生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2016年11月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
信じられないような美しい感情と信じられないような汚い感情を体験した話です。結論を先に
言いますと、この世には「美しい愛を信じると汚い感情が見えなくなる」原理が確実に存在している、というお話です。さて、少年の頃、特に悪ガキの頃は、戦争という時代のせいもありますが、とくかくお腹がすいていました。戦争真っ最中の頃で、しばしば自分の家の庭の桃ノ木の実がなくなると、数名の仲間と近所の家の果実の木から失敬しては、怒鳴られた記憶があります。恥ずかしい話です。昭和19年ころの話で、小学2年生頃は、本当に酷いものでした。罪悪感だらけで、このころの記憶の罪悪感は生涯で一番低俗な感情です。この罪悪感の塊のような思い出が後年、心理療法の勉強と仕事に非常に役立ち、お育ちの良いイギリスの貴族子弟の学友とビールを飲みながらの人生談義では、会話の中心でした。お育ちの良い貴族の息子やお嬢様には面白い話に響いていたのでしょうし、敵国の日本での戦争中の話でしたので、興味津々だったのでしょう。私は高校時代に、人生が虚しくなりローマンカトリツクの洗礼を受けたのですが、大学、社会人になるにしたがい、愛を信じると見えてくるもの、愛を信じることで、逆に見えなくなる「低俗な感情」と呼ばれているある種の感情の存在に気づきます。神話の世界、美しい愛の物語の世界の何とも言えない美しすぎる感情の存在にも気づきます。生身の人間世界にはありえない美しい感情、そんな感情が現実にあることをイギリスの貴族のお嬢さんに見たことがあります。こうして人生の経験を蓄積していくうちに、人間の光と影、表と裏、建前と本音、理想と現実を体験していきます。この光と影をまとめて受け入れる必要を感じたのは、心理療法の現場での、職業上の必要からでした。このような仕事でなければ、光を愛し、陰を嫌悪していきるのも人生ですが、心理療法でこの光と陰への感情処理がキチンとできませんと、職場で首になりますので、首にならぬよう必死で修行しました。そうするうちに生身の人間の光と陰が好きになりだします。世界の宗教界での許しの理論、愛の理論、神話の世界での愛と許しの神話物語、こうして段々と生身の人間の中に神仏の慈悲、愛、を感じだしますと、人間はなんと素敵な生き物よ、人間である自分が大好きになりました。
「自分は何処へ旅しているのだろうか?:幸福な日々の為の自問自答」


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皆様のワンクリック支援が私に良い知恵と皆様に役立つ文章を書かせてくれます。「人間の日々の不安感は幸福へのシグナル」、何故、そう言えるか、この視点から私のブログで思索し勉強していただくと、原理原則が見えてきて自分流の哲学が誕生してきます。



(1)「2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について」:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用して書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは私のカトリツク信徒としての信仰の発露として書いています。色々の考え方、宗教の違い、文化の違いに関係なく、とにかく人々が元気に明るく爽やかに、悔いのない人生を生き抜く為のブログですので、大いに勉強に役立てて下さい。



(2)「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:
自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(*1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(*2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(*3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(*4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(*5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(*6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(*7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(*8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)

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