いつもこの韓国映画情報は毎週火曜日にアップしていました。
しかし今回は個人的理由で1日早くしました。個人的事情とは、今日9日からサークル仲間と韓国旅行に出かけることになったからです。
ということで、とくに興行成績等明日になると若干数の変更等あるとは思いますが、順位等おおよそは変わらないだろうということで1日早く記事にします。
今回は何と言ってもあの5日韓国公開の「風立ちぬ」に注目なんですが、これについては6日の本ブログ記事を見てみてください。韓国でも宿のパソコン環境によっては発信できるかも、ということで、ではまた。
★★★ Daumの人気順位(9月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①描きたいこと(韓国) 9.5(31)
②道の上で(韓国) 9.2(61)
③ザ・クルーズ 9.2(318)
④ドラゴン怒りの鉄拳 9.1(38)
⑤ターボ 9.0(206)
⑥グラン・ブルー 8.9(108)
⑦カミーユ、ふたたび 8.9(34)
⑧アーティスト、ポン・マンデ(韓国) 8.8(141)
⑨DRAGON BALL Z 神と神(日本) 8.8(37)
⑩イン・ザ・ハウス 8.7(32)
今回の新登場は⑧「アーティスト、ポン・マンデ」だけです。この映画、監督&主演がポン・マンデで、彼が演じる映画監督の名もポン・マンデです。バリ島オールロケでエロホラー映画「海辺のの狂気」を撮影中だったイム•ピルソン監督(「南極日誌」等)、無難すぎるエロシーンでもめて、結局「エロ界の巨匠」ボン・マンデ監督の緊急投入となるが、予定になかった露出シーンを前に女優たち不満が最高潮に達し・・・、というアダルト映画撮影現場でのリアルなドタバタのようで、ネチズンの評を見ても「最近観た中で一番おもしろい!」とのいう感想がいくつも! 上映館は7館と多くはありませんが、これは私ヌルボも観てみたいなー。原題は「아티스트 봉만대」です。
【専門家による順位】
①ザ・マスター 9.0(5)
②悲しみのミルク 8.0(2)
③ビフォア・ミッドナイト 7.7(4)
④雪国列車(韓国・米・仏) 7.6(6)
⑤ザ・クルーズ 7.3(3)
⑥グランド・マスター 7.2(4)
⑦25年目の弦楽四重奏 7.2(4)
⑧フォックスファイア 7.0(4)
⑨プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 7.0(3)
⑩天安艦プロジェクト 7.0(2)
⑩「天安艦プロジェクト」だけが新登場です。、2010年3月の韓国海軍哨戒艦「天安」爆沈事件をめぐっては、当初からさまざまな疑念がありました。(→ウィキペディア。)
同年5月に「北朝鮮の魚雷攻撃により沈没した」との調査結果がありましたが、以後も問題視され続けています。映画では2010年のドキュメンタリー「天安艦沈没」(→参照)でさまざまな疑問点が提示されましたが、この「天安艦プロジェクト」も座礁によるものという説を中心としたドキュメンタリーです。ところがこの上映をめぐっては事件犠牲者の遺族や海軍将校など5人が「事実に基づかない疑惑を取り上げている」として上映の禁止を求める仮処分を申請する等社会的政治的イシューになっていました。裁判所はこれを却下して9月5日上映の運びとはなったものの、シネコンでは唯一この映画の公開に踏み切ったメガボックスは「一部の団体から、上映を中止せよという抗議やデモの予告があり、一般の観客とデモ隊の衝突が懸念される。一般の観客たちの安全のため、上映を中止することにした」との理由でわずか2日で上映打ち切り。
似たような話が以前日本でもありましたね。右であれ左であれ、脅しをかけるような形で上映を阻止するというのは表現の自由・言論の自由の否定です。それをどう考えているのでしょうか? 「一般の観客たちの安全のため」などとごまかしてそんな力に屈する側もなさけない!
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[9月6日(金)~8日(日)] ★★★
韓国のアクション・コメディ「スパイ」が1位、「風立ちぬ」は6位スタート。
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(11)・・スパイ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・・・842,457・・・・・・・・1,000,884・・・・・・・・7,165・・・・・・・784
2(1)・・グランド・イリュージョン・・・・・・・・8/22・・・・・・・・・・・・・・265,347・・・・・・・・2,609,544・・・・・・・18,377・・・・・・・・414
3(3)・・かくれんぼ(韓国)・・・・・・・・・・・・・8/14・・・・・・・・・・・・・・226,673・・・・・・・・5,508,628・・・・・・・38,933・・・・・・・・391
4(2)・・エリジウム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/29・・・・・・・・・・・・・・209,768・・・・・・・・1,140,794・・・・・・・・8,545・・・・・・・381
5(7)・・怪盗グルーのミニオン危機一発・・9/12 ・・・・・・・・・・・・80,638・・・・・・・・・・103,907・・・・・・・・1,084 ・・・・・・・293
6(新)・・風立ちぬ(日本)・・・・・・・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・・・・164,823 ・・・・・・・・・・78,019・・・・・・・・・・551 ・・・・・・・288
7(2)・・雪国列車(韓国・米・仏)・・・・・・・・8/01・・・・・・・・・・・・・・・52,660 ・・・・・・・9,233,405・・・・・・・66,169・・・・・・・・182
8(4)・・風邪(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/14 ・・・・・・・・・・・・・・32,157・・・・・・・・3,108,751・・・・・・・21,719・・・・・・・・183
9(6)・・スティーブ・ジョブズ ・・・・・・・・・・・8/29・・・・・・・・・・・・・・19,334 ・・・・・・・・・217,398・・・・・・・・1,542 ・・・・・・・187
10(34)・・メビウス・・・・9/05・・・・・・・・・・・・・・・16,611 ・・・・・・・・・・・22,178・・・・・・・・・・・162・・・・・・・128
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は1・6・10位の3作品です。
1位の「スパイ」はソル・ギョング、ムン・ソリ等出演のアクション・コメディです。
6位「風立ちぬ」については本ブログ記事→コチラ参照。
10位「メビウス」はあのキム・ギドク監督の問題作。時間がなくて詳細は後回し。すみません。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・グランド・マスター ・・・・・・・・・・・・・・・8/22・・・・・・・・・・・・4,574・・・・・・・・・・・・・・・90,846・・・・・・・・・653・・・・・・・・・・26
2(21)・・天安艦プロジェクト(韓国) ・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・2,758 ・・・・・・・・・・・・・・・5,070・・・・・・・・・・・36・・・・・・・・・・31
3(2)・・25年目の弦楽四重奏 ・・・・・・・・・・・7/25 ・・・・・・・・・・・・2,431 ・・・・・・・・・・・・・・95,944 ・・・・・・・・・716・・・・・・・・・・20
4(12)・・ブリングリング ・・・・・・・・・・・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・2,019・・・・・・・・・・・・・・・・3,129 ・・・・・・・・・・23・・・・・・・・・・30
5(3)・・言の葉の庭(日本)・・・・・・・・・・・・・・・8/14・・・・・・・・・・・・1,147・・・・・・・・・・・・・・・48,575 ・・・・・・・・・363・・・・・・・・・・23
今回の新登場は4位の「ブリングリング」だけです。ソフィア・コッポラ監督の新作で、実在の事件をもとに、10代の若者たちによる窃盗団がゲーム感覚で豪邸に侵入して犯罪に手を染めていく姿を描く。この「The Bling Ring」とは、事件当時にメディアが彼らにつけた呼称だそうです。日本公開は12月14日。韓国題は「블링 링」です。
しかし今回は個人的理由で1日早くしました。個人的事情とは、今日9日からサークル仲間と韓国旅行に出かけることになったからです。
ということで、とくに興行成績等明日になると若干数の変更等あるとは思いますが、順位等おおよそは変わらないだろうということで1日早く記事にします。
今回は何と言ってもあの5日韓国公開の「風立ちぬ」に注目なんですが、これについては6日の本ブログ記事を見てみてください。韓国でも宿のパソコン環境によっては発信できるかも、ということで、ではまた。
★★★ Daumの人気順位(9月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①描きたいこと(韓国) 9.5(31)
②道の上で(韓国) 9.2(61)
③ザ・クルーズ 9.2(318)
④ドラゴン怒りの鉄拳 9.1(38)
⑤ターボ 9.0(206)
⑥グラン・ブルー 8.9(108)
⑦カミーユ、ふたたび 8.9(34)
⑧アーティスト、ポン・マンデ(韓国) 8.8(141)
⑨DRAGON BALL Z 神と神(日本) 8.8(37)
⑩イン・ザ・ハウス 8.7(32)
今回の新登場は⑧「アーティスト、ポン・マンデ」だけです。この映画、監督&主演がポン・マンデで、彼が演じる映画監督の名もポン・マンデです。バリ島オールロケでエロホラー映画「海辺のの狂気」を撮影中だったイム•ピルソン監督(「南極日誌」等)、無難すぎるエロシーンでもめて、結局「エロ界の巨匠」ボン・マンデ監督の緊急投入となるが、予定になかった露出シーンを前に女優たち不満が最高潮に達し・・・、というアダルト映画撮影現場でのリアルなドタバタのようで、ネチズンの評を見ても「最近観た中で一番おもしろい!」とのいう感想がいくつも! 上映館は7館と多くはありませんが、これは私ヌルボも観てみたいなー。原題は「아티스트 봉만대」です。
【専門家による順位】
①ザ・マスター 9.0(5)
②悲しみのミルク 8.0(2)
③ビフォア・ミッドナイト 7.7(4)
④雪国列車(韓国・米・仏) 7.6(6)
⑤ザ・クルーズ 7.3(3)
⑥グランド・マスター 7.2(4)
⑦25年目の弦楽四重奏 7.2(4)
⑧フォックスファイア 7.0(4)
⑨プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 7.0(3)
⑩天安艦プロジェクト 7.0(2)
⑩「天安艦プロジェクト」だけが新登場です。、2010年3月の韓国海軍哨戒艦「天安」爆沈事件をめぐっては、当初からさまざまな疑念がありました。(→ウィキペディア。)
同年5月に「北朝鮮の魚雷攻撃により沈没した」との調査結果がありましたが、以後も問題視され続けています。映画では2010年のドキュメンタリー「天安艦沈没」(→参照)でさまざまな疑問点が提示されましたが、この「天安艦プロジェクト」も座礁によるものという説を中心としたドキュメンタリーです。ところがこの上映をめぐっては事件犠牲者の遺族や海軍将校など5人が「事実に基づかない疑惑を取り上げている」として上映の禁止を求める仮処分を申請する等社会的政治的イシューになっていました。裁判所はこれを却下して9月5日上映の運びとはなったものの、シネコンでは唯一この映画の公開に踏み切ったメガボックスは「一部の団体から、上映を中止せよという抗議やデモの予告があり、一般の観客とデモ隊の衝突が懸念される。一般の観客たちの安全のため、上映を中止することにした」との理由でわずか2日で上映打ち切り。
似たような話が以前日本でもありましたね。右であれ左であれ、脅しをかけるような形で上映を阻止するというのは表現の自由・言論の自由の否定です。それをどう考えているのでしょうか? 「一般の観客たちの安全のため」などとごまかしてそんな力に屈する側もなさけない!
