生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月15日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人が益々元気に生き抜いていく為の知恵として<置き換え>という防衛機制を考えてみましょう。心に耐えがたい問題を抱えている場合、本能的に人は何かとすり替えて心の安定を図っています。しかし、或人はこの精神作用が健全に働きません。健全に働かせる為に、この<置き換え>という本能のありようを理解したうえで、元気に明るく生き抜いていきましょう。耐えがたい辛い事の内容を意識化してみると案外簡単に解決していくものですが無意識に振り回されているとそのタコつぼから中々抜け出せません。置き換えとは何かを思索していきます。とりあえず何かと置き換えて心を安定させることは悪いことではありません。元気になったら正面から堂々と問題に立ち向かい嫌な問題を解決してしまいましょう。例えば職場に嫌な上司がいて日々辛い場合、その上司を人生修行の先生だと置き換えてみると案外心が楽になります。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月14日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
偶然ですが、2010年1月26日の朝日新聞:天声人語を見て、沖縄の人々に心底申し訳なく思いました。沖縄のある方が叫んだ言葉<日米安保条約は本土の人々の為であつて沖縄の為とは思えない>という叫びです。ひめゆりの塔、終戦間際の沖縄戦、胸が痛みます。米軍基地を100パーセント撤去するのは非現実的ですが、改めて沖縄の方々に長年の苦労への感謝として、そろそろ沖縄に住んでいてよかった、と言われることをしたいものです。中国、インドに沢山の日本企業が移動していますがこの沖縄の方々に対して、今さらですが、本土に住む日本国民が真剣に思索し、恩返しがしたくなりました。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月13日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
好むと好まざるとにかかわらず身近に嫌な人が居る、というのは人生の悲劇です。お互いに離れられない事情があるので何とかしないと毎日が憂鬱です。この解決方法が<感情転移と真実>という心理学概念を上手に応用することです。感情転移があるかぎり真実は見えません。嫌な感情が支配しているのにあえて好きになる努力をするとその人は必ず自律神経を痛め神経症になります。心の防衛機制は正直なので嫌いなものは嫌い、好きなものは好き、と明確に意識化し知覚するのが自然の営みです。嫌いない理由を正確に探し出す為にも感情転移(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い)というフィルターの解消から挑戦すると案外簡単に真実が見え相手の個性の美を見つけ出す事が可能です。見つけだせば嫌いな程度は必ず半減するものです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月12日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
日本を愛し益々良い国にする為に色々の意見があるとおもいますが、A党よりは清潔だろうと期待したB党に対して注目したとします。政治家や公務員への色々の想いもありますが政治心理学からみると、この政界や官僚に対する不信感を、どう処理すべきなのでしょうか?この複雑な心理について思索してみます。<感情転移と真実の相関図>という理論があります。国民は永田町の動きを直接把握出来る立場にありませんし政治学者ですら混乱しているくらいですから、まして正しい報道をすべきNHK、朝日新聞等の一流誌ですら報道のポイントに柱がありません。日本中が混乱しているのは<真実とは何か、今、何が大事かをきめる日本のアイデンティティーが統合されていないからです。真実とは何でしょう?地上の平和を確立する国際政治での方向を勇気をもつて動き出し平和憲法を外交で駆使しながらテロリストと会話し、テロリストの居ない地上を創造するアイデンティティーを目指して動きたいものです。政治心理学の基本原理は国民のストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)を幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)に移行することです。国民のストレス曲線を大事にする政党、政府、かつ、国民の考え方が、これこれ、このように違うよ、と堂々と命をかけて主張する政治家の出現を期待すると、案外,見直に、そのような政治家がいるかもしれません。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月11日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
