生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

恥辱と疑惑感の原型

2012年02月28日 | 第11章:これからの勉強の方向は?
私が不勉強なのでそうなったのですが、それにしてもあの高校時代の先生は生涯忘れません。毎回、私を育てるつもりなのでしょうが今から考えると彼のストレスの発散の対象にされていたようです。毎時間、私を集中して質問し答えられない私を弄くりまわしていました。或日、時間の無駄だから他の生徒に質問せよと怒鳴った事があります。教員室に呼ばれて説教されましたが、その説教の仕方に校長が逆にその先生を怒鳴りだし慌てた事があります。その先生がもうすこし玉虫色を意識していたら私の心はこれほど恨みつらみの思い出にはならなかったのかもしれません。私が勉強している必要があるのですがこの年になっても、あの時の先生が忘れられないのは悲劇です。しかしこの恥辱感と疑惑感の病理はその後の患者さんの辛さをしみじみ共感し受容できた事を考えると改めてその先生に感謝したくなりますが心の傷は生涯消えません。解釈は変えられても傷は傷です。:<玉虫色:448-2>:

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-02-29 05:43:50
長年、このブログを拝見させて頂き、感情の処理の仕方、考え方など多くを学ばせて頂きました。
幼少の頃から、父親にネガティブな言葉で傷つけられ、自分は生きてる価値のない人間なのだ!と思ってました。
50歳で離婚という辛い経験をして、それから自分探しを始めました。 このブログを毎日読みながら、自分なりに勉強しましたが、1番の収穫は私は生きてる価値のある人間なのだ!と自覚できた事です。
父親のおかげで、同じ立場の人への共感や励ましが出来るようになりましたから、感謝ですが、傷は傷として残ってますから、ブログの最後の文章に共感できました。
毎日、更新されるのを楽しみにしています。
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Unknown (生き甲斐の心理学)
2012-03-01 16:38:03
unknownさん、コメントを有難うございます。数え切れない傷を所持しながら人類は生き延びてきましたが、互いにこれからも逞しく生き抜いていきましょう。素敵な事も沢山あるこの人生ですから!
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