鴨居のららぽーと横浜では、「瞳の奥の秘密」と「TSUNAMI ツナミ」の両方を上映しています。以前から両方観ようと思っていた私ヌルボ、しめたとばかりに行ってから気づいたのが、なんと「TSUNAMI ツナミ」は日本語吹替版しかやってないではないですか! 急遽確認したところ、関東圏では日本語吹替版が83館もあるのに対して、字幕版は新宿ミラノとシネマート六本木のわずか2館だけ。まあ韓国語の勉強を最優先に映画館に足を運ぶ人はそんなに多くはなくても、ハ・ジウォンやオム・ジョンファの 声も吹き替えじゃダメという人と合わせても、吹き替え派がその40倍も多いというのだろうか?
・・・ということで、「瞳の奥の秘密」だけ観てきました。「周到な伏線、滲んだ記憶、軽い言葉のやり取り、狭い箱の中での緊張、歓声の中の追跡、愛を語る眼。知的で繊細で、大胆で、残酷で、切なく美しい」映画です。←「映画生活」のサイトには、洒落たレビューを書く方がいますねー。アカデミー外国映画賞受賞もナットクの佳作です。
★★★ Daumの人気順位(10月5日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①泣くな、トンズ(韓国) 9.9(179)
②Live in 3D フィソン It’s Real(韓国) 9.9(27)
③アジョシ[おじさん](韓国) 9.4(5377)
④サンキュー、マスター・キム(豪・日) 9.3(20)
⑤怪盗グルーの月泥棒 9.2(223)
⑥アバター:スペシャルエディション 9.0(4990)
⑦地球から来た男
⑧ソラニン(日本) 8.7(35)
⑨シラノ:恋愛エージェンシー(韓国) 8.7(1473)
⑩僕の初恋をキミに捧ぐ(日本) 8.7(129)
②と⑦が初登場。
②、歌手フィソンが先月アックスコリアで撮影した公演を自ら構成・演出した 3Dドキュメンタリー。
④は9月7日の記事で紹介しました。
⑦、韓国題は「맨 프럼 어스(The Man from Earth)」と原題のまま。2007年アメリカ作のSFですが、アメリカといっても大仰ではなく、SFといっても不気味な異星人が現れるわけでもない、ある紹介記事で見るかぎりおもしろそうだな、とヌルボは思うのですが・・・。
http://cinerun.blogspot.com/2008/09/man-from-earth.html
【専門家による順位】
①アバター:特別編 9.3(8)
②オッキの映画(韓国) 8.5(5)
③ブンミおじさん 8.1(7)
④キム・ポンナム殺人事件の顛末(韓国) 8.0(8)
⑤招かれざる客(韓国) 8.0(1)
⑥インセプション 7.7(8)
⑦The Kids Are All Right 7.7(7)
⑧土の女(韓国) 7.5(2)
⑨サンキュー、マスター・キム(豪・日) 7.2(4)
⑩悪魔を見た(韓国) 7.1(7)
⑤だけが新登場。韓国のSFで、原題は「불청객(不請客)」です。SFといっても、韓国社会の現実を直接題材にした作品。万年受験生のジンシクは試験は迫るがスランプ状態。同じく半地下室で自炊している就職準備中のカンヨンとウンミンは廃人のように寝てばかり。この家に、ある日大きな爆発音とともに正体不明の小包が落ちてくる。ジンシクが開けてみると4次元のポイントマンが現れ、銀河連邦のロンリースター寿命銀行と契約が成立したという。ポイントマンの超能力により家ごと宇宙に連れ去られた3人。彼らは何とか帰ろうとしてポイントマンと凄絶な死闘を繰り広げるが・・・。・・・と、これもなんだらおもしろそうですよ。B級SF映画の香りが漂ってますね。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月1日(金)~3日(日)] ★★★
シラノが2週連続1位
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・シラノ:恋愛エージェンシー(韓)・・09/16 ・・・・283,664・・・・・・・・・・・・・・1,789,638・・・・・・・476
2・・食べて、祈って、恋をして・・・09/30・・・・・・・・・186,110 ・・・・・・・・・・・・・・・229,037・・・・・・・383
3・・パンガ? パンガ!(韓) ・・・09/30・・・・・・・・・175,740 ・・・・・・・・・・・・・・・222,913・・・・・・・322
4・・無敵者(韓) ・・・・・・・・・・・・・・09/16 ・・・・・・・・・・98,992 ・・・・・・・・・・・・・1,434,911・・・・・・・371
5・・怪盗グルーの月泥棒 ・・・・・09/16・・・・・・・・・・・84,105・・・・・・・・・・・・・・・887,387・・・・・・・313
