生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年05月16日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
心理療法の世界では幸福という言葉に触れた時、必ず二つに分類して考えてもらいます。幸福の条件と幸福感の二つです。幸福の条件とは結婚の相手は美人、金持ち、年齢などの条件提示、幸福感とは金持ちでも貧しくても病気でも、とにかく感情的に幸福を感じる事例をいいます。この二つは心理療法の場合は必ずきちんと分類して意識化させないと成功しません。まして健全な理想とか病的な理想という領域で治療目標を立てる場合はこの二つを厳重に分析していく必要があります。何が健全か、病理かという基準は患者さんが身体症状にでるような理想の追求の仕方を病的、と判断します。自分を身体症状が出るまで追い込む事に病理を感じるからです。理想を追う活動はあくまでも幸福感を感じる範囲が大事です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする