ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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新大久保で売上げベスト3の韓国菓子を食べてみました

2013-09-08 23:49:16 | 韓国料理・食べ物飲み物関係
 むずかしいテーマで書いたり読んだりしているとすぐ過熱状態になってしまうので、軽い記事で冷却しないと・・・。

 7~8月は西は茅ヶ崎、東は銀座、北は立川、南は横須賀。この範囲内で逼塞していました。
 8月後半、近場でどこか行くかなと「るるぶ 東京観光」を立ち読みでパラパラ頁をめくっていたら、新大久保の情報がいろいろ。
 その中に、新大久保での<売上げベスト3>というのが5つのジャンルごとにあげられていました。
 美容やオシャレ関係は私ヌルボには無関係というか、大の苦手分野なのでスルーして、<お菓子>と<ドリンク>の2分野について紹介するとともに、実際に検証(?)してみました。
 なお、最初に書いておきますが、実はどれも私ヌルボの知らなかったものばかりです。
 また、お菓子やドリンクの現物は横浜(→コチラ参照)で全部買えるかなと思ったらダメで、結局新宿に映画を観に行ったついでに職安通りで買いそろえてきました。
 その後、自分で食べてみただけでなく、いろんな人たちに食べてもらったり、認知度調査みたいなのやったり。オタクといってもそこまでやるかねー。・・・って、やっちゃったもんね。以下その報告。

1位=チャムプンオパン(참붕어빵) [オリオン もちもちタイ焼き](6個入り398円)

       

 最初にツッコミ入れときますが、「るるぶ」には「もちもちチャム金魚焼き」と書かれてるんですがね。
 プンオとはフナのことですよ。つまり、韓国にも日本伝来のタイ焼きがあって、それを彼の国では「フナパン(プンオパン)」というんですよ。で、金魚のことはクムプンオ(=金フナ)で、「チャム」は「真の」の意。つまり、この商品名を直訳すると「真のフナパン」です。どこでどうして「金魚」ってことになったのか大疑問!

 箱を見ると、その「참붕어빵」の前に「쫀득쫀득~」とついています。これが「もちもち~」なんですね。知らんかったわー。

 さて、オリオンといえば、あの映画「JSA」とか、最近は開城工団での重要な戦略物資ともなっている(?)チョコパイの製造元ではないですか! 
 そのオリオンがこの「プンオパン」を発売したのが2011年5月。以後2年余でしっかり地歩を確立したようですね。

 で、食べてみますね・・・。
  
  

 【箱の中に6包入っています。ネコの絵や足跡が描かれている点に注目! 右の包の3つの絵、一番左は何?(あんこ?) 】
  
  


 ふむふむ。これは美味しいです。(←素直なヌルボの一面。) 気に入ったわー。
 難点は、お菓子としてはちょっと値段がちょっと高いかな?ということ。韓国だと4千ウォン。「비쌋!!!(高~い)」との声がある一方で「요즘 4000원이면 싸다는 느낌이 들 정도더군요(近頃4千ウォンなら安いという感じがするくらいですねー)」という人も・・・。
 このお菓子、ヌルボが訊いた約20人(半数以上は韓国愛の人たち)の中では食べたことがある人はゼロ。知ってたという人は1人だけだったのはちょっと意外でした。

 YouTubeにこのお菓子のCM動画があったので載せておきます。

  
 【以前はあまり好かれてなかったネコですが、近年はブームと言っていいほどの人気。頭~右目の模様もプンオパンの形。】 

2位=バターワッフル(버터와플)[クラウン](198円)

      

 主に駅構内でワッフルの店をよく見かけるようになつたのは何年くらい前だったでしょうか? 主に女性客が列をなしてますが、私ヌルボ、並んで買ったことはおろか、買って食べたことがあったかな? 少なくとも記憶にはありません。ただ、あの甘く香ばしい香りはわかりますが・・・。
 さて、このお菓子のバターワッフル。ネーミングに何の工夫もひねりもない!
  今たまたま見つけたブログ記事(→コチラ)は「名前はワッフルですが、サブレです」と明言しています。そうだったの!? (って、その違いさえよくわからんヌルボ。)

     
        【ふつうに美味しいバターワッフル。】

 なるほどバターの香りがします。しかしネーミングも韓国らしさが全然ない上、味もスタンダードな美味しさ。そこが私ヌルボには今ひとつ食い足りない感も・・・。(ネット上には「美味しい!」「病みつきになった」等々の(日本の)皆さんの感想はいくつもありますが・・・。)
 訊いてみた人たちの中でこのお菓子を知っていた人は若干名。ただ、うち1人は「ウチのカミさんが大好きで、買ってきてと言うんですよ」と刑事コロンボみたいなことを言ってました。(←40歳以下の人はわからない?)

3位=辛ダンドン トッポッキ(辛당동 떡볶이)[ヘテ](98円)

 これは一番認知度が高かったお菓子。食べたことがある人も3分の1くらいいました。別に韓国食品の店に行かなくても、ふつうの商店街でも見かけるそうですね。
 この袋にしてからが「辛당동 떡볶이」以外は全部日本語だし、ヘテが本気で日本への販路拡張に乗り出したということ?

     
          【色も味も、いかにも韓国!】

 今回初めて食べた人には、ちょっと辛みが残るところ、袋にある「甘ピリ辛の味」が好評でした。
 ちなみに、「辛ダンドン」というネーミングは、東大門市場から近い、トッポッキで有名な新堂洞(신당동)と辛(신)をかけたものです。

             
      【コチラが韓国のオリジナル。違うのは文字だけです。】

 お菓子をテーマに、お菓子を食べながら息抜き・・・というつもりだったのに、ちょっと力を入れ過ぎてしまったかも・・・。

 <ドリンク部門>については、(いつもの)またそのうち!ということにします。

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