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ソウルの街の小変化 10月から歩行者も右側通行

2009-12-23 18:40:25 | 韓国旅行の記録
 1年の間に、ソウルの街はずいぶんいろんな所が変わっています。韓国全体でも当然そうでしょう。
それどころか、この9月から12月のわずか3ヵ月でもいろいろ変った所があります。
 大がかりな工事で街の外貌が変わるような大変化から、気づかない人もいるような小変化まで。
 10月2日の記事<ソウルの街 あっちでもこっちでも工事中>でも紹介したように、今のソウルはどんどん変わっていますから、それですごく驚くというほどのことでもないんですけどね。

 光化門広場のオープンは8月1日でしたが、これはもちろん大変化。
 10月9日ハングルの日に除幕式があった光化門広場の世宗大王像の設立は中変化でしょうか。

 9月行った時アレッ?と思ったは仁寺洞に立っていた石のチャンスンがなくなっていたこと。
 ネットで調べたら、少し前に石灰だかをかけられたということで、一時的な撤去かなと思って今回現地へ行ったら、チャンスンはないまま、どころか、大きく辺り一帯が様変わりしていました。

 光化門広場、仁寺洞入口等の大~中変化についての詳細についてはまたいずれ、ということにして、今回はとりあえず小変化を一つ紹介します。

 それは10月初めから歩行者が右側通行になったこと。
 9月に行った時すでに下の写真のようにポスターが貼られていました。<便利で安全な右側歩行!>、<世界そして私たちの歩行文化です>と記されています。

      

 9月30日の聯合ニュースには次のような記事がありました。

「10月1日から地下鉄、鉄道、空港など公共交通施設や公共機関内で、歩行者右側通行が実施される。
 韓国は1905年に初の近代的規定「大韓帝国規定」で右側通行を定めたが、朝鮮総督府の道路規則改正で1921年から日本と同様、左側通行とした。米軍政が1946年に車両の通行を右側に変更したが、歩行者の通行は左側のままとなった。1961年に制定された道路交通法は、「歩行者は歩道と車道の区分のない道路では左側を通行しなければならない」と明示している。
 しかし、政府はことし4月、歩行者の安全を考慮し世界的な歩行文化の流れに合わせるため、右側通行を根幹とする歩行文化改善計画を確定した。
 研究機関などの分析によると、右側歩行原則が定着すれば、歩行速度が1.2~1.7倍になり、衝突回数も7~24%減少するという。
 右側通行のパイロット地域は、地下鉄、鉄道、空港のエスカレーターや動く歩道など歩行関連施設で、9月末現在、476鉄道駅(100%)、15空港(100%)、627地下鉄駅(93.6%)の施設が右側歩行に合わせ改善された。
 国土海洋部は、歩行文化を変更するにあたり、国民の不便と混乱を最小化するため、パイロット期間中に右側通行広報を強化するとともに、病院や百貨店など民間施設にも、早期の変更を誘導する方針だ。
 右側歩行制度は、パイロット運用期間を経て来年7月から本格的に施行される。」


 ふーむ、ということは、世界では人も車も右側通行がふつうなんですかねー。しかし、これで実際に事故もそんなに減るのでしょうか?
 で、12月にソウルに行った時は、下の写真のように地下街等にいっぱい<右側歩行>と書かれた貼り紙が貼られていました。

     

 直接関係ありませんが、エスカレーターの歩いて昇る人は左、立ったままの人は右という<関西方式>には変化はありません。

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