生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年07月16日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?

治療で一番難しいのが、患者さんの思い込みの修正です。思い込みは信念でもあるし、個人の自由意思の領域でもあるので、下手をすると人権侵害ともなりかねません。しかし、どう洞察してもこの患者さんの<この思い込み>を変更しないかぎり、つまり考え方を変えない限り、この苦しい心のストレスは多分、永久に解決出来ないだろうとセラピストとして確信した場合、侵害を承知で患者さんと対決する事があります。選択肢をキチンと説明しながら、後は、患者さんに任せます。その前に、こちらを選べば多分、こうなるでしょう、あちらを選べば恐らくこうなるでしょうが、それは中々難しい、というような事をいったら、患者さんは益々混乱していくので、毅然として言い放つ場合もあるのです。この問題について暫く思索します。

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