生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2020年07月26日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
同じひとつの感情の中に留まっているとノイローゼになりやすいようです。このように何かの感情にのみ固執していると幸福感を感じる可能性が激減しますし益々身体症状が悪くなります。それに比べ、固執状態を放棄し、明るい別な感情を求めていると自然の摂理上、心が緩んできて、自然治癒力が働きだします。その自然治癒力は最高の妙薬です。自分を一度、すっかり自然の摂理に委ねる訓練をすると、自分の固執しているもの(思考、感情、行動)と身体症状の関連が見えてきます。どんな感情に固執していたかが見えてくると心が何となく自由になります。日常生活で10分でいいので自分の心の固執を解放させ大自然の摂理に自分をゆだねる時間を創造すると、相応しい知恵と勇気と元気が泉のように湧きだします。この小さな努力が自律神経を和らげ、それなりの環境で生き甲斐を意識させてくれ、免疫力を高め、元気を与えてくれます。ひとつの感情への固執は非常に危険なものです。健康な感情とはどんな状態か、といいますと、いつも右に左にと激流のように流れているようです。錯乱ではなく、幸せな気分のうちに、車窓の風景が変わるような、しかし、旅の喜びを感じているような。憎しみに固執していたり、恨み哀しみに閉じこもると、人はたちまち生きる喜びが半減していくようです。
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