※参考図書からの引用は、次のような略号で記した。
「中国歴史散歩 1」(山川出版社.1993)=[歴]
「地球の歩き方03~04 大連と中国東北地方」(ダイヤモンド社.2002)=[地]
谷崎光「北京の愉しみ」(角川春樹事務所.2004)=[北]
岡田和裕「満州辺境紀行」(光人社.2003)=[満]
◎3日目:8月3日(火)
13:00~14:00 | (バス) | ![]() ・あっ、こんな所にも警官の人形が立ってる! |
14:00~14:30 | 運動員村停車場 | ![]() |
14:30~14:55 | (ランクル) | ![]() 【右の写真は下っていく車。】 |
14:55~15:30 | 天文峰駐車場~天文峰 | ・下車すると、歩いて上るのはほんの数分。滑りやすいが。頂上はまさに絶景! 天池は絵葉書のごとし。天気に恵まれホントに良かった!![]() ![]() 【山頂にはこんなにたくさんの人が・・・。】 ・天文峰は標高2670m。峰の内側は崖状でこわい。われわれの他はほとんど韓国人、数十人。100人越えるかも。北朝鮮の側(湖に向かって左側)には人見えず。![]() 【振り返ると眼下に駐車場。その彼方に広大な裾野と、空。】 ![]() ![]() ・駐車場に<コーヒー屋>とハングル表記の小屋あり。 |
15:30~15:50 | (ランクル) | ![]() |
15:50~15:58 | (バス) | ![]() |
15:58~16:50 | 滝入口の停車場 ~長白瀑布 | ・滝入口16:10。15元とるのか。橋を渡り山道みたいな道を歩いて16:14にようやく観瀑亭到着。 ・途中温泉玉子の店あり。ウォンでも買える。 ・添乗員O氏は年間3分の2は海外とか。長白山は初めて。日本では長白山の知名度が低く、パックツアーにしても客が集まらないだろう、とのこと。 ![]() 【滝の間近まで行く道が右手にあり、歩いている人の姿も見えるがわれわれはここまで。】 |
16:50~16:53 | (バス) | ・込んでるから、ガイドの申さん・沈さんと運転手氏は同じホテルに泊まれないとのこと。 |
16:53~ | 長白山・国際観光酒店 | ・支配人が挨拶。前橋の在日の方。年5ヵ月はコチラで7ヵ月は日本。 ・北朝鮮から6人の従業員兼音楽演奏で来ている。 ・部屋のテレビはCCTVの他に韓国のKBS。KBSを観ると「1科目あたり200万ウォンの不法課外(家庭教師)」「親日反民族特別法施行・・・」等のニュースをやっていた。 ![]() ・曲目は次の通り。 ①パンガプスムニダ(お目にかかれてうれしいです) ②民謡トラジ ③不明。メロディーをハーモニカ用楽譜で記す。1・763|4544-|5・764|3---|1・763|4544-|2・433|6--- ④故郷の春 ⑤アコーディオンで「我等の願いは統一」等 ⑥統一の虹 ※楽器はカシオのキーボード、ベース、ドラム、ヴァイオリン。2度目では①②③⑤は同じ。その他に○??工乙女 ○口笛 ○また会いましょう ![]() ![]() 【右の写真。後ろに「平壌服務員 芸術演出」と記されている。】 ・CCTVを観るとアジア・サッカーは中国-イラン戦。顔に国旗ペインティングしてる中国人サポーターも。あと見合い番組のようなものがあった。 ・徳島の兄にケータイで℡。音声明瞭。便利なもんです。大雨の安否を問う。無事とのこと。 ・夜、雨。ガイドさんと飲みに行った人たちも。後で聞いたところでは、申さんが月収15万円ということを「ついに聞き出した」そうだ。 |
【10年後の付記】
・長白山の山頂は、私ヌルボがこれまで目にした風景の中で一番美しく、雄大なものでした。もっとも、この旅以外では日本と南北朝鮮しか行っていませんが・・・。
ついでに、オリジナルの報告書には載せなかったヌルボのドヤ顔の写真も載っけておきます。(^^;)

・この日の心残りは、ホテルで温泉に入らなかったこと。入る気が起こらないほど疲れていた、のかな? ホテルの正面写真や部屋の写真を撮ってなかったのも残念。それに、今にして思えば北朝鮮のおねーさんたちと直接話をすべきだったな。
・そのおねーさんたちが歌っていた歌の中で「口笛(フィパラム)」はヌルボが1991年北朝鮮に行った時に当地で流行していて、歌詞も教わった歌です。→コチラで聴くことができます。(歌はオリジナルのチョン・ヘヨン)。あ、「我等の願いは統一」も教わったな。南北双方で歌われている歌です。(この歌を聴くたびに、北と南の人たちに「アンタら、だまされとるんや!」と叫びたくなります。もし南北双方の住民が本気で統一を叫び、休戦ラインの撤廃をめざして行動を起こしたら、それに待ったをかけるのは双方の政府・軍隊ではないでしょうか?)
・北朝鮮が外国に労働者を派遣して給料の大半をピンハネしている状況は10年経った今でも変わっていません。11月13日の「朝鮮日報」は<外貨稼ぐ「現代版奴隷」、海外で働く北朝鮮労働者が急増>という記事を掲載しています。(→コチラ.無料会員制。)
それによると、2800人もの北朝鮮労働者がカタールの建設現場で働いているが、月給の9割は党の指導部に差し出さなくてはならない」とか。しかし、「家族は人質同然だが「白いご飯が食べられる」と海外労働は高い人気」なのだそうです。
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