今朝(4月20日)の「毎日新聞」の1面トップに「正銀氏 初の近影」とともに大きな写真。中央に金正日総書記、その隣に立っている人物が「最有力後継候補」の三男・金正銀氏であるとのこと。
他の「朝日」「読売」にこのニュースはなく、どうやら「毎日新聞」の特ダネらしい。
記事を読むと、「北朝鮮の「労働新聞」等の国営機関が3月初めに報じていたことが分かった」とありました。
私ヌルボの最初の疑問は、「そんな前なら、なぜ今まで報道されていなかったか?」ということ。
どうも、「労働新聞」等にはこの写真は載ったものの、この人物が金正銀氏とは書かれていなかった。それを毎日新聞が独自に韓国情報機関等の関係者から証言を得て、金正銀氏だと結論づけ、報道したということのようです。
韓国ではどう報道されているかと思ってネット検索したところ、韓国各紙のサイト等を見ると、「毎日新聞」の記事をそのままの形で大きく伝えていましたが、午前9時半頃から「アレレ?」という内容の続報が出てきました。
つまり、「統一部は、「この人物は金正銀と確認できない」と明らかにした」というわけです。
さらに以下のようにその理由があげられています。
この人物は昨年12月2日に金策製鉄連合企業所を訪ねた時も案内をした人物中の一人で、
金正銀である可能性は少ない。金正日の他の現地指導に登場していないと把握している。したがって金策製鉄連合企業所の関係者と見られる。
また、金正銀が27歳ということを考えると、写真の人物は20代には見えないことからも、金正銀である可能性は少ないと分析される。
・・・ということで、韓国各メディアは、昨年6月の「テレビ朝日」の誤報と並べて、「日本の金正銀報道、また誤報」と伝えています。
今日の「毎日新聞」の夕刊が注目されます。
※追記(4月20日19時40分)
「毎日新聞」夕刊を見たのですが、この件については何も出てないですね。
目下確認中なのか、明日の朝刊のお詫び&訂正記事の文言を検討中なのか、それとも韓国の情報部に対抗して、コチラが正しいという確証があるのか・・・。
私ヌルボも、この記事をかなり早く流しはしたんですが、「テレビ朝日」とすべきところを「朝日新聞」としてしまったので、ヨソの誤報について声を大にして批判できる立場でもないんですけど・・・。(恥)
※2010年10月6日の記事を参照のこと。
他の「朝日」「読売」にこのニュースはなく、どうやら「毎日新聞」の特ダネらしい。
記事を読むと、「北朝鮮の「労働新聞」等の国営機関が3月初めに報じていたことが分かった」とありました。
私ヌルボの最初の疑問は、「そんな前なら、なぜ今まで報道されていなかったか?」ということ。
どうも、「労働新聞」等にはこの写真は載ったものの、この人物が金正銀氏とは書かれていなかった。それを毎日新聞が独自に韓国情報機関等の関係者から証言を得て、金正銀氏だと結論づけ、報道したということのようです。
韓国ではどう報道されているかと思ってネット検索したところ、韓国各紙のサイト等を見ると、「毎日新聞」の記事をそのままの形で大きく伝えていましたが、午前9時半頃から「アレレ?」という内容の続報が出てきました。
つまり、「統一部は、「この人物は金正銀と確認できない」と明らかにした」というわけです。
さらに以下のようにその理由があげられています。
この人物は昨年12月2日に金策製鉄連合企業所を訪ねた時も案内をした人物中の一人で、
金正銀である可能性は少ない。金正日の他の現地指導に登場していないと把握している。したがって金策製鉄連合企業所の関係者と見られる。
また、金正銀が27歳ということを考えると、写真の人物は20代には見えないことからも、金正銀である可能性は少ないと分析される。
・・・ということで、韓国各メディアは、昨年6月の「テレビ朝日」の誤報と並べて、「日本の金正銀報道、また誤報」と伝えています。
今日の「毎日新聞」の夕刊が注目されます。
※追記(4月20日19時40分)
「毎日新聞」夕刊を見たのですが、この件については何も出てないですね。
目下確認中なのか、明日の朝刊のお詫び&訂正記事の文言を検討中なのか、それとも韓国の情報部に対抗して、コチラが正しいという確証があるのか・・・。
私ヌルボも、この記事をかなり早く流しはしたんですが、「テレビ朝日」とすべきところを「朝日新聞」としてしまったので、ヨソの誤報について声を大にして批判できる立場でもないんですけど・・・。(恥)
※2010年10月6日の記事を参照のこと。