生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年05月22日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
カウンセラーの中にも人間嫌いがいます。お医者さんにもいます。「人間が嫌い」ですと、どうしても心理療法は成功しません。嫌いなものは嫌いなので人間を好きになるには相当修行する必要があります。どんな修行が必要かといいますと、他の人間のことは諦めて、先ずは自分が大好きになる修行をするのです。自分が嫌いだと他者を好きになることは不可能に近い話です。自分のどこが嫌いかを言葉にしていきます。次は自分の美しいところ、良い所、得意なところを相当無理をして探していきます。生育史上の劣等感、挫折感、疑惑、罪悪感、混乱感、孤独感を思い出していく事がコツなのですが、多分、殆ど触れたくない思い出が人間嫌いの原因なので嫌な思い出の解釈を変えない限り無理です。解釈を変える意味はこれからの人生を楽しく生きていくために、生き甲斐を得る為に、悔いのない人生を送る為に、強くて逞しい人間になる必要があります。強い人間になる為の試練だ、と解釈すると、過去の嫌な思い出は貴重な体験だったことが分かります。
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