過日、驚くべきテレビを見てしまいました。それは結婚式に相手の方の式への参加者が多く、こちらがあまりにも少ないので関係のない人々を駆り集め嘘の<親戚、友人、会社の上司>のふりをしたダミーが式に参加しているテレビでした。結婚生活が始まり、実はあれは全く関係のないダミーだった、と嘘がばれたら、どういう雰囲気になるのでしょう?恐ろしい時代がきたものだ、と本当に哀しくショックを受けました。真実を大事にしたいものです。少なくたつていいではありませんか!虚飾の愛は人生を破壊します。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月10日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
癌の告知を受容する人、しない人、それぞれの人生ですが、心理療法の立場からコメントすると真実を受容しない事例は嘘の上塗りのような虚しい心理療法になつていきます。心理療法家の方が段々とノイローゼ気味になります。<真実、現実>を受容する(賛成する、肯定する、という意味ではありません)、一旦、現実、真実をあるがままに認める、ということですが、それが中々スムーズにいかないのが生身の人間の実情です。この真実を見つめる場合でも感情の転移という現象が起きてしまい真実を見つめる困難がいつも身辺にあります。現実、真実を見つめることから哀しくても本当の幸福感をしみじみと感じられ、その上で、厳しい人生に立ち向かうことで悔いのない人生が生まれてきます。しばらくこの感情転移と真実の相関関係について思索します。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月09日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人類が誕生して以来、常に興味の対象になつてきたのが、自分が死んだあと、どうなるか?でした。考古学、歴史学、宗教、神話、民話全てこの死後の世界、自分が死んだらどうなるか、の解決に向かって議論百出です。多分、死んでみないと分からない世界、つまり不可知論なのですが、それでも気になる問題です。そこで生まれたのが<信じて見えてくるもの、見えなくなるもの>という心理学的な研究でした。愛の世界のように見えない世界もあります。信じて見えてくるものの代表は何といつても神仏の愛でしょう。祖先伝来の菩提寺のお坊様の話を聞くのもよし、自分で信じるに値する信仰をもとめるのもよし、とにかく自分の死後の世界、魂のゆくえを研究することが自分を愛する一番必要な研究課題でしょう。突然死の場合に自分が本当に死んだのかどうかわからないという映画(シックスセンス)も考えさせられます。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月08日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
政治の話で恐縮ですが、どの政党であれ政治家への献金問題にはうんざりですが、さて少々気になりだしたのが聖域と言われた検察や警察の在り方です。特に検察の在り方全体について、そろそろ真面目に国民は考えたほうがよさそうです。いまでこそ秘密警察、憲兵、密告の恐怖は現代日本社会ではあまり問題になつていませんが、戦前の体験は今でも恐怖の思い出があります。誤認逮捕、無罪なのに長い間、牢獄にいる人、そろそろ日本の検察、警察の在り方に国民は関心を向けるべきでしょう。何回も警察に依頼しているのに無視されて挙句の果てに殺戮されたり犯罪に巻き込まれた事例は身近にも沢山あります。自分に限り大丈夫だ、と思っていたら危険です。検察・警察の経過を自分の問題として真面目に考える時がきたようです。検察の在り方を信頼しすぎることは非常に危険です。きちんと国民は勇気をもって監視しましょう。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月07日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
小学、中学の同窓会が,卒業以来、何十年後開かれ、懐かしい同級生、後輩、先輩に会いますと、当時の色々の思い出が飛び出します。特に中学生の頃は、少々色気のある話も図々しく飛び出し、内心、なんだ、あの子も私が好きだったんだ、と言葉にだしたり、無言ですが、全員通じあうらしく大笑いしています。現在の自分の心を明るくする事例、逆に聞かないほうがよかつたという事例、色々です。自分の成育史上の出来ごとは解釈いかんで、これからの人生での決断を支配していますので解釈は常に自分を幸福曲線におしやる解釈をしたいものです。自分を暗くしたり自信を喪失させたりする解釈は正しく自分を愛するとは言えません。厳しい人生を明るく爽やかに元気で生き抜かないと早死にすます。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月06日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
赤ちゃんの頃を覚えている人はいません。誰にでもある兄弟喧嘩ですが、6才年上の姉から私は昔、橋の下に捨てられていたのを母が拾い育ててくれたのよ、と意地悪された思い出があり、幼稚園時代、ずいぶんと悩んだものです。後で直ぐ分る情報ならいいのですが、大学病院時代驚いたのですが、その誤った情報を大脳にしつかりと記憶したままの大人が沢山いるという事実です。変な思い出だなあ、と思い確認したくても親戚もいない事例が沢山あります。ですから自分の過去の、特に幼少時代の思い出はあまり信用しないようにしましょう。とにかく現在の自分にとつて都合の悪い嫌な思い出の取り扱い方法ですが、過去の思い出がストレス曲線になつている事例については全て宝物だと解釈しましょう。貴重な体験をしたと思い、二度とそのような嫌な体験をしない為にはどうこれから生きたらいいのか、解釈をどう変えたら幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)になるか、その解釈を変えることしか方法はありません。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月05日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
