異常行動といいましても色々ありますが、ここでは「意に反する行動をしてしまう自分」を見つめて見ましょう。昔、ロンドンとウイーンで在留邦人の自殺防止活動をしていました。年に一度、程度ですが、しかるべき人を支援するという形で面談するのですが、病院のように治療の部屋だけの面談でなく、某団体と行動を共にする、という活動もありました。辛い現実に触れる度に実力を越えた関わり方をしてしまう自分が大嫌いになります。つまり自己資金を出してまで何故、支援活動をする必要があるのか、と悩むわけです。自分の大事なお金を使用してまでの支援活動は異常ですが、その事に気づかない時期があったわけです。大義の為、信念の為、正義の為、愛の為等の理由で、意に反する異常行動が自分を破壊していきました。しかし今から思えば、これも人生体験であった、と言い訳しています。
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