ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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富川1日観光(2) 教育博物館

2010-10-13 13:16:21 | 韓国旅行の記録
 → 富川1日観光(1) しくじってもそれなりに・・・・

 9月16日に行った富川教育博物館の見学記録です。

 富川市のサイトによると、富川総合運動場一帯にはいろんな博物館がありますが、行ってみると独立した建物は富川弓博物館(부천활박물관)だけ。
 富川水石博物館(부천수석박물관)ヨーロッパ磁器博物館(유럽자기박물관)富川教育博物館(부천교육박물관)の3博物館、そして富川伝統工芸体験教育館(전통공예체험교육관)は富川総合運動場内にあります。横浜スタジアムの1階部分(内野スタンドの下)に剣道場があるのと同様ですね。
どうも博物館というより資料室といった感じです。

   
【教育博物館は総合グラウンド内の一部分。観光施設という雰囲気は皆無。】

 私ヌルボは自分の興味&時間の制約で教育博物館だけ見学、ということで行ってみると、照明が点いてなくてなく、人もいなくてイヤな予感。入口を見ると昼食時の休憩時間とのことで、少し待って13時に行くと昼食をすませた係の人がいてホッとしました。

 広さ約600㎡、あまり広くはなく、見て回るのに1時間もかからないくらいですが、それでも興味深い資料がいろいろありました。
 市内在住の書誌学者・詩人の閔庚南(민경남)さんが収集した教育関係資料5千点以上を元に2003年開館したとのことです。小規模の、素朴な感じの展示が、かえって当時の生徒や教師が使っていた姿が自然によび起される感じで良かったです。
 この日の見学者はもしかしたら私ヌルボだけだったかも・・・。まあ、地元の小学生などの校外学習の場として利用されているのかもしれません。サイトに載っている写真もそのようだし・・・。
 以下は写真で紹介します。

   
【富川の教育に寄与したお二人。ともに19世紀末に生まれ三一独立運動に参加。戦後地元に学校を設立した。】

     
【60~70年代の勉強部屋を模型で展示。日本だと50~60年代こんな感じでした。】

   
    【韓国の国歌「愛国歌」は、最初は「蛍の光」のメロディだった。】

  
     【「国史」の大化改新あたり、ずいぶん詳しいです。】

   
   【朝鮮総督府編「朝鮮語読本」。併合当初からすべての「朝鮮語を奪った」わけではありません。】

    
    【朝鮮人の著になる「朝鮮史」も用いられたんですね。】

   
      【算盤などの教具も展示されています。】

   
    【朝鮮戦争当時の音楽の教科書には「連合軍歓迎歌」が載っています。】

   
  【先生は教務手帳に顔写真を貼って顔と名前を覚えたんですね。】

   
    【昔の教室を再現。私ヌルボも懐かしさを覚えます。】

   
 【角砂糖・氷砂糖の実験教材。箱の絵はペコちゃんのパクリじゃないですか!? 】

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