生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

エリクソン

2010年09月27日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
もしエリクソンという学者が居なければ私は仕事で大失敗したことでしょう。この学者のお陰で私が救われたばかりでなく大勢の患者さんも救われました。世の中には本当に素晴らしい人が存在しているものです。この学者が人々に生き甲斐を与えた事は間違いのない事実ですが、その中でも<希望力、人への基本的信頼感、不信感の関係式>を明確に教えてくれた事でしょう。赤ちゃん時代の生活環境の重要性も教えてくれましたし、仮に理想的な環境でなかったとしても、後日、その成育史を意識化し、何が問題かを意識化すれば、必ず解決する道筋も教えてくれました。人生で幸福になるには、最初に、どうしても<私とあなた>の関係の中で相手を信頼する力が大事です。さらには愛する相手に希望を託する勇気も必要です。この最初で最後の重要な人間関係での基本、希望力、信頼を持たぬ限り、人は幸福になるチャンスがつかめません。:<悩みの扱い方:344-3>:

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