6・・解決士(韓) ・・・・・・・・・・・・・・09/09・・・・・・・・・・・81,760・・・・・・・・・・・・・・1,761,828・・・・・・・318
7・・バイオハザードIV・・・・・・・・・09/16・・・・・・・・・・・72,374・・・・・・・・・・・・・・1,128,853・・・・・・・296
アフターライフ
8・・アジョシ(韓) ・・・・・・・・・・・・・08/04・・・・・・・・・・・55,191 ・・・・・・・・・・・・・6,103,136・・・・・・・219
9・・借りぐらしのアリエッティ(日)・・09/09 ・・・・・・・・31,672 ・・・・・・・・・・・・・1,043,953・・・・・・・222
10・・クイズ王(韓) ・・・・・・・・・・・・09/16 ・・・・・・・・・・13,949 ・・・・・・・・・・・・・・・560,197・・・・・・・203
ドングリの背比べだったチュソク映画の中で、「シラノ」がここにきて2週連続トップで通算でも「解決士」を抜きました。
初登場は2位と3位の2作品。
2位、日本では9月17日から公開されています。
3位は韓国の低予算コメディ映画。・・・といっても、これまた上述の「招かれざる客」同様韓国の若年層の就職難とか外国人労働者問題を描いています。主人公テシクは、小さな身長と容貌のために何度挑戦しても就職できず、偶然東南アジア人と誤解されたことをきっかけに東南アジア人のふりをしながら就職する。そして彼らとも親しくなって助けあったり恋に落ちたりもするが・・・。タイトルの「パンガ? パンガ!(방가? 방가!)」は「ヨロシク? ヨロシク!」とでも訳すのですかねー?
【「パンガ? パンガ!」のポスター。中央の白字は「就業の達人現れました!」】
・・・ということで、「瞳の奥の秘密」だけ観てきました。「周到な伏線、滲んだ記憶、軽い言葉のやり取り、狭い箱の中での緊張、歓声の中の追跡、愛を語る眼。知的で繊細で、大胆で、残酷で、切なく美しい」映画です。←「映画生活」のサイトには、洒落たレビューを書く方がいますねー。アカデミー外国映画賞受賞もナットクの佳作です。
★★★ Daumの人気順位(10月5日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①泣くな、トンズ(韓国) 9.9(179)
②Live in 3D フィソン It’s Real(韓国) 9.9(27)
③アジョシ[おじさん](韓国) 9.4(5377)
④サンキュー、マスター・キム(豪・日) 9.3(20)
⑤怪盗グルーの月泥棒 9.2(223)
⑥アバター:スペシャルエディション 9.0(4990)
⑦地球から来た男
⑧ソラニン(日本) 8.7(35)
⑨シラノ:恋愛エージェンシー(韓国) 8.7(1473)
⑩僕の初恋をキミに捧ぐ(日本) 8.7(129)
②と⑦が初登場。
②、歌手フィソンが先月アックスコリアで撮影した公演を自ら構成・演出した 3Dドキュメンタリー。
④は9月7日の記事で紹介しました。
⑦、韓国題は「맨 프럼 어스(The Man from Earth)」と原題のまま。2007年アメリカ作のSFですが、アメリカといっても大仰ではなく、SFといっても不気味な異星人が現れるわけでもない、ある紹介記事で見るかぎりおもしろそうだな、とヌルボは思うのですが・・・。
http://cinerun.blogspot.com/2008/09/man-from-earth.html
【専門家による順位】
①アバター:特別編 9.3(8)
②オッキの映画(韓国) 8.5(5)
③ブンミおじさん 8.1(7)
④キム・ポンナム殺人事件の顛末(韓国) 8.0(8)
⑤招かれざる客(韓国) 8.0(1)
⑥インセプション 7.7(8)
⑦The Kids Are All Right 7.7(7)
⑧土の女(韓国) 7.5(2)
⑨サンキュー、マスター・キム(豪・日) 7.2(4)
⑩悪魔を見た(韓国) 7.1(7)
⑤だけが新登場。韓国のSFで、原題は「불청객(不請客)」です。SFといっても、韓国社会の現実を直接題材にした作品。万年受験生のジンシクは試験は迫るがスランプ状態。同じく半地下室で自炊している就職準備中のカンヨンとウンミンは廃人のように寝てばかり。この家に、ある日大きな爆発音とともに正体不明の小包が落ちてくる。ジンシクが開けてみると4次元のポイントマンが現れ、銀河連邦のロンリースター寿命銀行と契約が成立したという。ポイントマンの超能力により家ごと宇宙に連れ去られた3人。彼らは何とか帰ろうとしてポイントマンと凄絶な死闘を繰り広げるが・・・。・・・と、これもなんだらおもしろそうですよ。B級SF映画の香りが漂ってますね。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月1日(金)~3日(日)] ★★★