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[9月6日(金)~8日(日)] ★★★
韓国のアクション・コメディ「スパイ」が1位、「風立ちぬ」は6位スタート。
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(11)・・スパイ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・・・842,457・・・・・・・・1,000,884・・・・・・・・7,165・・・・・・・784
2(1)・・グランド・イリュージョン・・・・・・・・8/22・・・・・・・・・・・・・・265,347・・・・・・・・2,609,544・・・・・・・18,377・・・・・・・・414
3(3)・・かくれんぼ(韓国)・・・・・・・・・・・・・8/14・・・・・・・・・・・・・・226,673・・・・・・・・5,508,628・・・・・・・38,933・・・・・・・・391
4(2)・・エリジウム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/29・・・・・・・・・・・・・・209,768・・・・・・・・1,140,794・・・・・・・・8,545・・・・・・・381
5(7)・・怪盗グルーのミニオン危機一発・・9/12 ・・・・・・・・・・・・80,638・・・・・・・・・・103,907・・・・・・・・1,084 ・・・・・・・293
6(新)・・風立ちぬ(日本)・・・・・・・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・・・・164,823 ・・・・・・・・・・78,019・・・・・・・・・・551 ・・・・・・・288
7(2)・・雪国列車(韓国・米・仏)・・・・・・・・8/01・・・・・・・・・・・・・・・52,660 ・・・・・・・9,233,405・・・・・・・66,169・・・・・・・・182
8(4)・・風邪(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/14 ・・・・・・・・・・・・・・32,157・・・・・・・・3,108,751・・・・・・・21,719・・・・・・・・183
9(6)・・スティーブ・ジョブズ ・・・・・・・・・・・8/29・・・・・・・・・・・・・・19,334 ・・・・・・・・・217,398・・・・・・・・1,542 ・・・・・・・187
10(34)・・メビウス・・・・9/05・・・・・・・・・・・・・・・16,611 ・・・・・・・・・・・22,178・・・・・・・・・・・162・・・・・・・128
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は1・6・10位の3作品です。
1位の「スパイ」はソル・ギョング、ムン・ソリ等出演のアクション・コメディです。
6位「風立ちぬ」については本ブログ記事→コチラ参照。
10位「メビウス」はあのキム・ギドク監督の問題作。時間がなくて詳細は後回し。すみません。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・グランド・マスター ・・・・・・・・・・・・・・・8/22・・・・・・・・・・・・4,574・・・・・・・・・・・・・・・90,846・・・・・・・・・653・・・・・・・・・・26
2(21)・・天安艦プロジェクト(韓国) ・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・2,758 ・・・・・・・・・・・・・・・5,070・・・・・・・・・・・36・・・・・・・・・・31
3(2)・・25年目の弦楽四重奏 ・・・・・・・・・・・7/25 ・・・・・・・・・・・・2,431 ・・・・・・・・・・・・・・95,944 ・・・・・・・・・716・・・・・・・・・・20
4(12)・・ブリングリング ・・・・・・・・・・・・・・・・・9/05・・・・・・・・・・・・2,019・・・・・・・・・・・・・・・・3,129 ・・・・・・・・・・23・・・・・・・・・・30
5(3)・・言の葉の庭(日本)・・・・・・・・・・・・・・・8/14・・・・・・・・・・・・1,147・・・・・・・・・・・・・・・48,575 ・・・・・・・・・363・・・・・・・・・・23
今回の新登場は4位の「ブリングリング」だけです。ソフィア・コッポラ監督の新作で、実在の事件をもとに、10代の若者たちによる窃盗団がゲーム感覚で豪邸に侵入して犯罪に手を染めていく姿を描く。この「The Bling Ring」とは、事件当時にメディアが彼らにつけた呼称だそうです。日本公開は12月14日。韓国題は「블링 링」です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます