<わたしとあなた>の関係性で語ります。私は若い頃、沈黙が苦手でした。どちらかと言うと、今でも、長い沈黙は苦手です。<明るい沈黙>と<暗い沈黙>があります。暗い沈黙は自分を疑い深く、陰険な人間にします。明るい沈黙は、希望と愛と勇気ある人間にします。この二つのパターンにする契機は、相手が好意を持っている事が確信出来ていれば、ひたすらに明るい沈黙を保持出来ますが、信用されていない、愛されていない、好意をもたれていない、と、こちらが勝手に推測した場合に、ひたすら暗い沈黙が続きます。不幸な時間です。この推測が正しくても間違っていても、私の心が平安感に満たされていると、どんな場合も泰然自若として、大きな心で時間を過ごす事が出来ますが、何か不安な問題を抱えていると、疑い深い推測をしてしまいます。不思議な人間の心理です。平安感を保持する努力が<わたしとあなた>をいつも幸せにするコツのようです。:
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