シラノが2週連続1位
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・シラノ:恋愛エージェンシー(韓)・・09/16 ・・・・283,664・・・・・・・・・・・・・・1,789,638・・・・・・・476
2・・食べて、祈って、恋をして・・・09/30・・・・・・・・・186,110 ・・・・・・・・・・・・・・・229,037・・・・・・・383
3・・パンガ? パンガ!(韓) ・・・09/30・・・・・・・・・175,740 ・・・・・・・・・・・・・・・222,913・・・・・・・322
4・・無敵者(韓) ・・・・・・・・・・・・・・09/16 ・・・・・・・・・・98,992 ・・・・・・・・・・・・・1,434,911・・・・・・・371
5・・怪盗グルーの月泥棒 ・・・・・09/16・・・・・・・・・・・84,105・・・・・・・・・・・・・・・887,387・・・・・・・313
6・・解決士(韓) ・・・・・・・・・・・・・・09/09・・・・・・・・・・・81,760・・・・・・・・・・・・・・1,761,828・・・・・・・318
7・・バイオハザードIV・・・・・・・・・09/16・・・・・・・・・・・72,374・・・・・・・・・・・・・・1,128,853・・・・・・・296
アフターライフ
8・・アジョシ(韓) ・・・・・・・・・・・・・08/04・・・・・・・・・・・55,191 ・・・・・・・・・・・・・6,103,136・・・・・・・219
9・・借りぐらしのアリエッティ(日)・・09/09 ・・・・・・・・31,672 ・・・・・・・・・・・・・1,043,953・・・・・・・222
10・・クイズ王(韓) ・・・・・・・・・・・・09/16 ・・・・・・・・・・13,949 ・・・・・・・・・・・・・・・560,197・・・・・・・203
ドングリの背比べだったチュソク映画の中で、「シラノ」がここにきて2週連続トップで通算でも「解決士」を抜きました。
初登場は2位と3位の2作品。
2位、日本では9月17日から公開されています。
3位は韓国の低予算コメディ映画。・・・といっても、これまた上述の「招かれざる客」同様韓国の若年層の就職難とか外国人労働者問題を描いています。主人公テシクは、小さな身長と容貌のために何度挑戦しても就職できず、偶然東南アジア人と誤解されたことをきっかけに東南アジア人のふりをしながら就職する。そして彼らとも親しくなって助けあったり恋に落ちたりもするが・・・。タイトルの「パンガ? パンガ!(방가? 방가!)」は「ヨロシク? ヨロシク!」とでも訳すのですかねー?
【「パンガ? パンガ!」のポスター。中央の白字は「就業の達人現れました!」】
ツナミ@海雲台の釜山訛りは、吹き替えではどうなっているのでしょうか?
関西弁になってたりして…。昨年夏に釜山でみましたが、わからないなりに、ハ・ジウォンやソル・ギョングの台詞が訛ってるなぁ~と、思って観ていました。後で地元の韓国人に聞いたら、釜山訛りはあんなもんじゃない!と、言われましたけど~。確か、イ・ミンギ君は、地元出身?
釜山訛りは関西弁的、とは私も聞きましたが、関西弁でも上品なものからヤクザ関係まであるし・・・。
「ツナミ」については記事のように(って明記してなかった!)観ないで帰っちゃったのでなんとも・・・。
この点については、いずれDVDが出たら原版と吹替版とを比べてみる、という方法しかないでしょうかねー・・・。
初日早めにシャンテへ行きましたがすごい行列で、3回目までが完売とのことで諦めて「キャタビラー」を観て帰り、3日目に再度並びました。まだ満席。国際的な賞を取ったというのが効いているみたいです。「瞳…」は時々ふと思い出す映画です。
スペイン語圏の映画も必ず観ていますが、長く続いた軍事独裁政治の影響もあってかとても良い映画が多く作られているのだと思います。彼らのジョークもなかなかのものです。
TSUNAMIは近々新宿ミラノへ行くつもりです。
今は11月の「詩」を楽しみにしているのですがチケット入手できるか心配。「苔」と「虹」は昨日ゲットしたのですが…。
数年前に観た「パンズ・ラビリンス」、今年の「闇の列車、光の旅」等は、スペイン語圏の映画でとくに強く印象に残ってます。少し古いところではビクトル・エリセ監督作品。
南米では、ブラジル映画の「セントラル・ステーション」もよかったですね。
「イル・ポスティーノ」は、ネルーダが出てきますがイタリア映画でしたか・・・。
東京国際映画祭も近づいてきました。いろいろ楽しみです。「黒く濁る村」なんてどんな映画かと思ったら「苔」の日本題なんですね。