ふと目からウロコと言う場面に遭遇します。いつも同じものを見て生活しているのですが、ウロコがポロリと落ちると、いつも見ている風景が別な美しいものに見えてくるのです。今日もイギリスパンを買いにいつもの坂道を歩いていました。金剛流の「雪」をイヤホーンで聴きながら歩いていますとわんわんと子犬の鳴き声が聞こえてきました。立ち止まり辺を見渡すと飼い主がいませんが首輪に繋がる長い紐がつながれている木の周囲をぐるぐる回る内に、段々と短くなり自分の首を占めたので苦しくなり泣いていたのです。助けている内に飼い主が飛んできて何をするのですかと犬泥棒だと勘違いして私をどなりました。事情を話すと恐縮していましたが、この出来事で私は或事が解決したのです。自分で自分を縛り付け挙句の果てに自己嫌悪になつていた或思索が見事に解決しました。子犬と飼い主に感謝です。
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