生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年06月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
よくある事例ですが、親子四人家族、或時まで本当に幸せな家庭でしたが下の娘が大学を卒業した頃から何となく破壊していきます。父親はリストラ、末娘は神経症、母も乱れ乱れた感じ、大企業に就職した長女だけが明るく元気に生き抜いていました。数年このような暗い日々が過ぎていたのですが、大黒柱だった長女は何を思ったか修道院に入り終生誓願の厳しい道を選びました。大黒柱を失った家族は数カ月ののち、父親は居直り、母も居直り、末娘も居直り、今は全員で元気になりました。心理療法の原理では<アイデンティティーの統合に成功した事例>と言います。考え方を変えて成功した事例ですが、人間、退路を断ち自殺する人、居直って逞しくなる人さまざまです。
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