心理療法で出会う人の中に、どうしてこんなにも自分を虐めるんだろうと胸が痛くなることがあります。自分を否定し、能力があるのに気付かない、すでに優しいことを沢山しているのに自分は駄目な冷たい人間だと悩むのです。どうして気付かないのでしょう。暫く正しい自己愛について思索します。自分を虐める理由の大半は感情転移ですので、自分の成育史を正しく解釈する方法について勉強します。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月04日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
感情転移は人間の本能に近い精神現象ですので、人間にはそのような精神作用がある、という事実を受け入れ、それを上手に応用して生きていくと楽になります。どんなに修行を積んだお坊様でも感情転移はしばしばあり、aさんにむけるべき感情をbさんに向けてしまい、bさんを哀しめた、などという現象は日常茶飯事です。ドンキホーテのような極端なものは困りますが、さしたることではない場合、例えば<あ、自分は今、感情転移をしているな>と気付いたら、相手に素直にその気持ちを正直に伝達することで親友を得る事例が多いのです。美しい感情転移もあります。薔薇の美しい香り、その優しさを友達に感情転移したら、されたほうは幸せになります。真善美からくる素晴らしい感情を臨機応変に使いこなすと、その人は素敵に輝いてきます。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月03日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人はしばしば色眼鏡でものをみることを深く戒めあいます。これは良いアドヴァイスですが、生身の人間はこの精神作用をそう簡単に管理出来ません。真実を見抜けばいいのですが、その真実とは何だろう、という疑問もありますし真実の解釈をめぐり、また、色々問題もあります。極端な偏見や独断は自分と人を不幸にしますが、案外、人の心をその人の成育史に合わせて安定させる為の精神作用かもしれません。交通事故、傷害事件等の不幸な事件を体験した人がまともに見つめたら精神障害を起こす場合もあり、そのような場合あまりにも哀しい真実を見つめると心を病んでしまいます。神様はその為に心の防衛機制という精神作用を人に与え心のバランスを健康にさせています。感情転移という作用が人間にある、という法則を意識し知覚さえしていればあとは、それぞれの人がこの法則を上手に応用して心の安定を図る事が出来ます。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月02日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
感情転移現象は悪い事ばかりではありません。<あばたもえくぼ現象>は良いこともあります。研究室でアルバイトで働いていた美しい娘が、ある日、私にむかい、ニコニコして、素敵な恋人が出来たので一度会ってみていただけますか?と真剣に言うのでお会いして驚きました。私には何とも言えない恐ろしい男性でした。しかし彼女は幸せそうにうっとりして、ね、素敵でしょう、と私の耳元で囁きました。無言でいる私をみて後で、私と同じ感動を感じておれれたのですね、と言うのです。その後、彼女は幸せな家庭を創り沢山の子供に恵まれました。感情転移がどう働くか神秘的なところもあるようです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月01日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
心の病を治療したり、相談に乗るセラピストまたは精神科医が不幸だと、患者さんは悲劇です。また学校の先生や上司、両親、裁判官が不幸でも困ります。このように人を幸せにしようと決意したら人間の最初の勉強は先ず自分が幸福感を感じるように努力していく必要があります。<幸福の条件>と<幸福感>が違う事を最初に学ぶ必要があります。幸福の条件とは財産、健康、学歴、社会的地位のこと、幸福感は例え難しい難病だとしても考え方いかんで幸福感を感じる事が出来るように、森羅万象の解釈を変えて、幸福感を感じるようにする事です。治療に当たる人がこの違いを知らないと患者さんをどんどん不幸にしていきます。<幸福の条件>は希望通りにいかなくても<幸福感>は解釈を変えることで<幸福感を感じる>事が出来ます。案外<感情転移現象>がある為にあなたを愛してくれている人に気づかない場合があります。父親への憎しみを誠実な恋人に感情転移させないように気をつけましょう。
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