生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2020年07月28日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
欧米の大学では今でも<見神欲:ケンシンヨク:desiderium>を教えているところもあります。食欲、性欲、見神欲は人間に与えられた3つの本能です。見神欲は誰もが持つ宗教心のことですが、日本の現代人は、この本能のことを知りません。私が勤務していた某国立の大学病院でも、この見神欲が原因で大勢の人々が入院してきますが<日常の欲求不満>がこの見神欲が満たされないことによる精神疾患だと説明してもけげんな顔をしています。無意識の心の奥底で渇望している神仏への憧れを無視すると人は心を病んでいきます。大自然の中に潜むサムシンググレートを大切にすると心が穏やかに成長します。科学万能などという人は余程勉強していない人々です。科学を勉強している人ほど伝統的な宗教を研究しだしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする