今日(4月16日)の日曜日、横浜・伊勢佐木町では<ヨコハマ大道芸イセザキ>という催しが開かれていました。年間を通じて土日にはよくやってます。
私ヌルボ、なんとなく3月20日に同じ場所でペットを連れた若い女性を見かけたことを思い出しました。正確に言えば、思い出したのはその女性の方ではなく、ペットの方。イヌとかネコではなくて・・・。
小さなブタです。見ているとけっこう動きが速くて、うれしそうにシッポを振ったりしてかわいらしく、道行く人も足を止めて写真を撮ったりしてました。「 誰かが「名前は何というの?」と訊いたら「ハムです」との答え。ハハハ。
さて、ブタ関連で思い出したのが図書館で読んだ「女性東亜 3月号」に載っていた記事。
(表紙の女性はハン・ウンジョンです。) このページの見出しは・・・。
<미세먼지 심한 봄날, 한돈 삼겹살 어때요?(微細粉塵)の多い春の日、ハンドンサムギョプサルはいかが?)>。
미세먼지=微細粉塵は、例年この時期になるととくに大きくマスコミで取り上げられる社会問題で、おなじみの言葉でもあります。しかし、それがサムギョプサル=ブタの三枚肉(と、その焼肉)と関係がある?
それよりも、私ヌルボ、この「한돈(ハンドン)」というのが何か、すぐにはわかりませんでした。もしかして副詞か、1ドンといった数詞かな?などと考えながら記事を読むと、予想順位3位の「韓豚」でした。この漢字の音読みです。つまり、韓国の国産豚肉のこと。
※この記事は「女性東亜」のサイトで読むことができます。(→google翻訳。)
記事によると、韓豚と微細粉塵の関係はおおよそ次の通り。
体の免疫力が低下しやすい季節の変わり目には、栄養成分が豊富な食品を十分食べることが大切で、そのために気軽に味わえる国産豚肉のハンドンを薦めます。大気中の黄砂と微細粉塵によるのどの痛みにも適していて、ハンドンには重金属を解毒する亜鉛成分が含まれていてり、呼吸器を通して体内に溜まった黄砂と微細粉塵などの有害物質を体外に排出してくれます。
この内容の信頼度はヌルボはわかりません。
記事では、続けて2つの韓豚の店を紹介しています。鍾路3街・タプコル公園東側のピマッコル市民食堂(시민식당)と、忠正路駅近くの中林洞にあるドゥトゥム(두툼)という店。
前者では、熱伝導率が高く遠赤外線が発生する自然石のの焼き板を使用しているとか、後者では店内にある熟成庫で21日ほど熟成させた肉を用いているとかいった店の「こだわり」が記されています。(熟成肉の味というのを、ヌルボは知りません。ネット検索してわかった店に機会があれば行ってみようかな。)
※下画像はドゥトゥムの熟成庫。(→コチラの韓国ブログより)。
また、これらの店では入口あたりに韓豚認証店というマーク(下左画像)が掲げられています。なお、下右のマークは韓豚のロゴ。돈の字の最後がくるっと輪になっているのは豚のシッポの意味です。
韓豚認証店については、記事からリンクが張られていた→コチラ
のサイトで地区別の認証店名が見られます。鍾路区で5店、中区だと8店といったところ。
そして、このサイトの元締めといったサイトが<韓豚com>(→コチラ)で、またその運営主体は<韓豚自助金(한돈자조금)>という業者組織で、韓国ウィキペディア(→コチラ)によると、2003年<養豚自助金>の名称で創立して以後、04年に消費促進のためTV・ラジオでのCMを始め、11年に<韓豚自助金>と改称。14年からは10月1日を「韓豚デー(한돈데이)」と決めて各地で広報イベントを催しています。また、人気芸能人を韓豚広報大使に委嘱し、TVCMや各種イベントを通して広報・宣伝活動を通して宣伝活動をするということも何年も前から行っています。
※なぜ10月1日を韓豚デーにしたかというと「1001」という数値の配列がブタの鼻の形を連想させるからとのこと。(下画像)
※2017年の韓豚広報大使となったのは、映画「建築学概論」で注目されたチョ・ジョンソクと、HELLOVENUSのナラの2人。(関連ブログ記事は→コチラ。)
TVのスポットCMは→YouTubeで見られます。下はその静止画像です。
ところで、いろいろ関連記事を漁っていたら、その中で「금한돈」という言葉を発見。「金韓豚」? ・・・とすると高級な韓豚のこと? かと思ったら、この場合の돈は豚ではなく、またお金のことでもなく、薬や貴金属等の重さの単位の「匁(もんめ)」のこと。1匁= 3.75gです。ところが画像検索すると下のようなものが見つかりました。
匁と豚が同じハングル表記ということを念頭に置いているわけです。
・・・ということで、毎度のことながら歴史好奇心にかられていろいろ連鎖的に探っていくときりがなくなり、意外に長い記事になつてしまいました。やれやれ。(実は韓国(と日本)の養豚業の歴史にまで深入りしかけちゃいました。)
しかし、韓国と日本、あるいはその他の国との豚肉の違いがどれほどあるのでしょうかねー? 牛肉の場合、韓国では横城の韓牛といった高級肉がもてはやされていますが、ヌルボの場合は日韓を問わずそのようなブランド肉はとんと無縁で語る資格がありません。牛丼チェーン店の牛肉の米国産と豪州産の違いは体験的によくわかっているのですけどねー。(笑)
冒頭に書いたミニブタのハム君、自分がブタとしては実に幸運だということは全然知らないのですね。まあ、シアワセというのはそんなものでしょう。
私ヌルボ、なんとなく3月20日に同じ場所でペットを連れた若い女性を見かけたことを思い出しました。正確に言えば、思い出したのはその女性の方ではなく、ペットの方。イヌとかネコではなくて・・・。
小さなブタです。見ているとけっこう動きが速くて、うれしそうにシッポを振ったりしてかわいらしく、道行く人も足を止めて写真を撮ったりしてました。「 誰かが「名前は何というの?」と訊いたら「ハムです」との答え。ハハハ。
さて、ブタ関連で思い出したのが図書館で読んだ「女性東亜 3月号」に載っていた記事。
<미세먼지 심한 봄날, 한돈 삼겹살 어때요?(微細粉塵)の多い春の日、ハンドンサムギョプサルはいかが?)>。
미세먼지=微細粉塵は、例年この時期になるととくに大きくマスコミで取り上げられる社会問題で、おなじみの言葉でもあります。しかし、それがサムギョプサル=ブタの三枚肉(と、その焼肉)と関係がある?
それよりも、私ヌルボ、この「한돈(ハンドン)」というのが何か、すぐにはわかりませんでした。もしかして副詞か、1ドンといった数詞かな?などと考えながら記事を読むと、予想順位3位の「韓豚」でした。この漢字の音読みです。つまり、韓国の国産豚肉のこと。
※この記事は「女性東亜」のサイトで読むことができます。(→google翻訳。)
記事によると、韓豚と微細粉塵の関係はおおよそ次の通り。
体の免疫力が低下しやすい季節の変わり目には、栄養成分が豊富な食品を十分食べることが大切で、そのために気軽に味わえる国産豚肉のハンドンを薦めます。大気中の黄砂と微細粉塵によるのどの痛みにも適していて、ハンドンには重金属を解毒する亜鉛成分が含まれていてり、呼吸器を通して体内に溜まった黄砂と微細粉塵などの有害物質を体外に排出してくれます。
この内容の信頼度はヌルボはわかりません。
記事では、続けて2つの韓豚の店を紹介しています。鍾路3街・タプコル公園東側のピマッコル市民食堂(시민식당)と、忠正路駅近くの中林洞にあるドゥトゥム(두툼)という店。
前者では、熱伝導率が高く遠赤外線が発生する自然石のの焼き板を使用しているとか、後者では店内にある熟成庫で21日ほど熟成させた肉を用いているとかいった店の「こだわり」が記されています。(熟成肉の味というのを、ヌルボは知りません。ネット検索してわかった店に機会があれば行ってみようかな。)
※下画像はドゥトゥムの熟成庫。(→コチラの韓国ブログより)。
また、これらの店では入口あたりに韓豚認証店というマーク(下左画像)が掲げられています。なお、下右のマークは韓豚のロゴ。돈の字の最後がくるっと輪になっているのは豚のシッポの意味です。
韓豚認証店については、記事からリンクが張られていた→コチラ
のサイトで地区別の認証店名が見られます。鍾路区で5店、中区だと8店といったところ。
そして、このサイトの元締めといったサイトが<韓豚com>(→コチラ)で、またその運営主体は<韓豚自助金(한돈자조금)>という業者組織で、韓国ウィキペディア(→コチラ)によると、2003年<養豚自助金>の名称で創立して以後、04年に消費促進のためTV・ラジオでのCMを始め、11年に<韓豚自助金>と改称。14年からは10月1日を「韓豚デー(한돈데이)」と決めて各地で広報イベントを催しています。また、人気芸能人を韓豚広報大使に委嘱し、TVCMや各種イベントを通して広報・宣伝活動を通して宣伝活動をするということも何年も前から行っています。
※なぜ10月1日を韓豚デーにしたかというと「1001」という数値の配列がブタの鼻の形を連想させるからとのこと。(下画像)
※2017年の韓豚広報大使となったのは、映画「建築学概論」で注目されたチョ・ジョンソクと、HELLOVENUSのナラの2人。(関連ブログ記事は→コチラ。)
TVのスポットCMは→YouTubeで見られます。下はその静止画像です。
ところで、いろいろ関連記事を漁っていたら、その中で「금한돈」という言葉を発見。「金韓豚」? ・・・とすると高級な韓豚のこと? かと思ったら、この場合の돈は豚ではなく、またお金のことでもなく、薬や貴金属等の重さの単位の「匁(もんめ)」のこと。1匁= 3.75gです。ところが画像検索すると下のようなものが見つかりました。
・・・ということで、毎度のことながら歴史好奇心にかられていろいろ連鎖的に探っていくときりがなくなり、意外に長い記事になつてしまいました。やれやれ。(実は韓国(と日本)の養豚業の歴史にまで深入りしかけちゃいました。)
しかし、韓国と日本、あるいはその他の国との豚肉の違いがどれほどあるのでしょうかねー? 牛肉の場合、韓国では横城の韓牛といった高級肉がもてはやされていますが、ヌルボの場合は日韓を問わずそのようなブランド肉はとんと無縁で語る資格がありません。牛丼チェーン店の牛肉の米国産と豪州産の違いは体験的によくわかっているのですけどねー。(笑)
冒頭に書いたミニブタのハム君、自分がブタとしては実に幸運だということは全然知らないのですね。まあ、シアワセというのはそんなものでしょう。
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