらいつけます

           

     短枝の先に咲いたサンシュウの散形花序                 4枚残った苞片とマッチ棒のような実の膨らみ始めの姿 (当画像は私の撮ったものではありません)

実は秋になると、真紅になります・・・秋サンゴの由来です

赤く熟した実から種を取り除き、乾燥した果肉は「山茱萸」と呼ばれる生薬になります  

私は種など抜いたことはありませんが、これを果実酒にしたものは滋養強壮や疲労回復の民間薬として利用されており、一昨年から作っています

 

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群馬・高崎の「歴史民俗資料館」に行って来ました

先日、群馬・高崎にある「歴史民俗資料館」に行って来ました

春さがしの途中でした

「歴史民俗資料館」は、各地に建てられています

その目的は、遠い昔から自然の中で先人が生活し、残し伝えてきた歴史・文化について、そこに生活する後世の人々に貴重な資料を通じて理解を深めてもらおうと開設されたものです

自然とかかわりの深かった土地の生活を、今に伝わる生活用具や年中行事で紹介されています

        群馬・高崎市「歴史民俗資料館」  玄関

 「高崎市歴史民俗資料館」は、旧群南村役場の建物を利用して、昭和53年10月1日に開館されたものだそうです

以来、高崎市内を中心に、日々失われつつある民俗資料の収集・保存・研究・展示を行っており、伝統的な文化をより深く理解してもらおうと色々の催事展示をされているようです

 訪れたこの日、玄関横のハクモクレンが咲き始めておりました

冨岡製糸の世界文化遺産登録によって脚光を浴びましたが、群馬は全国でも有数の養蚕県として知られています

今、「高崎市歴史民俗資料館」では、平成26年度企画展・蚕の懐古展第三部として、「冬の縁側と養蚕農家」をテーマとして展覧会が催されていました

企画展・「蚕の懐古展」は、平成25年度第一部を開催して以来、26年度夏「夏蚕 なつご」に続く養蚕関連の展覧会だそうです

養蚕は農家の一年通じての生業として大きなウェイトを占めていましたから、農閑期にあたる冬の季節も次期の養蚕のために準備作業が必須でした

このため農家は、日本家屋の大きな特色である「縁側」や「軒下」を冬の手仕事を行う生活の場として、活用してきました

「冬の縁側」と云うテーマ言葉は、実にほのぼの感がありますね!!

農家ではなかったけど、田舎育ちの私にも、少年時代の空気を思いだせてくれます

断って企画展を覗きながら、懐かしい展示品をパチリ!!   してきました

見たことあるもの、初めて見たもの色々でした

農耕民族の日本では、稲作、養蚕、ワラ細工が生活の中心でそのための用具が、土地土地の生活暦の中で土地文化を支えてきています

        ワラ織り機(ムシロ、俵)とワラ細工品  ( ムシロや俵、草履、畳、等々が見られます )

  毛糸の湯のし器 ・・・初めてみました                        毛糸編み器(?) ・・・手編みでしか知らなかったけど工業用かな

  

     向かって奥; うどん打ち用器、手前左; バリカン                縄ない機(足踏み式)

  

バリカンを使って、縁側で母親に頭を買ってもらったっけなぁ~

右上の縄ない機は明治時代のものだそうです

この時代の輸送用梱包紐は、縄全盛でしょうから、日本の産業を引っ張ってきたと云えますね

日本家屋における縁側の構造は、夏には暑さを座敷から遠ざけ、寒い冬には熱の保温効果を上げるための生活の工夫から生まれた空間です

日差しの調節もでき、戸を広く開放すると風通しも良くなり、自然との一体感を確認できます

現在は生活様式の変化によって、縁側がなくなり、軒下の懐もない家屋が増えました・・・この空間は、ロマンの時空をえられるものだったのですがね~

最近、このエコロジーともいえる自然の利用法と省エネの推進により、機能や効果が再び見直され始めているように見られます

      縁側に干された「乾燥芋」を連想                         軒下に下げられた「つるし柿」を連想
 

  

       昭和30年頃の教室風景が思い出されました               駄菓子屋さんが有ったけなぁ~

  

小学生の時は一つの机に並んでいました

隣の子は誰だった気な

中学生になって一人付けになった時なんか大人になった感じがしたっけな

駄菓子屋さんに5円玉にぎって行って、飴玉買うのが楽しみだった小学生でした

この企画展(入館無料)は4月5日までだそうですが、終わっても楽しめそうです

行ってみて、ほっとするひと時が得られましたよ

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