人は魂を所持しています。オカルト的なものではなく神学的な魂の話です。魂は愛そのもの、永遠不変なもの、病むこともなく老いることもない、臨終とともに身体から離脱していく知的生命体、と定義されています。比較宗教学では魂について色々の定義がありますが私はこの定義を大切にしつつ心理療法にあたります。人間の自由意思においてなされる色々の行為、営みがこの愛の範疇を外れると、何故か人間の心と身体に病理現象が発症してきます。身体症状にまでなつてきた場合に、その原因を洞察すると、その人が日常に感じている不安感には魂の叫び、魂からのシグナルを見てとれます。魂が色々シグナルをだしていますのでそのシグナルを感じ取り修正していくと身体症状が消滅していくのです。心因性の病理は人間の魂(愛)と深い関連を持っていますので愛の孤独感を感じた時は自分の魂に向かって
この寂しさを満たして下さいと祈ると必ず何かを感じます。自分の愛である魂を信じると平安感が見えてきます。自分への裏切りの最大の姿は自分が所持している魂を信じないこと、これは自分を裏切ることにつながります。
この寂しさを満たして下さいと祈ると必ず何かを感じます。自分の愛である魂を信じると平安感が見えてきます。自分への裏切りの最大の姿は自分が所持している魂を信じないこと、これは自分を裏切ることにつながります。