39才で某企業を退職し自分の会社を設立した時の不安感は大変なものでした。今は安定しているのでこんな思い出を平気で書く事が出来るのでしょう。しかも海外の事務所の責任者の時でしたが、将来性のある事業を胸に独立したわけではなく或事業計画に賛同してもらえない悔しさから辞表をたたきつけた退職でした。第1次石油ショックの頃です。この時の不安感は自殺は考えませんでしたが髪の毛がどんどん抜けてきましたから相当大きなものだったのでしょう。この不安感は大学病院で兼務で働いている不安感とは規模が違います。しかしこの体験は私を大きく成長させてくれました。患者さんの不安感への理解度が違いました。貴重な体験でした。以来、患者さんへの対応は相当進歩することとなります。
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